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この情報は2024年10月3日時点の情報となります。
ここ「酒と肴 SUIGEI」は、創業100年を超える高知の「土佐料理 司」 の新業態店舗で、大阪の梅田阪急かっぱ横丁にある土佐料理&土佐酒バルである。
内装は落ち着いた和風の作りであるが、そこはバル、火・水・木・金・祝前日は16時 – 23時(L.O. 料理22:00 ドリンク22:30)、そして土・日・祝日は14時 – 23時(L.O. 料理22:00 ドリンク22:30)と昼飲みが楽しめるのだ。
まずは、とりあえずの一杯、でコチラ。
高知の柑橘である「直七(なおしち)」を使ったクラフトビール。
直七は柚子と違って香りも味わいも柔らかく、料理にはもちろん、こうやってドリンクと合わせても美味しいのだ。
さて、のどを潤したところで、お店の一番人気、「カツオの塩タタキ」をいただく。
分厚くカットされたカツオは旨味が強く、付け合わせの玉ねぎがサッパリとしており、いくらでも食べられる。
ポン酢のタタキもあるが、特に塩タタキが人気で、7割のお客様が塩タタキを注文するのだとか。
カツオは毎日、千葉から陸送され、新鮮な状態で提供される。
濃厚なカツオをいただいた後は、やはり地酒が欲しくなる。
そこで頼んだのが「酔鯨 」の「純米大吟醸 高育54号」。
こちらは、しっかりとした味と、爽やかな柑橘系の酸味とほのかな吟醸香が、合わせる料理の美味しさを引き出す。
カツオとの相性の良さに、盃が止まらない。
次に頼んだ肴は「ウツボの唐揚げ」。
大阪ではまだまだ珍しいメニューだが、高知ではコラーゲンを豊富に含むことで、女性に大人気なのだ。
薄い衣で揚げられたウツボは、味がしっかりと感じられ、揚げすぎていないので、身が柔らかくフワッとした食感。
揚げ物をいただくのなら、ビールと同じく直七を使ったリキュールが合う。
こちらは直七と柚子果汁を使った「Nana」。
ソーダで割るとその爽やかさがどんな料理にも合い、揚げ物でもサッパリといくらでもいただけてしまうのだ。
これらのメニューぞろえから、30代から40代の女性に人気で、仕事帰りに立ち寄るお客さんが多く、土日のランチタイムには昼飲みを楽しむ方々で賑わう。
ランチメニューは提供していないが、その分、特別な料理とお酒を楽しむことができるのだ。
季節ごとの一品料理が数多く用意されており、メニューは3ヶ月に一度変更され、常に新しい味を楽しむことができるのだ。
ここで、大阪地区の料理部長を務める西内さんにお話をうかがった。
高知の土佐山田のご出身である西内さんとお店の出会いは?
西内さん「高知から大阪に出てきて、大阪の調理師専門学校を卒業後、「SUIGEI」の前身である「酔鯨亭」でアルバイトを始めました。お店を離れた時期がありましたが、再びこの場所で働き、延べ27年になります」
前身からとおっしゃいましたが、こちらのお店は創業何年になるんですか?
西内さん「酔鯨亭からですと46年目です。コロナをきっかけにこのような新しいバルスタイルに変わりました」
今日いただいたカツオやウツボの他に、おススメのメニューを教えてください
西内さん「各店舗に調理長が在籍し、料理の質を保っているため、どれも美味しいんですが、「土佐天」や、直七の焼酎漬けも是非召し上がってみてください」
最後に読者の皆さんにひとことお願いします
西内さん「SUIGEIはインスタグラムを活用して若い世代の方々に情報を発信しています。さきほど飲んでいただいた「Nana」はスッキリと甘すぎない飲み口が女性に人気です。仕事帰りの一杯や週末の昼飲みにぴったりの場所ですので、ぜひ一度訪れてみてください」
梅田のど真ん中で昼からいただく土佐料理&土佐酒を是非楽しんでみて。
大阪府大阪市北区芝田1 丁目7 -2「酒と肴 SUIGEI」にて