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「今さら聞けないサッカーのルールの基本」目指せJ3!高知ユナイテッドも大家族やき

       

この情報は2021年1月6日時点の情報となります。

    JFLリーグからJ3昇格を目指す「高知ユナイテッドSC」。試合の勝敗だけではなく、クラブの魅力を知ってもらうため、クラブの活動やチームの裏話をお届けする「目指せJ3!高知ユナイテッドも大家族やき」を高知家の〇〇で連載しています。取材担当は西村監督の個人マネージャー、通称“Nマネ”です。今回はサッカーの基本的なルールをご紹介。ルールが分かれば、サッカーはもっと面白くなる!

    サッカーを観たことがない、または興味がない理由は様々だが、「ルールを知らない」というのは大きな理由のひとつだろう。しかし、サッカーのルールは17条項、実際のプレーに関する条項は10条項のみ(残り7条項はフィールドやボールの大きさに関するもの)とってもシンプルなのだ。

     

    【基本ルール】

    11人に分かれた2つのチームが1つのボールを蹴りあい、制限時間内に互いのゴールにより多く得点したチームが勝利する。1ゴールに付き1得点。

    スローインを除き、ボールが手と腕に接触すると反則。ゴールキーパーは限られたエリア内でのみ手を使うことが出来る。(エリア外では反則)

     

    【競技人数】

    1チーム11人。1人はゴールを守るゴールキーパー。残り10人で攻撃や守備を行う。

    攻撃する方向に向かって、後ろからゴールキーパー(GK)→守備担当のディフェンダー(DF)→攻撃と守備をつなぐミッドフィルダー(MD)→攻撃担当フォワード(FW)が配置される。

     

    【試合時間】

    前半45分、後半45分 計90分間

    試合中、時計は止まらず、プレー以外に費やされた時間は前後半の45分経過後にアディショナルタイムとして追加される。(大会・試合によっては、前後半15分の延長戦をする。延長戦でも決着がつかない場合はPKで試合の勝敗を決める。)

     

    【アディショナルタイム】

    スローイン、選手交代、ファウル(反則)、負傷による手当て等でプレー以外に費やされた時間。経過時間は主審が判断し、45分経過後にアディショナルタイムが追加される。通常3分程度。

     

    【フィールド】

    フィールドの大きさは105m×68m。

    タッチライン、ゴールラインは覚えておこう。

    【ボールアウトオブプレー】

    ボールがラインを完全に超えてフィールド外に出たとき、主審が笛を吹いてプレーを止めたときは、プレーヤーは一度プレーを止めなくてはならない。

    (画像はJFAの公式サイトより)

     

    お次は、審判のシグナルをご紹介。シグナルが分かると審判のジャッジを瞬時に理解することが出来、試合観戦が面白くなるぞ。

     

    【主審のシグナル】

    ・直接フリーキック

    ファウルされたチームの攻める方向に片手を上げ、フリーキックを示す。

     

    ・間接フリーキック

    フリーキックが間接フリーキックの場合は片手を上げる。ハンド、オフサイド等のファウルが対象。ボールがゴールに直接入っても得点にはならない。

     

    ・アドバンテージ

    ファウルを認めつつも、攻撃側に有利な状況の場合、アドバンテージを適用してプレーを続けさせる。「プレーオン!」と声を出す。

     

    ・警告

    プレーヤーに警告するためにイエローカードを示す。

    リーグ戦、大会によって累積カード枚数が決められていて、その枚数に達すると次の試合出場停止になる。同じ試合中に2度の警告で退場処分になる。

     

    ・退場

    プレーヤーを退場させるためにレッドカードを提示する。

    悪質なファウル、反スポーツ的行為、1試合中に2度の警告を受けたプレーヤーは退場処分になる。(稀にベンチにいる監督が行き過ぎた抗議で退場処分になることも…)

     

     

    【副審のシグナル】

    ・スローイン

    ボールがフィールドから出たら、スローインするチームの攻める方向にフラッグを上げる。

     

    〈ボールがゴールラインを超えてフィールドの外に出たときのシグナル〉

    ・ゴールキック

    攻撃側チームがゴールラインからボールが出した場合は、守備側のGKがキックしプレーを再開する。

     

    ・コーナーキック

    守備側チームがゴールラインからボールが出した場合は、攻撃側プレーヤーがコーナーキックしてプレーを再開する。

     

    【オフサイド】

    オフサイドは、攻撃側チームのプレーヤーが守備側チームのフィールド内で待ち伏せすることを防ぐためのルール。

     

    ポイントは、タイミングと位置。

    〈タイミング〉攻撃側プレーヤーがボールに触れるまたは、プレーした瞬間に、攻撃側の味方プレーヤーが、

    〈位置〉守備側チームのフィールド内で、ボールと守備側の一番後ろのDFより前にいること。

    オフサイドポジションにいること自体は違反ではない。

    オフサイド違反になる条件は以下の3つ。

    (※写真内は、攻撃側:オレンジ、守備側:黄色、オフサイドライン:黄色破線)

    ①守備側プレーヤーより前でパスを受ける

    攻撃側がパスする瞬間、オフサイドポジションにいたプレーヤーがパスを受ける場合

    ②相手プレーヤーの邪魔をする

    攻撃側がシュートする瞬間、オフサイドポジションにいたプレーヤーが、守備側プレーヤーの邪魔をした場合

     

    ③その位置にいることによって利益を得る

    攻撃側プレーヤーがシュートする瞬間、オフサイドポジションにいたプレーヤーのところにボールが跳ね返り、そのプレーヤーがボールをプレーした場合

    【ペナルティキック(PK)】

    ペナルティエリア内の守備側チームのファウルには、攻撃側チームにペナルティキックが与えられる。ペナルティキックは、ペナルティマークからの直接フリーキックで直接得点することが出来る。また、試合の勝敗を決定する方法のひとつとしてPK戦がある。

     

    (参照:日本サッカー協会 「ルールを知ってサッカーを見よう!」https://www.jfa.jp/rule/)

    意外と簡単でしょ?このルールのシンプルさは、サッカーが世界中の老若男女から愛される理由のひとつと言えるだろう。あとは、百聞は一見に如かず、実際の試合を観て楽しんで覚えるのが一番。今年は高知Uの試合観戦に行ってみませんか? 

     

    JFL2021シーズンは3月14日(日)に開幕が決定しました。

    日程の詳細は決定次第、高知ユナイテッドSCのホームページにてご案内いたします。

     

    高知ユナイテッドSC ホームページ http://kochi-usc.jp/

    Twitter                @kochi_United

    Instagram            @kochiunitedsc