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年間外食600回の食べ歩きスト・マッキー牧元を魅了する高知の卵かけご飯4杯

       

この情報は2020年4月20日時点の情報となります。

立ち食いそばから割烹、フレンチからエスニック、スィーツから居酒屋まで、年間600回外食をし、料理評論、紀行、雑誌寄稿、ラジオ、テレビ出演を超多忙にこなす食べ歩きストのマッキー牧元さんが、意外にもハマる料理。それが卵かけご飯なのである。

いつもご覧いただき、ありがとうございます。高知家の〇〇編集部です。

食べ歩きストのマッキー牧元さんが、この「高知家の〇〇」に寄稿していただくようになって、間もなく2年。

高知県の西から東、和洋中ありとあらゆる料理を食べ歩いたマッキーさんの記事に、意外にも何度も顔を出す料理がある。

卵かけご飯だ

高知県は昔から米どころで、中山間地域では山菜やコンニャクをネタにした「田舎寿司」が作られ、四万十川、仁淀川といった清流が流れる地域では、淡麗な日本酒が数多く作られている。

そんな米の旨さを最も引き立て、再認識させてくれるのが卵かけご飯なのである。

その証拠に、マッキーさんの記事には幾度となく、高知の卵かけご飯に感動した件が描かれているのだ。

そんなマッキーさんのハマりメニュー、卵かけご飯の記事を紹介しよう。

 

「高知のすごすぎる卵かけご飯、TKG攻撃の巻」 高知座屋&ヴィラサントリーニ

まずは1杯目。

高知市廿代町にある「高知座屋」。

店名の「座屋(いざりや)」は、高知の方言で「ゆっくり過ごしてください」「家に上がって、くつろいでください」ということを「いざる」と言う、それから来ている。

高知といえば、大皿に料理を盛り込んだ豪快な「皿鉢(さわち)料理」が有名だが、こちらでは高知県の食材を駆使した、割烹仕立ての料理を出す。

こちら、締めで出てくる卵かけご飯は、土鍋で炊いた高知県産の仁井田米ひのひかりに、いの町の土佐ジローの卵である。

もはや、この組み合わせの時点で旨い。

マッキーさんに名言「これは出汁巻き卵ご飯である。」をいただいた卵かけご飯だ。

 

2杯目は土佐市宇佐町にある「ヴィラサントリーニ」。

建物は周囲のリアス式海岸を作る半島の断崖の上。

宿泊の部屋はすべて海に向かって開かれており、景色と宿泊者を遮るものはなにもなく、昼は目前に広がる太平洋を眺め、夜は満天の星に包まれる。

そして朝は、水平線から昇る太陽を浴びることができるのだ。

こちらは四万十川の源泉近くの大野見村で栽培される大野見米ひのひかりに、土佐ジローの卵の黄身と醤油だけがスプーンに乗せられて供される。

これこそ米も卵もたくましい、高知ならではの幸福である。

記事はコチラ➡「高知のすごすぎる卵かけご飯、TKG攻撃の巻」

関連記事➡「高知の恵みが高知の酒を恋しくさせる。さあ座屋で、いざっていきやぁ」

関連記事➡「真っ青な目に染みる海、紺碧なる空、そして輝く白。高知にギリシャがあった」

 

「百年の伝統を受け継ぐ、熱き味わい」 新谷商店

3杯目は土佐清水市の「新谷商店」でいただいた卵かけご飯。

こちらは飲食店ではなく、四代目が百年の稼業を受け継ぎ宗田節製造・販売を営んでいる。

宗田鰹から作られる宗田節は、本節よりアミノ酸が多いといわれ、そばやうどんの出汁として使われてきた。

その宗田節を醤油に付け込んだ出汁醤油と、卵かけ御飯用の超極薄鰹節をご飯にハラハラとかけていただけば、その旨さに一口食べた途端に笑い出すのだ。

記事はコチラ➡「百年の伝統を受け継ぐ、熱き味わい」

 

「土佐山の清澄で脳と胃袋を清める」 オーベルジュ土佐山

最後の4杯目は高知市土佐山東川の「オーベルジュ土佐山」。

高知市内から車で30分ほど走った山の奥に、ぽつねんと佇んでいる。

ここでは、天日干し黄金錦という土佐山の中切で採れる香り米に、土佐ジローの卵、宗田節醤油という組み合わせでいただく。

夕食の締めに出されるのだが、思わず、おかわりを誘う卵かけご飯なのだ。

記事はコチラ➡「土佐山の清澄で脳と胃袋を清める」

 

いかがでしたか?

誰もが認める食通のマッキー牧元さんも、卵かけご飯というシンプルな料理に心つかまれるんですね。

これからもJapanese 鉄板メニュー卵かけご飯にはお世話になります。