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この情報は2018年9月7日時点の情報となります。
夏をまだまだ感じたいあなたにおすすめ!「田野町完全天日塩製塩体験施設」
高知のお笑いコンビ熱燗ドラゴンのふたりが、超高温の温室内で必死の天日塩づくり体験を行うぞ!
徐々に秋の気配が濃くなる南国高知。
海岸を眺めながら泣きじゃくるしんじょうさんのように、平成最後の夏の終わりに感傷的になっている方も多いのでは。
そんな夏の感傷にふけってセンチになっている高知のお笑いコンビ熱燗ドラゴンがやってきたのは…
夏の太陽を100倍感じられるスポット。
「田野町完全天日塩製塩体験施設」。
難しくて聞き取れなかったしんじょうさんのためにもう一度。
完全天日…
つまり塩づくり。
ここでは太陽と風の力を利用し、ビニールハウスで製塩を行っている。
なので、中はさぞ暑くなっていることだろう。
現在の外の気温は33℃、湿度は57%と絶賛真夏日!
スタッフの矢賀さんからも「大変暑くなっている」との声が。
これは心して臨まなければ…頑張れ熱燗ドラゴン!
温度計もばっちり持ってハウス内に突入したふたり!
手元の温度計は…なんとまさかの測定不能!?
暑い日にはなんと70℃をオーバーすることもあるというこのハウス。
思わず外へ退散してしまったふたり。
「水風呂どこですか?」って、ここはサウナじゃないぞ?(笑)
いよいよ作業体験。
まず行う作業は撹拌(かくはん)というもので、塩は放っておくと結晶が偏ってできてしまい、真ん中と四隅で塩分濃度が変わってきてしまうため、容器内の海水を混ぜ塩分濃度を均一にする必要があるという。
早速体験してみるおだっち。
水底に沈殿している塩がとろみを帯びていて負荷がかかるらしく、意外とコツがいる作業のようだ。
そして十分な撹拌と乾燥を行い、採り時になった塩がこちら。
こちらの塩は結晶化が進んでいる。
「これ、楽しい!!」
とつい前のめりになってしまうしんじょうさんに何やらコツがあると語りかけるおだっち。
前かがみにならずに、胸を「そると」いい…ってダジャレかい!!
さらに「いい塩梅」と畳み掛けるしんじょうさん。
このダジャレの連発で室内も少しは涼しくなっただろうか?
いつになく緩いダジャレを連発するふたりだが、この70℃近くになるハウスにいるのだから仕方ないだろう。
限界を迎えて必死の形相で外へと帰還したふたりだが、
「涼しい~!!!」
「天国やん!!」
と、ハウス内の暑さのせいで、外の炎天下でも涼しく感じてしまう。
最後に、集めた塩は洗濯機の脱水にかけて余分な水分を取り除く。
ちなみに矢賀さん、一度脱水のはずが間違って洗濯してしまったことがあるらしく「えんえん泣いてしまった」ようだ。塩だけに。
そんな矢賀さんは滋賀県のご出身。
以前は18年間トラックの運転手をしていたそうで、もっとやり甲斐のある仕事をと、ここ田野町で塩職人を目指して修行をしているのだという。
決して琵琶湖の淡水に飽きたからではないようなのであしからず。
脱水も終わり塩の完成だ!
サラサラとした細やかな結晶の塩。
気になる味はというと…しょっぱさの中にも甘みともまた違う旨味のような深みがあるとのこと。
そんなできたてホヤホヤの塩を使って、早速スイカを頬張る。
満面の笑みで美味しさを表現するふたり。
まさに夏、絶賛堪能中!
この体験で作った塩は、お土産として持って帰ることができるので、田野町の塩に興味のある方はぜひ足を運んで体験して頂きたい!
それにしても今回は、最後までダジャレづくしな回だったなぁ…。
田野町完全天日塩製塩体験施設
住所:安芸郡田野町2703-6
電話番号:0887-38-2390
料金:[体験]大人800円 こども400円/[見学]400円
※体験は利用の一週間前までに電話にて要予約。
※情報提供※ テレビ高知
文/大山祐司