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Back To 高知家の◯◯!高知の新名物!とさでん交通路面電車が生み出す奇跡の光景「トリプル・クロス」
この情報は2020年8月25日時点の情報となります。
自然豊かな高知県では、観光キャンペーン「リョーマの休日~自然&体験キャンペーン~」を開催中!
「雲の上のまち」と呼ばれる梼原町で、建築家・隈研吾氏の建造物を巡るガイドツアーが新登場!
愛媛県との県境に位置し、「雲の上のまち」と呼ばれる高知県梼原(ゆすはら)町。
町内面積の 90%以上を森林が占め、環境に配慮した美しい町づくりを行っていることで知られています。
そんな梼原町に、新たな町歩きコースが誕生したと聞いて早速行ってきました!
やってきたのは、「雲の上のホテル」に併設している「雲の上のギャラリー」。
ホテルやギャラリーの設計は世界的建築家・隈研吾さんが手がけており、梼原町産の木材をふんだんに使った特徴的な佇まいの建物を一目見ようと、県内外から多くの人々が訪れます。2020 年、このギャラリー内に「隈研吾の小さなミュージアム」がオープンしました。
ミュージアムに一歩足を踏み入れると、すがすがしい木の香りが。
隈研吾さんの建築の魅力がぎゅっと凝縮された館内。
梼原町と隈さんとの関わり、現在町内に 6 棟ある建築物について、独自の建築構造・・・
などなど、映像・パネル・模型で分かりやすく解説されています。
こちらは精巧に作られた「雲の上のギャラリー」の模型。
ガラスケースに覆われていないのは、隈研吾さんの意向によるもの。
建物の細かいディテールを間近で観察することができます。
解説パネルは英語表記もあるので、海外の方も楽しめますよ。
そして、ミュージアムのオープンとともにスタートしたのが、町内にある隈研吾さんの建築を巡るガイドツアー。
梼原町在住の「建築案内人」の方々が一緒に町内を巡り、それぞれの建物の誕生秘話や見ただけではわからない 建物の仕組みを解説してくれます。
今回は、ガイドの西川さんにお話を伺うことができました!
梼原町で生まれ育った西川さん。
幼い頃から自身の目で見てきた町の歴史とともに隈研吾さんと町の関わりを丁寧に教えてくれました。
きっかけとなったのは、梼原町内にある芝居小屋「ゆすはら座」。
林業で栄え、宿場町として多くの人でにぎわっていた昭和 23 年、「町に娯楽を」という声から生まれた歴史ある木造の建物です。
冬の寒さがとりわけ厳しく、高知では珍しくたくさん雪が降る梼原町の風土を「まるで四国のチベット」と語る西川さん。
屋根への積雪に備えた「合掌づくり」をはじめ、「ゆすはら座」には厳しい気候に耐えるための様々な工夫が施されているのだとか。
1992 年に梼原町を訪れ「ゆすはら座」に出会った隈研吾さんは、その建築構造に強く惹かれ、建物の保存活動に携わるようになりました。隈さんが手がけた建築には、「ゆすはら座」の建築技術を応用した部分が見つけられるそう。
ガイドさんと一緒に、ぜひ探してみてくださいね!
ほかにも梼原町が「雲の上のまち」と呼ばれるようになったきっかけや、近年増えている移住の話などなど・・・。
梼原町のことを、さらに深く知ることができました!
ガイドツアーは予約制。
滞在時間や参加人数に応じて、自由にコースを組むことができます。「建築案内人」をつとめるガイドさんは、経歴も年齢も多種多様。
梼原町を知り尽くした西川さんのようなベテランガイドをはじめ、梼原に移住してきた方も在籍しているそう。
様々な視点から語られる町の魅力や、人との交流が楽しめるのもツアーならではのポイントです。
厳しくも豊かな自然に囲まれた梼原町の人々の暮らし。
そして、そこに寄り添う隈研吾さんの建物たち。
ここでしか味わうことができない町歩きを体験できるはずです!
ガイドの西川さんのお話を聞き終えたあと、ふと外を見るとミュージアムの窓には梼原の山々が。
窓ガラスに刻まれた隈研吾さんの言葉が、より一層心に沁みました。
◆プログラム内容詳細
所要時間/約 2 時間
料金/ガイド 1 名につき 3000 円。10 名まで対応可能。
予約/2 週間前までに要予約。
問合せ先/観光交流案内所「まろうど館」0889-65-1187
「リョーマの休日~自然&体験キャンペーン~」特設サイト
https://kochi-experience.jp/
大自然を体感するアクティビティをはじめ、カツオの藁焼き体験や、土佐和紙の紙すき体験など、地元の人とふれあいながらほっこり楽しむことができる体験プログラムも充実し、訪れる人それぞれが、魅力的な休日を堪能することができます。
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