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【高知グルメPro】作り手の人柄がにじむ香り高いうどんがいただける「さぬきうどん将元」食いしんぼおじさんマッキー牧元の高知満腹日記
この情報は2020年9月25日時点の情報となります。
高知家の新しい家族をご紹介!人のあたたかさや、大自然が自慢の高知県。そこで暮らす人たちにフォーカスをあて、日々の生活や仕事について魅力を探る。
(写真左:株式会社 山下組・代表取締役社長 山下龍造、写真右:大久利 正太)
高知県最東端の町、東洋町。美しい海が広がるこの町に、建設業を主軸とし、地域のために飲食業や農業を営む、地元密着型の企業「株式会社 山下組」という会社がある。
今回は、神奈川県から移り住み、ここで働く大久利 正太さんに高知での暮らしを聞いてみた。
大久利さんは、2020年5月に高知での生活をスタートさせた。東洋町で暮らしながら、ポンカンと自家焙煎コーヒーのお店「citrus&coffeecafe ki-iro(キイロ)」の運営や、SNSを活用した広報のほか、自社製品の販路拡大のための企画などに携わっている。
「citrus&coffeecafe ki-iro(キイロ)」は、地元で栽培された柑橘「ポンカン」を使った、ジュースやフローズン、焼き菓子を扱うカフェだ。
温暖な気候で栽培される「ポンカン」は、東洋町の特産物。
しかし、高齢化と農業人口の現象によりこれからを担うポンカン農家が少なくなっていた。株式会社 山下組は、ポンカンを守っていくため2016年に「フクチャンFARM」を設立。ポンカン農家の確保や育成、耕作放棄園の復興を目的に、栽培から加工品の製造販売までを手掛けている。
今年6月にはカフェをオープンさせ、地域の特産品であるポンカンを中心に商品開発を行っている。
大久利さんは神奈川県藤沢市の出身で、以前は人材紹介会社で働いていた。
そんな中、高知で暮らすきっかけとなったのは、山下社長との出会い。
人材紹介会社では、自分がやりたいことができているのか自問自答することがあり、今後の自分について迷っていたそうだ。
ある時、前職の同期で高知県出身の友人の誘いから高知県を訪れる機会があった。
それから農業の手伝いをしたりしながら、たくさんの人と出会う中で山下社長と出会い、山下社長の東洋町に対する熱い想いや今後のビジョンを聞き、高知での自分の働き方が具体的にイメージできたと語る。
実際に高知での生活をスタートさせると、買い物や移動に車の必要性を感じたり、聞きなれない土佐弁に困ったりと、思い描いていた生活にギャップを感じることがあった。しかし親身になって話を聞いてくれたり、悩んだり迷ったりしたとき、背中を教えてくれたりと協力してくれる周りの方にとても助けられた。
人と人との繋がりが濃く、ついついおせっかいやきな高知ならではのエピソードである。
ちなみに、都会の時と住まいの環境にも大きな違いが。
現在一人住まいという大久利さんのお家は、なんと5DKの一軒家だというから驚きだ。
大久利さんは、高知の魅力の1つとして「食べものの美味しさ」をあげた。
初めて高知を訪れた際に、高知市内にある「かもん亭」というお店で「うるめいわしのバッテラ」を食べた時に、美味しさに感動!
魚だけではなく、野菜も美味しく、食材の良さを毎日感じているという。
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都会と比べると、東洋町での暮らしは1人ひとりの責任の範囲が広いと感じます。
だからこそ、自分がやりたい事を実現しやすいし、その結果が分かりやすいのは面白みの1つ。
自分の「想い」を大切にして、無理せずいろんなことにチャレンジしてみてください。
興味のある事や人や地域とのつながりなど点と点が繋がり、線となった瞬間が行動を起こすタイミングです。
株式会社 山下組
(フクチャンFARM/citrus&coffeecafe ki-iro)
住所:高知県安芸郡東洋町大字河内362-1
電話:0887-29-3277
citrus&coffeecafe ki-iro(キイロ)
https://kochike.jp//column/2781/
情報提供
文/さたけゆうや