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この情報は2018年1月10日時点の情報となります。
高知県といえば「カツオのタタキ」が有名だが、カツオ以外にも様々なタタキ料理が存在する。高知県民に愛される地元ならではの食べ方を紹介しよう!
まずはド定番から!
高知に訪れたならば、「カツオのタタキ」は絶対に外せない。
火で炙って厚く切ったカツオの上に、ニンニク、ネギなどの薬味を乗せてタレをかける。高知では藁を燃やした火で炙る「藁焼きタタキ」が定番で、香ばしい藁の香りと一緒に食べるカツオは地元ならではの味だ。
味付けは醤油タレや柑橘類をベースにしたポン酢など、店によって異なる。また火で炙ったカツオを熱いまま塩と薬味で食べる「カツオの塩タタキ」も人気が高いので、ぜひ食べていただきたい逸品だ。
続いては「ウツボのタタキ」。
その怖い見た目や、調理が面倒なことから食用としては避けられがちだったウツボだが、コラーゲンが豊富な肉質とその強い生命力から滋養強壮にも効果があるともいわれ、高知県須崎市ではウツボのぬめりを取るための「ウツボ専用洗濯機」があるほどポピュラーな食材だ。刺身はもちろん唐揚げや天ぷらなど、様々な調理法で食べられている。
カツオのタタキは表面を炙るが、「ウツボのタタキ」は中まで火を通す。堅い身が鶏肉のように柔らかく、かつ皮のコリコリした食感も楽しめるのだ。
カツオとはひと味違う美味しさが楽しめる「ブリのタタキ」。
ブリの表面を藁焼きすることで余分な脂を落とし、旨味をギュッと閉じ込める。高知で獲れた新鮮なブリの美味しさを最大限に引き出す食べ方だろう。
ナスの生産量が全国第1位の高知県では「ナス」もタタキになる。
切り目を入れて火を通したナスにミョウガ、大葉、玉ねぎ、青ネギなどの薬味をたっぷりと乗せ、ポン酢やめんつゆをかけて冷やし、味をしみこませる。さっぱりとしていて、家庭でも簡単に作れるのでオススメだ。
こちらは高知県四万十町の郷土料理「しいたけのタタキ」。
しいたけをスライスし、片栗粉や小麦粉をまぶして油で揚げ、薬味とタレをかける。肉厚のしいたけの旨味としっかりした歯ごたえを味わえる、一度食べたらやみつきになる食べ方だ。
高知の居酒屋には、他にも地鶏のタタキやゴリ(小さな川魚)のタタキなど、様々なタタキ料理が存在する。ミョウガやショウガなど薬味の生産量が多いことも理由の一つだろう。
高知の食材をより美味しくするタタキ料理。高知を訪れた際には、ぜひいろんなタタキを探して、お気に入りの逸品を見つけてもらいたい。