グルメ, 三山ひろし
【三山ひろしのさんさん歩】多彩な経歴を持つ店主に興味津々!文句なしの旨さ「麺処Monk」
この情報は2024年7月27日時点の情報となります。
高知県出身の紅白演歌歌手・三山ひろしさんと、さんさんテレビ・川辺アナウンサーが三山さんのふるさと高知県をゆる~くお散歩。今回は高知県高知市布師田(ぬのしだ)にある「JR四国 高知運転所」を訪れた。
目次
今回は、高知市中心部から車で東へ約15分ほどのところにある高知市布師田をお散歩する三山さんと川辺アナ。
ある乗り物の普段見られない姿が今回特別に見学できるということで「JR四国 高知運転所」へと足を運んだ。
「JR四国 高知運転所」は、JRの鉄道車両がたくさん集まる「車両基地」。ここでは、車両の検査や整備が日々行われている。
そんな施設を今回案内してくれるのは、JR四国 高知運転所の岩﨑光泰さん。
イメージキャラクターの「れっちゃくん」と「すまいるえきちゃん」も一緒にお出迎えしてくれた。
さぁ、知られざる車両基地の裏側へと足を進めよう!
鉄道車両の検査を行う「検修車庫」へと案内された三山さんと川辺アナ。
車でいう車検を3ヶ月に1回、そして定期検査を8日に1回という高い頻度で行う鉄道車両検査の様子を見学する。
ピットといわれるスペースへ入り、車両の真下へと潜り込んだ。
ここでは車両を支えるパーツを連結しているボルトが緩んでいないか、かなづちを使用して打音検査を行う。
目と耳を使い、大量のボルトを1日かけて念入りに検査していくそうだ。
続いて案内されたのは、車両の中。言われるがままに座席に座った二人だが、何が起こるのか不安な様子。
しばらくすると、車両が少し前進して外の風景が動き出した。
なんと、転車台と言われる車両の方向転換を行う機械の上に乗せられ、グルグルと回転させられていたのだ。
普段は回転する電車に乗ることはまずないので、とても不思議な感覚。
転車台で方向転換し、少し線路の上を進む車両。すると急に窓へ白い泡が大量に吹き付けられた。
突然の出来事に「うぉ〜!びっくりした」と大声を上げる二人!
白い泡が吹き付けられたあとは、大量の水しぶきと大きな緑色のブラシが車両を横切っていく。
二人が見たものは、鉄道車両専用の洗車機で車体を洗浄している様子。初めて見る光景に、終始声を上げて興奮気味だ!
洗車機を通した車両はピッカピカに!いつも外装や窓が綺麗な理由は、見えないところでのメンテナンスがあってこそだ。
JR四国 高知運転所には豪華な観光列車があるということで、ここからはデザインプロジェクト担当室長の松岡哲也さんに案内していただき、列車「志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり」をご紹介いただく。
列車は「ソラフネ」と「クロフネ」というそれぞれコンセプトが分かれた2両編成で、土日祝日を中心に高知–窪川駅(四万十町)間を運行している。
のんびりと景色を眺めることができる走行速度と、駅での地元の方によるおもてなしが特徴だ。
実は三山さんも去年11月に後免駅でおもてなしを経験!その時の様子は以下よりご覧ください。
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2号車のソラフネは、大空のその先、大気圏を突き抜けた宇宙空間まで繋がる未来への「夢」をコンセプトに、レトロSE小説で描かれる空想科学上の宇宙船をイメージしている。
照明はロケットエンジンをイメージしたものをあしらい、旅の高揚感が演出するような内装となっている。
一方、1号車のクロフネは、果て無き青空のもと、仲間達と新たな時代への「志」を語りながら大海をゆく蒸気船をモチーフに、文明開化期から萌芽する19世紀末芸術を想起させるデザインとなっている。
車両前方には運転席から見る景色と同じものが映し出され、大自然を通過する様子を映像として楽しめる仕掛けが施されている。
見学の最後は、観光列車・志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたりで実際に販売されているドリンクをいただきながら1日の振り返り。
日々多くのお客さまを乗せる車両は、時間をかけた入念な検査と的確な整備によって支えられていると感じた今回の見学。
また、観光列車にはこだわりや想いがたくさん込められており、また地元の方によるおもてなしによって支えられていることを感じられた。
普段は見ることのできない部分を「さんさん歩」を通じてみなさんにお届けできて、とても良かった!と1日を振り返ったのであった。
今回のさんさん歩はここまで!次回の記事をお楽しみに。
JR四国 高知運転所
住所:高知県高知市布師田2405
電話:088-845-7233
情報提供:高知さんさんテレビ
文/さたけゆうや