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高知デフォなキュウリ丸ごと一本入り「ちくきゅう」の作り方とベストなちくわの選び方

       

この情報は2019年5月25日時点の情報となります。

高知家スタイルの「ちくきゅう」の作り方。ちくわが裂けるんじゃないかと心配することなかれ。裂けないちくわの選び方の最適解もご紹介するぞ。

ちくわの穴にきゅうりをさしこんだ「ちくきゅう」。全国的に食べられている家庭料理だが、高知家の食卓に上がる「ちくきゅう」は、全国で食べられているそれとは少々異なる。
きゅうりが丸ごと一本入った「ちくきゅう」が高知家スタイルだ。

お弁当のおかずに、晩酌のアテにと食べる機会の多い「ちくきゅう」。その作り方と、ベストマッチのちくわを紹介するぞ。

 

ちくきゅうに最適のちくわを徹底比較

高知家の◯◯取材班は、高知県産のちくわ3種と県外産のちくわ2種をスーパーで入手。
この5種類のちくわで「ちくきゅう」を作っていく。

まずは、ちくわの穴の大きさをチェック。

①県外A社:1.3cm

②県外B社:1.5cm

③県内C社:1.2cm

④県内D社:1.5cm

⑤県内E社:2cm

穴の大きさにはばらつきがあるが、高知県内産のちくわの方が穴の直径は若干大きめ。
しかし、ちくわの柔らかさの面では高知県産の方が全体的に柔らかく、弾力を感じる。

今回使用した県内産ちくわは、近海どれの魚を使用しているものや、室戸海洋深層水を使用しているものなど地元で採れた新鮮な原材料から作られていた。高知県民の練り物好きというが、こうした海の恵みも影響しているのだろう。

それでは、本題に戻って、実際にちくきゅうを作っていこう。

 

「ちくきゅう」の作り方

手順1:きゅうりをちくわにさしこむ。
手順2:食べやすい大きさに切る。
以上!

ポイントは、きゅうりを水でよく濡らしておくこと。こうすることで、ちくわにスルッと入る。
県内外5社のちくわで試してみたが、①県外A社:1.3cmと③県内C社:1.2cmのちくわは、きゅうりを差し込んでいる途中で裂けてしまった。

そのほか3社のちくわでは、きゅうりが丸ごと一本入った「ちくきゅう」を作ることに成功!

きゅうりが丸ごと一本入ったちくわは、表面のシワが伸びてパンパンの状態に。
今にもはち切れそうなちくわ。もはや、これ以上の伸びしろは無い。

そして、輪切りにした状態がこちら。

美しい断面。これこそ高知の「ちくきゅう」。

 

「ちくきゅう」が完成!

今回の比較では、穴の直径が1.5cm以上のちくわであれば、裂けることなく「ちくきゅう」を作ることができた。ちなみに、柔らかく、伸びがいい高知県産のちくわの方がより作りやすい。
丸ごと一本では裂けてしまったちくわは、1/4にカットして入れるとちょうどいい感じに。

 

弾力あるちくわに包まれたきゅうりはパリッとした食感。皮ごと入っているので、1/4にカットしたきゅうりと比べると食感が格段に良い。このきゅうりの食感には、プリプリとしたちくわよりも、やや柔らかい高知のちくわが合っている。

 

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