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暑~い夏のド定番!高知の川遊びスポット5選
この情報は2020年1月24日時点の情報となります。
いの町の人気観光スポット「にこ淵」。ゴツゴツ岩や丸太階段、道をふさぐ大きな岩など、険しい急斜面の道のりの先には、心が癒される神秘的な空間が広がっていた。
透明度が高く、美しく幻想的な青色が見られることから「仁淀ブルー」と表される奇跡の清流「仁淀川」。その支流にあって、神秘的な光景が見られると人気の場所が「にこ渕」だ。週末や連休中には多くの観光客が訪れる人気の観光スポットとなっている。
そんな秘境「にこ淵」へ、高知家の〇〇取材班は向かった。
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高知市中心部を出発して、国道194号線を進んでいくと途中から山道のような景色に。道幅は十分あって、対向車とすれ違うこともできるためご安心を。
目的地から1㎞ほど手前の道路沿いには、公衆トイレが完備されている。
道路の眼下を流れる仁淀川支流「枝川川」を横目に、高知市中心部から車でおよそ1時間半でにこ淵に到着。
専用駐車場は、降り口の100mほど手間に10台分ぐらいのスペースがあるほか、
降り口を50mほど過ぎたあたりには、5~6台ほどの駐車スペースもある。
早速、カメラを片手に秘境を目指して下ってみよう。
色んな意味でドキドキするスポットのようだ。
取材日の前日は雨だったこともあり、地面はかなり濡れている状況。そんな中、〇〇取材班はスーツ姿に革靴で訪れるという悪い例だ。
まずは、舗装をされた5mほどのスロープが…
お次は、20mほどの岩ゴツゴツゾーン!
安定感がないことに加え、道幅も狭く支えるところもないため、かなり慎重に進む必要がある。
お次は、丸太階段ゾーンだ。
かなりの急こう配に加え、丸太の階段は一段一段の幅が不揃い。
設置されているロープをうまく利用しながら進む。
丸太の階段を慎重に下り終えると、少しだけ滝壺が顔を出す。期待を膨らませながら、もうひと踏ん張り。
続いては、前日の雨の影響か…水たまりゾーン。
お次は、出っ張った大きな岩に完全に道をふさがれている!
周辺の岩でしっかりと体を支えながら、大きな岩を超える。
ここまで来れば、手すり付きの階段があるので安心。ただし、雨の翌日などは滑りやすくなっているので、油断は禁物だ。
それにしても巨大なアスレチックを体験したような道のりだったなあ。
そして見えてきたのは、透き通ったブルーの滝壺!
動画でもご覧ください。
太陽の光の加減や角度によっては、ブルーからエメラルドグリーンや深いグリーンに色を変える。また、前日までの天候の状況によって滝の水量が変化し、さまざまな光景を生み出すのだそう。そのため、リピーターとして訪れる観光客も少なくない。
では、ベストな時間帯はいつなのかが気になるところ。
おすすめの時間帯があるのかどうか、いの町の観光協会に問い合わせてみると「山間で日陰になってしまうため、お昼前から午後3時頃までに来てもらいたいです。また、大雨が降ったあとなどは、透明度が半減していることがあるので注意が必要ですね。特に県外の方は天気の状況などの把握は難しいと思いますので、観光協会までご連絡いただければ、正確な情報をお伝えします。」とのことだ。
マイナスイオンを浴びて、にこ淵の幻想的なブルーを堪能した〇〇取材班。紅葉の季節に訪れると一石二鳥の楽しみが味わえそうだなぁと、次にまた訪れることを心に決めた。
さあ、来た道を引き返すとするか。
下り以上に上りはかなり体力を消耗してしまい、国道に戻った時には息を切らしていた。ここを訪れる際には、すべりにくいスニーカーは必須。カメラなどはリュックサックなどになるべく収納し、両手は自由に使える状態がいいだろう。
多くの観光客の方にも来ていただき、この空間を肌で感じていただきたいところであるが、ご紹介したとおり、道路から下る道中はかなり険しい道のり。体力に自信がない方には少し厳しい場所であるが、そんな方に朗報である!
新たに階段が設置されることとなったのだ。
そのため、2020年2月1日~3月31日までは立ち入りが禁止が予定されているそうなので、観光を予定されている方はご注意を。工事の日程等は、変更がある場合があるのでいの町観光協会のHPをチェックしてほしい。
険しい道のりが改善されれば、これまで以上に神秘的な空間を求めて観光客が訪れることだろう。
スケールの大きな滝を体感して、高知ならではの自然を思う存分満喫してほしい。
にこ淵
場所:高知県吾川郡いの町清水上分 1278
※2020年2月1日~3月31日(予定) 階段設置工事のため立ち入り禁止
いの町観光協会
https://www.inofan.jp/
詳細な工事情報等のお問い合わせ先
いの町吾北総合支所産業課
088-867-2313