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【三山ひろしのさんさん歩】米農家さんの「苦労と真心」を体感!高知県土佐町「石原地区の体験農園」へ
この情報は2025年11月3日時点の情報となります。
心に響く温もりの声!ビタミンボイス♪ 紅白歌手の三山ひろしさんがふるさと高知県をゆる~くお散歩。今回は高知市南久保を散策する。
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今回は高知市南久保をお散歩する三山さんと川辺アナ。
この日二人が訪れたのは、高知市中心部から車で東へ約15分のところにある「手芸のコマドリ 卸団地店」。
ここは地域密着型の老舗手芸店で、手作りの楽しさを提案してくれる素敵なお店だ。

高知県民なら一度は見たことのある印象的な緑の看板が目印!

出迎えてくれたのは、手芸のコマドリ会長・宮内久夫さん、社長・辰一良さん、卸団地店 店長・香里さん。

昭和21年に会長・久夫さんの父である美雄さんがはりまや町に個人商店を開業。
その後、久夫さんが後を継ぎ、8年前に辰一良さんへバトンタッチ。親子3代にわたってお店を守り続けている。

社長・辰一良さんの奥様である卸団地店 店長・香里さんにお店を案内してもらう、三山さんと川辺アナ。
まずはお店に入ってすぐのところにある毛糸コーナーへ。

編み物といえば、中高年の趣味というイメージが強かったが、ここ近年で変わりつつある。
コロナ禍以降、SNSや推し活などの影響で、今では若者からの人気も高まっているようだ。
初心者でも比較的簡単に始められるため、毛糸を手にとってもらえる機会が多くなっている。

店内にはさまざまな手芸品が並び、見ているだけでも楽しめる。
人形やキーホルダー、バッグ、小物入れなど、魅力的な商品がたくさん並ぶ。

中でも最近のトレンドは、アウトドアコードを使った手芸品が注目を集めている。
アウトドアコードとは、ポリエステルなどでできた丈夫なロープ。
キャンプで使用するテントを張るためのロープとして使用されたり、パラシュートに使われたりするロープだ。
高い引張強度を持ち、太さ3mmのロープでも180kgの重さに耐えられる。

キーホルダーや、わんちゃんなどのペットをお散歩させるリードに活用できる。

用途に合わせたさまざまな種類のアウトドアコードがあり、カラーバリエーションも多彩なため、自分好みの作品を作れるぞ!

手作りの楽しさを提案する手芸のコマドリでは、手芸をはじめる“きっかけ”を作りたいと、店内でさまざまな体験教室を開催。
手編み、レザー、パッチワーク、洋裁など10種類以上の体験教室を通して、多くの方に手芸の魅力を発信し続けている。

三山さんにも手芸の楽しさを店内で体験して欲しいということで、今回は三山さん世代が子どもの頃に家庭科の授業で作った思い出があるであろう「ナップサック作り」に挑戦!作ったナップサックは、手芸のコマドリの会長・久夫さんへプレゼントするぞ。

まずは生地選びから!店長・香里さんに会長・久夫さんが好きな色をヒアリングする三山さん。

会長・久夫さんは、いつも紺や青のお洋服を好んで着ているという情報をゲット!生地は紺と青のチェック生地に決めた。

ここからは店内の手芸品サンプルのほとんどを作成しているという、手芸の達人・金子眞由美さんにレクチャーしてもらいながら、ミシンを使ってナップサック作りスタート!

いつもミシンを使用して手芸を楽しんでいる三山さんだが、愛用しているミシンとメーカーが異なるため少し苦戦中。

ミシンの操作方法に戸惑いながら、恐る恐る縫いはじめるが、なかなかうまくいかない。
しかし、時間が経つにつれ作業スピードがアップ!

手芸の達人・金子さんが褒めるほど短時間で上達した。ミシンの縫い上げるスピードをMAXに設定して最終仕上げに突入だ!

苦戦しながら生地をミシンでなんとか上手に縫った三山さん。
すると横から川辺アナがナップサックを奪い取る!
「ひもは私が通してもいいですか?」と笑顔で三山さんに交渉して最後の仕上げを行っていく。
いいとこ取りをされた三山さんは天を見上げるが、共同作業でいいものが作れるならと、仕上げは川辺アナにお任せした。

きれいに仕上がったナップサックを会長・久夫さんに手渡す三山さんと川辺アナ。
川辺アナ:会長の久夫さんにお渡ししたいものがあります!
三山さん:こちらのナップサックです!
会長・久夫さん:うわ〜すごい!背負ってみましょうか。このナップサックで会社へ出てきます!ありがとうございます。

会長・久夫さん:私、50数年この仕事に携わっていますが、ずっと思っている手作りの良さは「世界に1つしかない完全オリジナル作品」になることです。これが一番の楽しみであり、作る喜びです。三山さんと川辺アナの思いが十分に伝わってきました。

ロケ終了後に会長・久夫さんは、店長・香里さんに衝撃の告白をした。
「服もグリーン、靴もグリーン、実はグリーンが好きながよ」。
てっきり紺や青が好きだと思っていた店長・香里さんは「違うんですか!?」と大笑いし、和やかなムードでロケを終えた。
次回、手芸のコマドリへ訪れた際は、グリーンの手芸品を作ろう!と心に決めた三山さんと川辺アナであった。
今回のさんさん歩はここまで!次回の記事をお楽しみに。
手芸のコマドリ 卸団地店
住所:高知県高知市南久保9-6
電話:088-885-5885
情報提供/高知さんさんテレビ
文/さたけゆうや