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黒潮を泳ぐ豊かな生命を感じてほしい 大阪海遊館海洋生物研究所『以布利センター』
この情報は2020年6月3日時点の情報となります。
台風や豪雨などのさまざまな自然災害に備えるため、高知県は「高知県防災アプリ」をリリースした。一体、どんな使い方ができるアプリなのか?
過去に台風や豪雨災害に見舞われてきた高知県。そのような環境にあっても、自然災害が起きた際に避難する人はまだまだ少なく、日本全国ではその割合がさらに顕著となっている。
また、高知県を含むエリアにおいて、30年以内に70%~80%の確率で南海トラフ地震が発生すると言われており、自然災害への備えは必要不可欠だ。
そういった中、高知県が開発したのが「高知県防災アプリ」。土砂災害や河川の氾濫の危険性が増していることをリアルタイムに認識ができるので、そこから迅速な避難行動につなげていただきたいという思いが込められているという。
アプリのインストールは、こちらのQRコードを読み取ってもらうか、もしくは「App store(アップストア)」または「Google Play(グーグルプレイ)」から「高知県防災アプリ」で検索していただくと、無料でインストールできる。
インストールには、個人情報等の登録は必要ないので、ご安心を。
インストールが完了し、アプリを開けば、ホーム画面へと移行する。
このアプリからどのような情報が得られるのか、主な機能を見ていこう。
ホーム画面からは雨量、台風、地震、津波、土砂災害などの各情報へ移行できる。
また、災害につながる恐れがある情報が発表されている場合は、災害シグナルの危険度が高くなるにつれて、無地→黄色→赤色に点灯するようになっているため、警戒レベルを一目で把握することが可能だ。
災害の状況や避難勧告等を迅速にお知らせをし、すみやかな避難に結びつけるためには、このプッシュ機能がとても重要。
必要な気象情報を選択し、通知設定を行えるほか、エリアの指定も可能となっている。気象情報は、なるべくすべてを設定し、エリアについてはご家族や大切な知人等がお住まいのところを設定することをおすすめする。
続いては、実際に避難が必要になった際には、どういうルートを通り、どこに避難すればいいのかをお知らせしてくれる機能。
災害に応じた防災マップの確認や避難所の詳細、開設状況、また、避難所までのルート検索も可能。予め、災害ごとの避難場所を把握しておいてほしい。
お次は、楽しみながら学べる機能を紹介。
高知県防災キャラクターを使った防災パズルや、防災知識について学べる防災クイズなどもあるので、お子さんから大人まで楽しみながら知識を身につけることができる。
クイズの後の解説がかなり重要なので、しっかり目を通しておきたい。取材班も挑戦してみたが、想像以上の難問も潜んでいる。頭にしっかりとインプットされるまで、何度でもチャレンジしてみよう。
その他、「グループSOS」にご家族やお友達を事前登録しておけば、災害時にグループ内で自分の安否を知らせることできたり、登録している人の状況を確認したりすることができる機能も備わっている。
高知県在住の方はもちろん、ご家族やお知り合いの方が高知に住んでいるという県外の方にも使っていただける仕様となっている。
「高知県防災アプリ」では、水防情報として河川カメラでリアルタイム画像が確認できる。
まずは、しっかりリアルタイムの映像が映っているのか、◯◯取材班が検証!
高知家のボード掲げる◯◯取材班をばっちり確認!
カメラは県内約100箇所に設置されていて、ライブで状況を確認することができるほか、24時間前まで遡ることができるため、次のような使い方もできる。
こちらは、高知市内の方なら馴染みのある天神橋周辺の様子だが…
時間を自由に切れ替えることで、夜景や朝日などを見ることができる。
県内たくさんの場所に設置されたカメラから見たい場所を選んで、今の状態を確認してみるのもアリ。高知に馴染みがある方には、思い出の地を懐かしむこともできるかも!?
県危機管理・防災課:まもなく雨が多くなる時期になります。アプリを通じて得られる防災情報を活用して、ご家族やご近所の方と声を掛け合って、早め早めの避難行動につなげていただきたいと思います。ぜひ、インストールをお願いします。
南海トラフ地震や台風、大雨による被害から身を守るために使える「高知県防災アプリ」。
いざ災害が起こった時には速やかな行動が大切。アプリに日ごろから触れ、災害について学び、緊急時の対応ができるように備えよう。
「高知県防災アプリ」に関するお問い合わせ先
高知県 危機管理部 危機管理・防災課
電話:088-823-9320