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【三山ひろしのさんさん歩】外国人が大爆笑!ある男性が持つ三山さんと共通の特技とは?

この情報は2025年5月10日時点の情報となります。

    心に響く温もりの声!ビタミンボイス♪ 紅白歌手の三山ひろしさんがふるさと高知県をゆる~くお散歩。今回は高知市布師田を散策する。

    三山さんと共通の話題で盛り上がることのできる人物が登場!?

    今回は高知市布師田をお散歩する三山さんと川辺アナ。

    三山さんと共通の話題で盛り上がることのできる人物が、布師田ふれあい広場で待っているということで会いに行く。

    広場で待ってくれていたのは、横田宅右さん。

    普段は高知市はりまや町にある「BAR SLOW」でバーテンダーとして修行を積んでいる方だ。

    三山さんと川辺アナが横田さんとお会いするのは初めて。一体どんな方なのだろうか?

    実は三山さんと同じ特技を持つという横田さん。その特技を場所を変えて披露してもらうことに!

    向かった先は、地域のコミュニティ活動の拠点施設「布師田ふれあいセンター」。

    ここで一体何が見られるのだろうか?期待が膨らむ!

    扉を開けて部屋の中へ入ると、特別な舞台セットが!

    横田さんの特技とは、落語であった。

    なんと、横田さんは「楓家葉っぱ」の名で活動するアマチュア落語家。

    落語歴は7年で、地域のイベントや介護施設など7年間で約40回の公演を行なっている。

    ご存じない方もいるかもしれないが、実は三山さんも「三山家とさ春」の名で4年前に落語をスタート。

    共に落語家ということで、急に親近感が湧く三山さん!

    落語について色々と語り合いたい!とテンションが上がっているぞ。

     

    アマチュア落語家・楓家葉っぱさんが一席披露!

    特技が落語と分かったところでまずは一席。楓家葉っぱさんが古典落語の演目を披露。

    饒舌な喋りと役者になりきったような身振り手振り、そして表情で三山さんと川辺アナを笑わせた。

    18歳で海外留学を経験し、演劇との出会いがあったという横田さん。

    どっぷりと演劇にのめり込む中で、一人で何役も演じられる落語に興味を持った。

    そこから「楓家葉っぱ」としての落語家人生がスタート!

    芸名には、留学先のカナダの国旗のシンボルである「カエデ」を取り入れ、アマチュア落語家としての活動を地道に行っている。

    自身のYouTubeチャンネル「高知のアマチュア落語家・楓家葉っぱ」では、留学経験を活かして英語で喋る落語を披露。

    時代を切り開く、新しいスタイルでの落語が魅力の一つとなっている。

    落語家としての活動についてお話しを伺う三山さん…苦労話など、落語あるあるでトークが盛り上がった!

     

    龍馬学園グローバル校舎で英語落語を披露!

    YouTubeチャンネルで英語落語を披露している楓家葉っぱさんのために、三山さんと川辺アナは特別なステージを用意した。

    訪れたのは、去年開講した「龍馬学園グローバル校舎」。

    日本語や日本文化を学ぶため、世界各国から学生が集まる学校だ。

    そんな国際色豊かな学びの場を寄席にして、自慢の英語落語を楓家葉っぱさんに披露してもらう!

    まずは場を温めるために、三山さんが前座としてけん玉パフォーマンスを披露。

    玉をけん先に差し、指の上でけん玉が高速回転!見たことのないような技で客席を沸かせた。

    さて、ここからは楓家葉っぱさんの出番。

    温かい拍手で迎えられ、英語落語がスタート。

    美術館を訪れた女性:私、この絵見たことあるわ。ゴッホの絵よね?
    美術館の学芸員:そうです。これはゴッホの絵です。

    美術館を訪れた女性:この絵はシャガールね?
    美術館の学芸員:そうです。これはシャガールの絵です。

    美術館を訪れた女性:この絵もわかったわ!これはピカソね。
    美術館の学芸員:いいえ、これは鏡です…

    美術館でのやりとりをユーモラスに描いた落語を全て英語で披露、学生のみなさんは拍手をして笑ってくれた。

    調子が上がってきた楓家葉っぱさんは、もう一つ小ばなしを披露した。

    通行人:あなたここで何してるの?
    釣り人:釣りです。
    通行人:見ればわかる。でも、こんなところに魚はいないでしょ?
    釣り人:いや、釣れますよ。
    通行人:一体何が釣れるの?
    釣り人:それは秘密です。

    通行人:教えてよ・・・よしっ!バーでビールを奢るからさ、教えてよ。
    釣り人:いいですね!
    通行人:よし、行こう!

    通行人:すみません、ビールを2つちょうだい。どうぞ、飲んで!
    釣り人:すみませんね、いただきます。ゴクゴクゴク、プハァ!!おいしい〜
    通行人:じゃあ、釣りの話に戻ろう。
    釣り人:はい、私が釣りをしていた話をしましょう。

    通行人:どれくらい釣れたんだ?
    釣り人:はっはっは、あなたで7人目です。

    最後の一言で聞き手の期待を裏切る鮮やかなオチ。会場は大笑いで幕を閉じた!

    外国の方にも通じるユーモア溢れる英語落語は、とても楽しく、おもしろかったようだ。

    落語の魅力は「演じる楽しさ」にあると語る楓家葉っぱさん。

    今後は新作落語を自身でたくさん作り、高知から世界へ、たくさんの方に笑顔を届けたい!と意気込みを教えてくれた。

    落語歴が長い先輩へ向け、敬意を表し深々とお辞儀する三山さん。

    お互いに高みを目指し、日々落語が上手くなるよう頑張りましょう!と誓った1日であった。

    今回のさんさん歩はここまで!次回の記事をお楽しみに。

     

    龍馬学園グローバル校舎
    住所:高知県高知市小津町3-19
    電話:088-871-0066

    情報提供/高知さんさんテレビ
    文/さたけゆうや