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開催まであと6日!高知龍馬マラソンの観光名所や豊かな自然が詰まったコースを紹介

       

この情報は2020年2月10日時点の情報となります。

第8回目を迎える高知龍馬マラソン2020。42.195kmの長い道のり、どういったコースが待ち受けているのか、全貌をご紹介。

高知県の冬の一大イベントとなっている「高知龍馬マラソン」。

県内外そして海外から、1万人以上のランナーが集まる大規模なマラソン大会となっている。2017年の大会から制限時間が7時間となったこともあり、より多様なランナーが参加していて、楽しそうに走る姿は沿道で応援する人にとっても楽しみとなっている。

毎年参加されている方もいれば、今年初出場という方も多くいるのではないだろうか。初めての方にとっては、どんなコースが待っているのか楽しみもあれば、不安も大きいはず。そんな方に、高知龍馬マラソンのコースの魅力や難所を紹介しよう。

高知龍馬マラソン関連記事(ランナーに提供されるフード、ドリンク情報)⇒ 高知龍馬マラソンで食べた○○が忘れられない人が続出!?

 

数々の観光名所を通過

高知龍馬マラソンは、高知県知事による号砲とともに高知県庁前の国道33号線をスタートする。

42.195kmのコースがこちら。高知の名所の数々を通過するコースとなっている。ここからは、順番にコースの見所を見ていこう。

・高知城

スタートゲートをくぐると、すぐに左手には高知県庁があり、その横に見えるのは…高知城!

高知城は、江戸時代から天守が現存している国内12城のひとつであり、国の重要文化財に指定されている高知県を代表する人気観光スポットだ。

ここからは国道33号線を55号線へまっすぐの道路を進む!

マラソン大会の醍醐味の一つと言えば、道路を走れるということではないだろうか。普段の練習では、信号待ちや通行中の車屋自転車、交差点の段差など気にしなければいけないことが多くあるが、それらを全く気にすることなく走れるというのは大きな魅力だろう。

・路面電車

スタートから約3.5km地点までは、路面電車の線路に沿って走る。高知の路面電車は、「歴史が古い」、「路線が長い」、「駅と駅の距離がめっちゃ短い」という3つの日本一を持つ電車だが、そのほかにも奇跡の光景と言われる「トリプル・クロス」を生み出す高知の魅力の一つなのだ。

詳しくはこちら

 【前編】高知を走って114年!「とさでん交通」の路面電車をいろいろ調べてみた話

⇒ 高知の新名物!とさでん交通路面電車が生み出す奇跡の光景「トリプル・クロス」

・はりまや橋

スタートから約1㎞時点では、日本三大がっかり名所として有名な「はりまや橋」見えるぞ。

その橋の長さは、なんと約10m。はりまや橋はこれまで何度も建て替えられてきており、こちらはその昔の姿を復元したもの。がっかり名所と言われながらも、鮮やかな朱色が人目を引き付け、多くの観光客が訪れる高知の観光名所だ。

7.5km地点を過ぎると、南へと向きを変え太平洋を目指して走る。

10km地点からは、田園地帯やトンネルを通るコースとなっている。

・浦戸大橋

約20km地点は、観光名所の桂浜へとつながる浦戸大橋が見えてくる。この浦戸大橋は、歩行や自転車で渡ろうとする人は、ほどんどいない橋。実は、この浦戸大橋が毎年多くのランナーを苦しめているのだ。

なぜ苦しめるかというと、全長約1,500m、高低差はなんと約50mと、ランナーにとっては地獄の橋!

ご覧のとおり、高知龍馬マラソン最大の難所である。

20km地点ということで、足にもかなり疲労が蓄積していて歩く人も続出するポイントだ。

しか~し!

・太平洋

この地獄の坂をのぼり切ると、

見えてくるのは、まっすぐな水平線が望める広大な太平洋!

浦戸大橋を渡るとそこから約10km、太平洋を横目にまっすぐ進むこととなる。海沿いのコースでは沿道で応援する人の数も多くなり、道路の両脇からの声援に、ランナーは再び元気を取り戻すポイントだ。

また、26km地点から37km地点までは、ランナー同士がすれ違うポイント。多くのランナー同士が声を掛け合いながら走る姿も見られる。沿道からの声援はもちろん、同じく走るランナーからの声援は一層励みとなる。

・仁淀川

マラソンは30kmを超えてからがキツいと言われるが、約30km地点と33km地点は、奇跡の清流や仁淀ブルーとして有名な「仁淀川」を渡る。水質日本一の仁淀川を眺めながら、「30kmの壁」を乗り越えて完走を目指してもらいたい。

約37km地点からは、再び田園地帯を進む。

ここからは、気力との勝負。

フィニッシュ会場となる「春野総合運動公園陸上競技場」がついに見えてきた!

最後の力を振り絞ってラストスパートと言いたいところだが、浦戸大橋に次ぐ30mの高低差があり、最後にランナーを苦しめる上り坂が陸上競技場の入り口まで600m続く。

体のエネルギーが枯渇している中、最後のこの坂はかなりキツい。

あと少しで、フルマラソン完走!

最後の力を振り絞って笑顔でゴール!

今の時点で大会当日の天気の予報は、曇り時々雨、最高気温は16℃の予報。

なんとかマラソン日和となり、ランナーの皆さん全員が無事完走することを祈りたい。そして、出場されない方もぜひ、沿道から大きな声援を送り、ランナーの皆さんの後押しをしていただきたい。

高知の観光名所や自然、食などの魅力を満喫できる「高知龍馬マラソン2020」の開催まであと6日!!

 

高知龍馬マラソン公式HP
https://ryoma-marathon.jp/