グルメ
【高知グルメPro】地元愛されイタリアンから人気の和食屋に夜の〆の屋台餃子までそろう「廿代町」のおススメグルメ6選 食いしんぼおじさんマッキー牧元の高知満腹日記セレクション
この情報は2017年12月8日時点の情報となります。
10月23日、高知市内にオープンした幡多バルにテレビ高知の藤﨑アナウンサーが訪問。高知幡多地域の食材をスペイン料理にアレンジしたお店に舌鼓。
目次
酒好きの藤崎 靖啓アナウンサー(以下、藤ちゃん)がただ飲み歩くだけなのに、なぜか人気のコーナー「藤ちゃんのさけさかな」。
12月5日の放送では、高知市柳町に2017年10月にオープンした「土佐清水ワールド 幡多バル 高知本店」が紹介された。
実はこのお店、先だって東京や神戸で出店しており、軒並み大反響!今回、満を持して高知でもオープンした店舗だ。
今回、藤ちゃんが訪問した「幡多バル」では四万十市、宿毛市、土佐清水市、黒潮町、大月町、三原村の幡多6地域のうまいものを地域と連携して提供しているらしい。
オープン間もないこともあり、明るくてキレイな店内。オールカラーのメニューはまるで写真集のようで高知の自然や景色の美しさまで楽しめる。
店員さんの元気な挨拶にご満悦の藤ちゃん。
お店の威勢度◎とつけたと思いきやそれに満足して来てすぐに帰ろうとする藤崎アナ。いったい何をしにきたのか・・・
ちょっと待って、さけもさかなも出てきてないよ!
気を取り直して、次の質問。「幡多バル」という名前だから、店員さんはきっと幡多地域の方ばかりに違いない。
まさかの幡多の人おらんのかーい! これには店員さんも大爆笑。それでは肝心の料理はどんな感じなのか。
お通しとしてでてきたのはグラナパダーノというチーズを薄く削ったもの。
これはまだ日本で2台しかない削り機で、なんと0.01mmというチーズがふわふわになるまで薄く削っているそう。濃い目の味付けでお酒もすすむ。
チーズと一緒にお通しで出てきた「トマトソースのカツオ煮」と「バケット」。
カツオをトマトソースで煮たものでバケットに乗せて食べるといった刺身やタタキと違った、カツオの新しい食べ方を提案してくれる。
新しい食べ方といえばこの幡多バルでは高知のもうひとつの名産「清水サバ」もこれまでとは違った食べ方ができる。
「清水サバのビナグレッタ」というお酢を使った料理だ。
リンゴ酢や白ワインビネガーで合わせた特製のお酢に清水サバを漬け込み、バルサミコ酢を合わせたもの。
清水サバ独特のモチモチとした食感は残しながらも、サバの余分な水分を抜き、そこに味を加えることでしっかりとした味付けになっている。
これもまた、高知では味わえなかった新しい清水サバの食べ方に、藤ちゃんも大満足の様子。
あれ? あれ? 今度は席を立ってどこに…?
実は、店内にはあまり見ることのないワインやクラフトビールがたくさん。
ジョン万次郎の黒ビールなど、高知にゆかりのあるビールをはじめ、様々なビールの味を比べながら楽しむことができる。
ちなみにこのジョン万次郎の黒ビールはほろ苦さと甘さがあり、女性におすすめだそう。
また、それ以外にもどぶろく特区「三原村のどぶろく」飲むことができる。
そして次に藤ちゃんがオーダーしたのは「四万十鶏の藁焼き」。鶏肉を藁焼きにするという、こちらも少し変わったメニュー。
そう、なにを隠そうこの幡多バルは看板に藁の文字が書いてある通り、藁焼きが名物のお店で、カツオはもちろん、さまざまな食材を藁焼きしている。
トロ箱に入れられて提供されていた鶏肉はなんとも豪勢な佇まい。肝心の味は弾力があり、噛めば噛むほど鶏肉の味がぎゅっ! ぎゅっ! と溢れてくる。
藁焼きをしていることで香ばしさもアップ!また宿毛産ブリの藁焼きで、さらに藁焼きを楽しむ藤ちゃん。
脂がノリノリで、これからの季節はさらにブリが美味しい時期になる。これに三原村のどぶろくを合わせて飲み、藤ちゃんもすっかり上機嫌に。
そして最後に、お店一押しの締め料理がこちら。
「スペイン風土鍋ご飯 幡多鮮魚&宗田節仕上げ」
幡多の魚介のうまみを閉じ込め、存分に味わえる一品。具材にはムール貝や高知でおなじみのチャンバラ貝も。
また、土鍋ご飯にお通しで出てきたグラナバダーノを薄く削ったものを乗せて、リゾット風にして楽しむこともできる。
これには藤ちゃん、まさかの今年最高評価。
高知は刺身など素材の味をそのまま楽しむような食べ方が多かったが、ここ「幡多バル」ではこれまでにない斬新な食べ方で、高知の食の幅をより広げてくれる。
また、店内にはインスタ映えしそうなスポットも。
舌だけでなく、目でも満足させてくれる幡多バル。藤ちゃんも最後は店スタッフの徳永さんと仲良くなって終始笑顔。
ご馳走様でした。
幡多バル 高知本店
住所/高知県高知市帯屋町1-14-20
電話番号/088-873-1034
定休日/月曜日
文:ナカノ マサミツ