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この情報は2018年11月8日時点の情報となります。
2017年7月、高知県中土佐町にオープンした「道の駅なかとさ」。中土佐町の魅力がギュッと凝縮された魅力いっぱいの施設を徹底レポート!
目次
カツオの町として知られる中土佐町に昨年オープンした「道の駅なかとさ」。漁師町ならではの新鮮な魚介類だけではなく、パン屋、カフェ、ドッグランなどの施設が充実し、休日になると多くの人が集まる中土佐町の新たな観光拠点だ。
魚介類を炭火焼で楽しめる浜焼きのお店「海王」で食べられる、新たな名物がこちら。
衝撃の「カツオソフトクリーム」!
薄茶色のソフトクリームには鰹だしが練り込まれ、鰹節がトッピングされた斬新なビジュアル。高知県、特に中土佐町はカツオで有名な町ではあるが、ソフトクリームとカツオを組み合わせるとは…
食べてみるとダシの香りが鼻に抜けて、少し塩味がある。意外に(失礼!)美味しい。ダシのコクがまるでキャラメル味のソフトクリームのようだ。
営業時間:10:00~16:00
定休日:水曜日(祝日の場合は翌日)
電話番号:0889-59-2200
続いて訪れたのは、「道の駅なかとさ」の中で一番大きな建物にある「マルシェなかとさ」。
天井が高い開放的な空間で、ゆったりと買い物ができる。
地元で穫れた季節の野菜がズラリ。中土佐町は海のイメージが強いが、山間部の大野見地区(旧大野見村)はお米や野菜の産地として知られていて、農産物も美味しいのだ。
次は鮮魚コーナーへ。
「道の駅なかとさ」のある場所は漁港のすぐそば。そのため、鮮度はもちろん、その価格の安さが衝撃的。
旬の時期には「こんなに安く出したら、他のモノが売れんなる」と店員さんが苦笑いするほど破格のカツオのタタキが出回る。
カツオのタタキは冷凍商品でも100gあたり400円以上するものだが、この日は100gあたり100円程度で売られていた。
魚や野菜だけでなく、お土産に最適な道の駅オリジナル商品も豊富だ。
スタッフの増木さんのオススメ商品は、新発売された「塩キャラメル」。
中土佐町の海と太陽で作った天日塩「心平」が練り込まれたキャラメルは、塩のサクサクした食感が特徴的。程よい甘さとしょっぱさがクセになりそう。
営業時間:4~10月 9:00~18:00/11~3月 9:00~17:00
定休日:不定休
電話番号:0889-59-9090
新鮮な魚介類をその場で食べたい!という人は「いか船頭」へ。
タイ、カンパチ、伊勢海老、アオリイカ、長太郎貝など、地元の海の幸をその場で堪能することができる。
今の時期は、秋に旬を迎えたアオリイカがおすすめ。10月中旬から6月頃まで、生け簀で泳いでいるアオリイカの活け造りを食べられる。
また、高知県でよく食べられる長太郎貝(一般的には「緋扇貝(ひおうぎがい)」)も食べてみてほしい。普通は焼いて醤油などをかけていただくが、このお店では新鮮な生の長太郎貝を刺身で食べることができる。
営業時間:4~10月 9:00~18:00/11~3月 9:00~17:00
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
電話番号: 0889-59-3114
大きなパンの写真が目を引く「岩本こむぎ店」も人気店。
ズラリと並ぶパンと芳ばしい香りに、パン好きの記者はつい笑みがこぼれてしまう。国産の小麦のみを使用し、マーガリンなどの加工油脂は使わずバターを使用するなど、こだわりの素材で作られたパンが所狭しと並んでいる。
人気ナンバーワンの「食パン」は、モチモチとした食感がクセになる美味しさ。
高知県では珍しいハード系のパンの種類が豊富。噛めば噛むほど旨味を感じるパンは、外側のパリパリとした食感と小麦の芳醇な香りがクセになる。
秋には芋や栗などを使った季節のパンも店頭に並び、来店するたび新たな発見があるステキなお店だ。
営業時間:10:00~売れ切れまで
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
電話番号:0889-59-1515
その他にも「道の駅なかとさ」には、地元特産のいちごを使ったスイーツが人気の「風工房」があったり、道の駅では県内唯一のドッグランが併設されていたり、さらには高台の温泉「黒潮本陣」に歩いて行けたりと様々な用途で利用できる。
秋の行楽シーズン真っ盛り。中土佐町の海と山の幸を堪能しに、小旅行に出かけてみては。
住所:高知県高岡郡中土佐町久礼8645-2
電話番号:0889-59-9090
文:このり れいこ