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25mプールにシュモクザメ?大人もどこか懐かしさを感じる「むろと廃校水族館」をご紹介

       

この情報は2021年1月28日時点の情報となります。

高知県への旅行を決めたあなたはどんな観光スポットを訪れるだろうか?

インターネットで観光スポットを検索してみると実に多くの観光地やデートスポットがヒットすることだろう。

高知県の観光スポットの中でもおすすめしたいのが今話題の「むろと廃校水族館」である。

一見して興味の湧くこのユニークな名前の水族館はどんな水族館なのだろうか。

むろと廃校水族館の魅力をたっぷりと紹介する。

家族連れやカップルのデートにおすすめ!むろと廃校水族館とは

まず、目に付くのは「むろと廃校水族館」の「廃校」部分だろう。

実は、この水族館は高知県室戸市室戸岬町にあった旧椎名小学校をリノベーションし、水族館へと生まれ変わった観光スポットなのだ。

学校を彷彿とさせる屋外プールや机、椅子などはそのままに「みんなが通える学校」というコンセプトのもと2018年4月にオープンした。

水族館という場所にも関わらず、どこか懐かしさを感じるスポットである。

訪れた多くの人が「展示方法が素敵」「デートに最適」「大人から子供まで楽しめる」といったような感想を抱いており、最近ではSNS映えすることでも人気のスポットだ。

また、ベビールームが備え付けられているため小さなお子さんがいるお母さんに安心して利用できるよう配慮されているのも嬉しい。

アクセスしにくい立地ではあるものの、口コミやSNSで話題となり大人気の水族館となっている。

 

最近では、プラスチックなどの海洋ゴミを展示するという驚きの企画も行われた。

海洋汚染が世界的に問題視される中、むろと廃校水族館では少しでも興味を持ってもらおうと始めた企画だ。

室戸岬沖で回収されたゴミやカメや魚の胃の中から見つかったものを展示することで海の現実を知ることができると話題。

ただ海の生物を見るということだけでなく、環境問題について考えられる子供の教育にも適した観光スポットとなっている。

 

プールにシュモクザメ?むろと廃校水族館の見所をご紹介

学校の校舎を活かしたユニークな水族館には、驚きの展示方法や懐かしさを覚える教室などをそのままに楽しめる「むろと廃校水族館」の見所を紹介する。

25mプールにシュモクザメ

25mプール_シュモクザメ

学校の25mプールといえば誰もが懐かしさを覚えるだろう。初夏の体育の時間に利用したあのプールである。

この25mプールを利用した屋外大水槽の中には、なんと通称ハンマーヘッドシャークと呼ばれるシュモクザメが展示されているというから驚きだ。

プールにシュモクザメがいると思うと、ゾクゾクしてくる…。

シュモクザメの他にサバやウミガメ、シイラも飼育されている。

天候が雨の日はシュモクザメのいる屋外大水槽の鑑賞の際に、黄色い貸し出し用の傘が用意されているので、雨の日でも安心して鑑賞可能。

「むろと廃校水族館」の外せないおすすめスポットだ。

 

懐かしさを覚える学校という場所

むろと廃校水族館

元学校という特徴を活かした魚の展示が珍しくもどこか懐かしく感じさせてくれる。

廊下には長い水槽や教室はもちろん、理科室の試験管にはタツノオトシゴが飼育されるなど、飽きることなく楽しむことができる。

手洗い場をリノベーションしたタッチプールと呼ばれる水槽では、ヒトデやナマコを実際に触ることができるのだが、普段触る機会の少ない海洋生物を触ることができるので、子供達も大興奮だ。

水面から出さないというルールがあるので注意してほしい。

跳び箱をリノベーションした水槽には金魚が泳いでいたり、休憩所と称した教室では机や椅子がそのままに利用できる。

大人から子供まで楽しめるように工夫がなされているのは家族連れには嬉しいポイントといえるだろう。

 

多種多様な魚を鑑賞することができる

むろと廃校水族館

むろと廃校水族館では50種類1,000匹以上の魚が飼育されている。

室戸海洋深層水を汲み上げた際に入り込んだ深海魚がおり、世界最大の4mを超えるタカアシガニや、じっとした姿がかわいいと人気のユメカサゴなど珍しい個体も鑑賞できる。

また、水族館は地元漁師の定置網漁でかかった魚や実際に職員が釣った魚なども多く、地元に貢献したいと思う人たちの思いやりで成り立っている。

そのためサバやカワハギなど馴染みのある魚たちも多い。

子供と魚の名前の当て合いっこをしてもとても面白いだろう。

 

むろと廃校水族館の名物?「さばくじ」とは

サバくじ_4等

こちらの水族館で名物となっている「さばくじ」をご存知だろうか?

「さばくじ」は、料金は1回1,000円ではずれくじはなし、特等から4等まで用意され必ずぬいぐるみが当たるというものだ。

人気のこちらのくじはSNSでも評判となり、このくじ目当てに訪れるというお客さんもいるほど。

特等は抱き枕のような大きさのぬいぐるみで喜びも大きく思い出にも一層深く残せる。

サバくじ_特等から4等

さばくじが出た次の年には「ぶりくじ」が登場し、その次の年には「シュモクジ」も発売された。

しっかりとハンマーの形を再現されているシュモクジは是非とも特等を狙いたい。

後ほど紹介する料亭「花月」にもキンメダイのぬいぐるみがついた「キンメくじ丼」なるものが登場し、室戸では密かに海洋生物のぬいぐるみブームがきている。

ぜひ、全種類のぬいぐるみを集めに室戸に足を運んでほしい。

 

むろと廃校水族館周辺のおすすめランチ「花月」

むろと廃校水族館周辺でおすすめのランチ「花月」について紹介する。

キンメ丼が食べられる「花月」

花月

料亭「花月」でご賞味いただきたいのが、「室戸キンメ丼」。

高級魚「金目鯛」が溢れんばかりに乗っている丼だ。

上記の写真をみてもらえるとわかるが、一番手前の1列目に厚切りの脂の乗ったキンメの刺身、2列目の左がカンパチ、右がハガツオの刺身という内訳だ。

これだけでも、大満足なはずだが、奥にはキンメの照り焼きまでどっさりと乗せられている。

写真を見るだけで、もうヨダレが止まらない、、、。

室戸に訪れたのに「室戸キンメ丼」を食べずに帰るのは、もったいない!

必ずおさえるべきランチだ!

詳細情報

【住所】〒781-7102 高知県室戸市室津2586
【電話番号】0887-22-0115
【営業時間】11:00~13:30、17:00~20:30
【定休日】 不定休(日曜の夜・祝日の夜は休み)

 

もっと詳しく知りたい方は、以下の記事を読んでみてほしい。

もっと知りたい方はこちら▶▶「ここは竜宮城か。キンメの刺身、しゃぶしゃぶ、煮付け、茶漬けの攻撃に撃沈すの巻」

 

むろと廃校水族館の詳細情報

むろと廃校水族館の所在地やアクセス・営業時間などを紹介するので、旅行の計画に役立ててほしい。

むろと廃校水族館の所在地・アクセス

所在地

【住所】〒781-7101 高知県室戸市室戸岬町533-2

【電話番号】0887-22-0815

 

アクセス

・大阪から高速バスで6時間(なんば発 徳島バス室戸行き)

・高知龍馬空港から車で1時間40分

・東部交通バス・安芸甲浦線「むろと廃校水族館前」バス停から徒歩1分 (「椎名学校前」から「むろと廃校水族館前」に変更)

・高知市内から車で約2時間 駐車場 無料 30台 バス2台利用可能

 

むろと廃校水族館の料金

料金

【高校生以上】600円
【小中学生】300円
【未就学児】無料

学校行事などの団体用プランについては要確認だ。

 

むろと廃校水族館の営業時間

大型連休は混雑し、昼ごろになると道路が渋滞するため、混雑を避けたい場合は早朝もしくは夕方がおすすめだ。

また、写真撮影をしたいという人に注意点だが屋外大水槽は夕方は濁ってくるため、シュモクザメの撮影がしたい人は早朝がおすすめである。

むろと廃校水族館の営業時間は以下の通りだ。

営業時間

年中無休
【4月〜9月】9:00〜18:00
【10月〜3月】9:00〜17:00

 

まとめ

むろと廃校水族館についてまとめてきたが、どうだっただろうか?

今一度この記事についてまとめてみよう。

・高知県の廃校となった小学校を水族館としてリノベーションし、校舎や学校備品を用いたユニークな展示方法が話題に。

・学校の25mプールを水槽代わりにしてシュモクザメなどの展示。その展示方法が話題に。

・50種類1,000匹を超える魚を鑑賞することができる。ヒトデやナマコは実際に触れることができるタッチプールなどもある。

子供から大人、カップルまで様々な方に楽しんでもらえる「むろと廃校水族館」。

周辺には、絶品の「むろとキンメ丼」が食べられる料亭花月があるので、グルメな方もぜひ「むろと廃校水族館」で遊んでみてほしい。

室戸には他にも魅力的な観光スポットが多数存在しているので、室戸に、そして高知に足を運んでみてはいかがだろうか。