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【高知グルメPro】地元民から愛されるイタリアン6選 食いしんぼおじさんマッキー牧元の高知満腹日記セレクション

この情報は2025年1月19日時点の情報となります。

立ち食いそばから割烹、フレンチ、エスニック。スイーツにうどん、居酒屋まで、年間600回外食をし、料理評論、紀行、雑誌寄稿、ラジオ、テレビ出演を超多忙にこなすフードジャーナリストのマッキー牧元さんが、高知の旨いお店や生産者さんをめぐって紹介する「高知満腹日記」。今回はその中から、高知県内のおすすめのイタリアンレストランを6軒を紹介します!

フードジャーナリストのマッキー牧元さんが、これまでに高知県内あちこちの飲食店二百数十店舗にお邪魔してきたなかで、高知県内にあるイタリアンレストラン6店舗を紹介します。

自然イタリア料理 da zero (佐川町)

高知県佐川町にある一軒家のイタリアンレストラン「da zero」。都会から移住したシェフ夫妻が営むこの店では、地元で育てられた無農薬野菜や新鮮な魚介をふんだんに使い、自然の恵みを感じる料理を提供しています。店名にも込められた“自然”というテーマは、料理だけでなく、窓の外に広がる田んぼの景色や心温まるおもてなしにも表れており、里山の空気を感じながら味わう一皿一皿が、訪れる人に特別な時間を届けてくれる場所です。

以下がフードジャーナリストのマッキー牧元さんのレビューです。

田んぼの真ん中の一軒家である。

ぽつねんと佇む一軒家は、イタリア料理店であった。

店名は、「da zero(ダ ゼロ)〜自然イタリア料理〜」という。

「いらっしゃいませ。おまちしておりました」

扉を開けると優しい笑顔をされたシェフご夫婦に出迎えられた。

窓からは、のどかな田園風景が望める。こんな光景を眺めながらの食事は、なんと心地いいのだろう。

グルッシーニが出され、そのあと運ばれた2月の一皿目は、カリフラワーだった。続きを読む

店舗情報

住所: 高知県高岡郡佐川町丙3051
定休日: 火曜・水曜

※完全予約制なのでご注意

野菜ソムリエの店 畑山ガーデン(吾川郡いの町)

高知県吾川郡いの町にある「野菜ソムリエの店 畑山ガーデン」は、里山の風景と庭園に囲まれた小さなピザ屋。日高村のフルーツトマトを使ったピザや季節限定の創作ピザなど、地元産の食材をふんだんに使った料理が評判です。庭を眺めながら味わう料理からは自然の恵みを感じられ、四季折々のメニューが楽しめます。創業以来、自然に寄り添った料理で多くの人を魅了する名店です。

以下がフードジャーナリストのマッキー牧元さんのレビューです。

緑の庭を背にして、赤いスープが置かれる。

ミネストローネにとって、これほどふさわしい場所はない。

もし、このスープに意志があったなら、みなこの店に住みたがるだろうな。

そんな自然な光景だった。

「ああ」

一口飲んで、ため息がでた。

トマト自体の自然な甘みが生きている。

その甘みの中で、ブロッコリー、ジャガイモ 、ズッキーニ、アスパラガス、ピーマン、人参、玉ねぎが、生き生きとしている。続きを読む

店舗情報

住所: 高知県吾川郡いの町波川98
定休日: 月曜

バッフォーネ(高知市)

高知市追手筋の「バッフォーネ」は、ジェノベーゼが名物のイタリアンレストラン。鮮やかなバジル香るパスタは、生産者とのつながりを感じさせる逸品です。店内は新しいながらも落ち着いた雰囲気で、長年の常連客も集う居心地の良さが魅力。前菜やローマ風ピッツァ、地元産食材を活かした料理も絶品で、料理ごとにワインやビールを合わせたくなる多彩なメニューが揃います。28年目の挑戦として高知の食材を活かした新しいパスタにも期待が膨らみます。

以下がフードジャーナリストのマッキー牧元さんのレビューです

そのパスタをひとくち食べて目を閉じると、あたり一面に生い茂ったバジルの畑の中にいた。

爽やかな香りが鼻孔を浄化し、清々しい気分を運んでくる。

ジェノベーゼが復活した。

高知市の中心エリアの追手筋に面した新ビルに、ジェノベーゼが名物だった「バッフォーネ」が移転したのである。続きを読む

店舗情報

住所: 高知市追手筋1丁目4-17 ビウェル追手筋1F
定休日: 水曜

IHARA (高知市)

高知市にある「IHARA」は、2022年にオープンした県内初のイノベーティブレストランで、注目を集めています。シェフの井原尚徳氏は、国内外の評価が高く、地元の食材を活かした自由な発想の料理で知られています。春を感じさせる「菜花のモンブラン」や高知特有の食材を用いた多彩なアミューズ、一皿ごとに驚きと楽しさを提供。地元の魅力を凝縮したメニューが、味覚と知的好奇心を満たしてくれる一軒です。

以下がフードジャーナリストのマッキー牧元さんのレビューです

だが2022年3月市内にオープンした「IHARA」は、高知県初のイノヴェーティブレストランとして注目を集めている。

シェフは井原尚徳氏。

ミシュランと並ぶ強い影響力を持つレストランガイド「Gault et Millau(ゴ・エ・ミヨ)」にて、以前勤めていた「ヴィラサントリーニ」のシェフとして、四国で初めて2020、2021と二年連続で選ばれた人である。

イタリアン出身の彼は、四国の中でも屈指の料理人と言えるだろう。続きを読む

店舗情報

住所: 高知県高知市はりまや町2丁目10−1 アルコビル B1F

pizza.s.sekine(高知市)

高知市南万々にある「pizza.s.sekine」は、2020年にオープンした本格ナポリピッツァの店です。「マルゲリータ」と「マリナーラ」といった王道のピッツァは、生地と具材のバランスが絶妙で、焼きたての香りとふっくらとしたコルニチョーネが楽しめます。ナチュラルワインも豊富で、昼からお酒を楽しむのもおすすめです

以下がフードジャーナリストのマッキー牧元さんのレビューです

燦々と照りつける太陽、青い空に海、おおらかな県民気質、豊かな野菜や果物と、高知はピッツァの生まれ故郷ナポリに近く、最もピッツァが似合う土地だと思っていた。

しかし残念ながら、いままでおいしいピッツァに出会っていない。

店に入れば、小麦粉の甘い香りが漂い、奥には耐火レンガで組み上げた窯があり、中では薪が燃えている。

いいぞ。

これこそナポリピッツァの光景ではないか。続きを読む

店舗情報

住所: 高知県高知市南万々41−1 1F
定休日: 日曜

オステリア ビベール(高知市)

高知市にある「オステリア ビベール」は、地元の食材を活かした洋食と地ビールが楽しめる隠れ家的なレストラン。前菜盛り合わせや「スイートコーンのペペロンチーノ」などのパスタが絶品で、昼下がりにのんびり過ごすのにぴったりです。ラテン語で「飲む」を意味する店名の通り、お酒と料理を気軽に楽しめる一軒です。

以下がフードジャーナリストのマッキー牧元さんのレビューです

高知で毎晩呑んだくれていると、息抜きをしたくなる。

なにしろ毎日、毎晩カツオをはじめとした刺身や魚攻撃であるから、たまには洋食が食べたくなる。

そんな時出かけるのが、この店である。

中心街から少し外れた静かな場所にあって、昼下がりの柔らかい日差しがよく似合う。続きを読む

店舗情報

住所: 高知県高知市はりまや町2丁目5−1
定休日: 火曜

 

いかがでしたか?
ぜひ高知の素材を生かしたイタリアンを楽しんでくださいね。