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【三山ひろしのさんさん歩 】三山さんが職人顔負けの腕前を披露!ガラスを使ったとんぼ玉作りに初挑戦

       

この情報は2023年3月4日時点の情報となります。

高知県出身の演歌歌手・三山ひろしと、高知さんさんテレビ・中村安里アナウンサーの2人が、三山さんのふるさと高知県をゆる~くお散歩。今回は安芸市にある内原野陶芸館へ足を運んだ!

モノづくりが好きな三山さんのために向かった先は?

三山さんと中村アナウンサーが訪れたのは、前回の記事に引き続き高知県安芸(あき)市。

モノづくりが大好きな三山さんにピッタリなスポットがあるということで、手作り体験教室を行う「内原野陶芸館」へと足を運んだ。

※前回の記事は、本記事の最後からお楽しみください。

200年以上の歴史を誇る内原野焼は江戸末期に製造が始まり、土のぬくもりを感じる素朴な風合いが特徴。人々の暮らしに根差した「生活の器」として、長く親しまれてきた。

内原野陶芸館ではその名の通り、陶芸に関する体験ができるほか、ガラスを原料としたバーナーワーク、サンドブラスト体験も楽しめる。

実は三山さん、10年前にこの場所を訪れ、陶芸体験を経験したことがあるのだ。

陶芸の先生から「筋がいい」とお褒めの言葉をいただくほど、その時からモノづくりにかける想いは強かったのだそう。

今回も10年前と同じように体験教室に参加する。

先生を務めるのは岡﨑 壮さん。2021年に「土佐の匠」に認定され、腕前はお墨付き!

※「土佐の匠」とは、県内産業の基盤を支え、その振興に貢献している熟練技能や古くから受け継がれてきた伝統技能の優れた継承者のことを指す。

 

内原野陶芸館で体験教室!ガラスで作るとんぼ玉作りにチャレンジ

10年前に内原野陶芸館を訪れた際は、陶芸体験にチャレンジし、立派な酒器を作り上げた三山さん。今回は写真のようなとんぼ玉作りにチャレンジする。

とんぼ玉はネックレスやストラップなどに使われ、ファッションに彩りを加えたい時などにもってこいのアイテムだ。

ガラスの美しさが最大限に生かされ見るものを魅了するとんぼ玉。

まずは作業の手順を確認。

最初にさまざまな色の付いたガラス棒をバーナーで溶かし、ステンレス棒に溶けたガラスを巻き付けていく。

温度がしっかりと下がったらステンレス棒からとんぼ玉を抜いて出来上がり。

言葉だけで説明すると簡単そうに思えるのだが、難しいポイントがいくつも潜んでいる!

高温のバーナーを使用し、右手には色付きガラス棒、そして左手にはステンレス棒を持って作り上げていくため、両手は塞がりガラスが溶け落ちないようにしなければならない。

火に気をつけながら繊細な手捌きが必要となる、非常に難易度の高い作業だ。

ここで先生が作った作品を見てみることに。

本当にガラスだけ出来ているのか疑いたくなるような繊細なあしらい。さすが土佐の匠が織りなす技は別格!

一度ガラスに装飾を埋め込むとやり直しが効かないため、事前にデッサンを行い、綿密な計画なもと作っているのだそうだ。

今回チャレンジするとんぼ玉は、先生の作品ほど精細な作業は必要ないが、ある程度事前に手順を覚えておかないと失敗しかねないと不安になった三山さんと中村アナ。

無事とんぼ玉を作り上げることはできるのだろうか?

 

はじめてのとんぼ玉づくりに挑戦!三山さんがまさかのプロ級の腕前披露!

ここからはとんぼ玉作り本番!

まずは色選びから。色付きのガラス棒を3色選び、うち一色をベースカラーに決める。

三山さんは透明をベースカラーにして、アクセントカラーに黄色と赤色をチョイス。

一方中村アナは、三山さんと同じくベースカラーは透明、そしてアクセントカラーに可愛らしい白色とピンク色の組み合わせをチョイスした。

緊張し、作業に入る前に呼吸を整える中村アナ。

そっとガラス棒をバーナーへと近づける。

するとガラス棒がとてつもない速さで溶け出した!どうすればいいかパニック状態の中村アナ。

すかざす先生がフォローに入り、ガラスへ装飾を加えていく。

終始、先生に助けられっぱなし!

先生のフォローに安心しきったのか、先生の腕に自分の手を置いて力の入り切った手を休める中村アナ。

先生、大変失礼しました…汗

続いては三山さんのチャレンジ!早速先生からお褒めの言葉をいただいているようだ。

ステンレス棒を持つ腕がしっかりと固定され、職人顔負けの姿勢が出来上がっているそうだ。

実は三山さん、先生が作業している様子を事前に盗み見ていたようなのだ。

目の付け所がシャープすぎる!

初めての体験だが、モノづくりが得意な三山さんにとってはお手のもの。

高度な模様付けの作業も、先生の手を借りることなく、なんなく成功!

日頃のけん玉で培われた集中力と指先の器用さが、とんぼ玉作りにも発揮されたようだ。

実際に二人が作り上げた作品がこちら!まずは中村アナの作品からご紹介、作品名は「こころ」。

白色とピンク色を用いてこころ温まる作品に仕上がった。

続いて、三山さんの作品。作品名は「夏のおもひで」。

渦巻く黄色に赤色の点を添え、夏祭りのヨーヨーをイメージ。

二人とも満足のいく一品に仕上げることができたようだ。

 

先生からデビュー15周年を記念したサプライズプレゼント!

内原野陶芸館では、とんぼ玉作り体験だけではなくサンドブラスト体験も行なっているのだが、今回は時間の関係で体験は断念。

ここで、三山さんのデビュー15周年をお祝いしたいと、先生からサプライズプレゼントが!

現在制作途中だという、サンドブラスト加工の三山さんへのオリジナルグラスを見せてもらった。

なんと表には三山さんの新曲「どんこ坂」の文字が!

さらにグラスの中には「祝15周年」の文字まで!

自分で作ったとんぼ玉だけではなく、先生に作ってもらったグラスまでいただけると分かり、満面の笑みを浮かべる三山さん。

これだからモノづくりはやめられない!と、うれしそうに帰っていく三山さんと中村アナであった。

今回のさんさん歩はこれにてお開き。次の「さんさん歩」はどこへ行こうか?次回の記事もお楽しみに。

 

 

施設情報

内原野陶芸館
住所:高知県安芸市川北乙1607-1
電話: 0887-32-0308

情報提供:高知さんさんテレビ

文/さたけゆうや