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高知で繰り広げられる熱い闘いの「カシオワールドオープン ゴルフトーナメント」 と同時開催!12種類の自然体感&スポーツ体験イベントが実施されるぞ!
この情報は2023年3月11日時点の情報となります。
高知県出身の演歌歌手・三山ひろしと、高知さんさんテレビ・中村安里アナウンサーの2人が、三山さんのふるさと高知県をゆる~くお散歩。前回に引き続き、安芸市をお散歩する二人は赤野地区へと足を運んだ!
目次
三山さんと中村アナウンサーが訪れたのは、前回の記事に引き続き高知県安芸(あき)市。今回は温暖な気候を利用したハウス園芸が盛んな赤野地区へと足を運んだ。
※前回の記事は、本記事の最後からお楽しみください。
中村アナ:安芸市の野菜と言えば何でしょうか?
三山さん:安芸市はやっぱり「ナス」じゃないですか!
中村アナ:さすが三山さん、「高知なす宣伝隊長」ですもんね。
ということで今回は、ビニールハウスで美味しいナスの収穫を体験することに。
ナスを作り続けて48年のプロフェッショナル!野町章(あきら)さんのハウスにお邪魔した。
野町さんが現在作っているナスは、県内で2018年に導入された「PCお竜」という品種。
通常の品種はハチなどを使って受粉させるのだが、PCお竜は花粉が多いため、自然に受粉する優れた品種だ。
三山さん:収穫するナスの大きさの目安はどのくらいになるんでしょうか?
野町さん:ニワトリの卵くらいの丸さで、長さ20cm以上のものですね。病気予防のために電熱はさみを使っているので、これで収穫してみてください。刃先は熱いので、絶対に触っちゃダメですよ!
三山さん:わかりました、気をつけて収穫してみます!…アチ!アチっ!いや、違います!刃先は触ってないんですが、ナスに触ったらトゲがあって、ついついアチ!って言ってしましました。
単純な収穫作業とはいえ、刃先やナスのトゲには気をつけて慎重に作業を行いましょう。
三山さん:獲れましたよ!これが「乙女姉やん」です。
中村アナ:違います!「PCお竜」です!笑
ちょっとした小ボケも入れつつ、 茶目っ気たっぷりな三山さん。
張りがあって表面はとても艶やかな獲れたてのナス。ヘタの部分にピンと立ったトゲがあるが、このトゲがしっかりと立っているものが新鮮な証。
先ほど三山さんがトゲを触ってしまったが、触ると痛みを感じるほど鋭利なので、みなさんも気を付けましょう。
野町さんの妻・亜理(えり)さんにご協力いただき、獲れたての「PCお竜」の美味しさを存分に楽しめる絶品料理をいただきます!
見るからに美味しそうなナス料理!豆板醤・ショウガ・ニンニクを使った野町さん特製の韓国風のタレが食欲をそそる一品。
三山さん:う〜ん、美味しい!これはちょっと新しいナス料理の夜明けですね!韓国風の味付けが相性抜群です。愛情がたっぷり入っているのが伝わります。
美味しいナス料理を堪能した三山さんと中村アナ、実は野町さんにはナス以上に愛情を込めて育てているものがあると聞き、お家へ案内してもらうことに。
野町さんの家の中へと案内された三山さんと中村アナ。そこで見た光景に唖然・・・無数のトロフィーがズラリと並ぶ。
実は野町さん、50年以上ハトを育て、鳩レースに出場させている大の愛鳩家。
鳩レースとは、愛鳩家が飼育している鳩を持ち寄って、同一地点からから同時に放鳩し、誰の鳩が巣まで早く帰ってくるかのスピード(分速)を競う競技だ。
鳩たちは遠く離れた場所からでも自宅に帰ることができ、あるレースでは富山県を朝の8時10分に出発し、その日の夕方5時には安芸市の自宅まで帰ってきていたのだそう。
一番大きな大会では、なんと5,587羽いるのハトの中で1位になったこともある。
通算すると、100回以上の優勝を経験している強者なのだとか。
育てているハトは鳩レースの本場であるベルギー有数の血統、カトリス系と言われるハトたちだ。最近成績の良かったハトを間近で見せてもらった。
凛とした表情で毛並みの美しさが際立つハト。こんなに間近で見られる機会がないので、二人とも思わずじっと見入っていた。
鳩レース参加にはトレーニングが欠かせないため、家の周辺やレースコース周辺でハトを飛ばす。三山さんと中村アナが訪れたこの日もハトを家から放ち、トレーニングを行っていた。
大空を舞うように飛び立つハトたち。のどかな光景に心が穏やかになる。
中学校3年生くらいの頃に鳩ブームが起こり、鳩レースの存在を初めて知った野町さん。
必死でアルバイトをしてお金を貯めて1羽のハトを買い始めたのが、愛鳩家になるきっかけだったそう。
結婚して45年になる、野町章さんの妻・亜理さんに「旦那さんのハト愛」を少し語ってもらった。
亜理さん:50年以上ハトを飼っていますが、いつもハトをお世話をする時は少年のように感じます。私と付き合う前からハトと付き合っているので、愛情を注ぐ優先順位が私よりハトの方が上なんです。ハトのことになったら、私は「はい、わかりました」と理解を示しています。
寛大な心を持った妻の支えがあってこそ、仕事であるナス作りや趣味の鳩レースに打ち込むことができている様子を見て、感心する三山さんと中村アナ。
素敵な夫婦愛を感じられたお散歩であった。
今回のさんさん歩はこれにてお開き。次の「さんさん歩」はどこへ行こうか?次回の記事もお楽しみに。
前回の記事:【三山ひろしのさんさん歩 】三山さんが職人顔負けの腕前を披露!ガラスを使ったとんぼ玉作りに初挑戦
前々回の記事:【三山ひろしのさんさん歩 】歴史と文化が息づくまち安芸市で創業100年以上の老舗パン屋と酒蔵を巡る!
情報提供:高知さんさんテレビ
文/さたけゆうや