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【高知グルメPro】地元愛されイタリアンから人気の和食屋に夜の〆の屋台餃子までそろう「廿代町」のおススメグルメ6選 食いしんぼおじさんマッキー牧元の高知満腹日記セレクション
この情報は2019年10月27日時点の情報となります。
立ち食いそばから割烹、フレンチからエスニック、スィーツから居酒屋まで、年間600回外食をし、料理評論、紀行、雑誌寄稿、ラジオ、テレビ出演を超多忙にこなす食べ歩きストのマッキー牧元さんが高知の食材・生産者さんをめぐって紹介する「高知満腹日記」。
銀座にある高知県アンテナショップ「まるごと高知」にいくと、食材や酒類だけでなく、様々な調味料が売られている。
他の土地では見かけない、オリジナルの調味料は、太陽と海の恵み豊かな高知ならではの味わいがある。
これらを、様々な料理に展開したい。商品を手にするごとにそう思う。
そこで実際に料理をしてみた、「第三弾」である。
その名も「leaf garlic」おしゃれである。
高知県の人は、葉にんにくをよく料理に使うが、他の県では、正統中国料理店で麻婆豆腐に使う以外は、聞いたことがない。
さてこれは、ペースト状になっている
甘みと香りのバランスが良く、ほんのり酸味があって、後口が爽やかである。
イタリアンパセリのにんにく風味のペーストだよと言って出しても、信じちゃう人もいるだろう。
だからイタリアンに振ってみた。
茹でたイカやタコに和えて、ちょいっとオリーブ油をふったら、立派なアンティパストである。
ここにチーズをふりかけてもいいだろう。
そして、オムレツにソースとしてかける、イタリアンオムレツはいかが?
卵の黄色にペーストの緑色が、よく映える。
ソースとしてかけたけど、オムレツの中に入れても面白いぞ。
さあ次は、「一本釣りうるめいわしのオイルサーディン」。
ただのオイルサーディンではない。うるめいわしを網ではなく、一本釣りにしたものをオイル漬けにしたものだ。
今まで様々なオイルサーディンを海外産も含めて食べてきたが、これは最強ではないか。
身の大きさふっくらとしていて、イワシ自体の甘みが生きていて、しみじみとうまい。
いきている
酒のつまみにするなら、そのままでもう十分だが、電子レンジで油ごと温めて、唐辛子をふり、海苔をかけるのはどうだろう。
途端に酒が飲みたくなる。
あるいは、松の実と干しぶどうと合わせたものを少し潰して温め、パスタに混ぜるのもおいしい。
さて次は、高知と言ったらカツオ。カツオの「酒盗」である。
普通の酒盗より色が浅いが、舐めれば大至急酒が欲しくなる。
ほんの少しだけ舐めながら、永遠に酒が飲める代物ですねこれは。
日本酒そしてご飯、以上と言いたくなるところを、あえてクリームチーズにご登場ねがった。
クリームチーズ3に対し1くらい混ぜちゃう。
そしてこれをバケットに塗ってしまうのである。
ふふふ。クリームチーズが酒盗の練れた塩気で怪しくなって、ウィスキーが欲しくなるではないか。
酒盗の底力おそるべし。
次はやはり高知の名物、「四万十川青さのり佃煮」といってみよう
舐めれば、青さのり独特の香り高さがあって、甘すぎない。
これも直ちにご飯が欲しくなるが、茹でた枝豆やそらまめと和えてみた。
すると豆の甘い香りと青さのりの香りが響きって、独特の酒の肴になるのだな。
友達にご馳走して、これは何の香りだと聞いても謎解けないかもしれない。
味噌汁に落としても、青さのり香が高まって美味しくなるし、意外なところでは、バタートーストに塗ってもいけるのである。
次は珍しい「豆腐ジャーキー」である。
豆腐に風味をつけて乾燥させた酒のつまみである。
味は味噌のようで、そのまま食べると素朴だが、ぬる燗と合わせると、香りが膨らんですごくいい。
細かくしてご飯にふりかける。
細かくしたものを卵かけ御飯、納豆に混ぜる。
するといつもの TKGや納豆ご飯の味が一変して、深くなるので不思議である。
最後は、「うなぎ生姜」といってみよう、
蒲焼を黄金生姜で甘辛く煮付けた、ご飯のお供である
生姜辛味が、甘さを引き締めてうまい。
これもTKGに加えたり、うなぎの周りについた煮こごり状になった煮汁を混ぜてもいい
でも最高は、これ一瓶をご飯一膳分の茶漬けにしちゃうことだね。
どうです、高知調味料。
いくつか買って、普段食べている身近な料理に加えるだけで、非日常。
楽しいじゃありませんか。