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いの町吾北でゲストハウスしてみん?旅館「高岩」の継業者募集

       

この情報は2019年9月27日時点の情報となります。

いの町吾北にある、創業34年の旅館「高岩」は、現在営業を継続していくことが困難な状況にあるという。再活性化し、地域に貢献をしたい!と願うオーナーに話を聞いた。

2020年5月25日追記
※継業者の方が無事決まりました。情報の拡散等にご協力いただき、ありがとうございました。

清流日本一に輝いた仁淀川や吉野川、国定公園である石鎚山系など日本を代表する自然が残るいの町。清流を活かしたアクティビティが豊富なほか、土佐和紙の発祥の地としても有名な町である。

 

災害がきっかけで旅館「高岩」を開業

そんな町に、昭和の香り漂うアットホームな旅館「高岩」がある。今年で創業34年になる旅館だ。

客室は全部で9部屋。2階の大部屋は、7~8名の大人数での利用も可能だ。

共有スペースとして使っている広いリビングには、10名掛けのソファーセットがある。

各部屋から外を眺めると、透明度抜群の仁淀川が眼下に広がっている。

屋根付きの庭では、その絶景とともに、贅沢なキャンプが楽しめるぞ。

 

オーナーの思いとは

オーナーの伊藤雄二さんにお話しを伺った。

-「高岩」の開業のきっかけを教えてください。
伊藤さん:42年前、母が旅館の向かいでレストラン経営を始めました。その2年後、台風により付近の川が氾濫する災害が起こった際に、救援部隊がレストランの2階で寝泊りしたんです。復興に時間を要する中、「これは旅館がないと困るな」という思いから、父が旅館業を始めたんです。

これまでは朝夕の食事を出すこともあったが、現在は素泊まりのみで対応しているという。

旅館に隣接して、伊藤さんが経営する「ファミリーマート」がある。

-利用者はどういった方が多いですか?
伊藤さん:県外から鮎釣りに来る方や、最近は外国人観光客のサイクリストの利用者が多いですね。

-今抱えている課題はありますか?
伊藤さん:年をとったので、体力的に旅館業の運営がしんどくなってきました。
自宅が少し離れたところにあるので、利用者から呼び出しがあった際に旅館までかけつけるのが大変で。十分なサービスが出来ない状況です。

地域に貢献したいという気持ちを強く持つ伊藤さんは、誰かに旅館業を継承してもらい、地域の活性化を図ってほしいと願っている。

-すぐにでも活用できるんですか?
伊藤さん:建物も老朽化していませんし、明日からでもすぐ営業できるだけのものはすべて揃っています。トイレも洋式にしたばかりですし、エアコンやテレビ、冷蔵庫、お風呂、洗濯機もあります。

-業務用のパンミキサーとオーブンがあるんですね。
伊藤さん:隣のファミリーマートができる前に、コンビニ「モマ」をやっていました。その頃に使っていたものです。今でも使用できますので、活用してもらえたら嬉しいですね。

-どんな方に継業(または活用)してもらいたいですか?
伊藤さん:うーん。定年退職したご夫婦とか? できればここで住みながら、ゲストハウスとして運営してくれる方がいればいいですね。
私自身、まだまだ「地域に貢献したい!」という気持ちがあります。長く利用してくれている地元民や、この地を気に入ってわざわざ足を運んでくださる方に、便利に使っていただきたいです。そういう想いも引き継いでくれる方がいいですね。

 

周辺には、本格温泉や道の駅、アクティビティ施設、サイクリングコース、透き通ったブルーが美しい滝壺「にこ淵」等の観光スポットが多数あり、多くの方の利用が見込める立地。

利用客のためにも高知の自然と地域資源を最大限に活かし、新しい価値を吹き込んでくれるあなたのチャレンジを待っている。

 

店舗情報

旅館「高岩」
住所:高知県吾川郡いの町下八川甲366番地

【問い合わせ先】
高知県事業引継ぎ支援センター
電話:088-802-6002
担当者:吉岡

※情報提供:一般社団法人 高知県移住促進・人材確保センター

一般社団法人 高知県移住促進・人材確保センター
住所:高知市本町4丁目1番32号 こうち勤労センター5階
電話:088-855-7748

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