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【高知家の○○月間人気記事ベスト5】地元愛されグルメや高知の守り継ぎたい伝統をご紹介
この情報は2019年7月27日時点の情報となります。
梅雨が明け夏本番を迎える高知で、観光地のひとつ「龍河洞」がニューオープンし「新・龍河洞」となってお目見えした。新しい龍河洞でどんな発見・体験・驚きが待っているのかご紹介するぞ。
日本三大鍾乳洞のひとつである高知県香美市の「龍河洞」。1億7500万年という想像もつかない歳月を経てできた、石灰石の鍾乳洞。国の指定天然記念物になっており、1960年から1980年までの20年間には年間約100万人の観光客が訪れ、とても賑わっていた。しかしここ数年間は、年間約10万人まで減少し、観光地の賑わいが薄れてしまっていた。
そこで、かつての賑わいを取り戻そうと、龍河洞リニューアルプロジェクトが始動。「新・龍河洞」として、この夏新たなスタートを切る。
「新・龍河洞」のロゴとポスター。何が待っているんだろうと、期待に胸がふくらむ。
龍河洞内は、光による演出がたくさん。石の花が咲き乱れ、洞内で一番高い天井では、光で視点を誘導するしかけが。
これが龍河洞の中で最大となる高さ11mもある鍾乳石!この大きさになるまで、積み重ねてきた自然の歴史を感じられる場所だ。圧倒的な存在感と、光の演出で神秘的な雰囲気をかもし出している。
こちらは、神の壺。約2000年前に弥生人が龍河洞を居住空間としており、その時に使っていた壺が鍾乳洞の一部となっている。
こちらは、龍河洞の中間地点ほどにある「記念の滝」。青と赤を使った演出で見るたびに違った印象を与える。どちらも美しくて引き込まれてしまいそう。
こちらは、「しんどい坂」と言って、もうそろそろ終わりが近づくに頃に待っている心臓破りの坂である。これが思った以上に急な階段で、なんとビルの約20階ほどまで昇らなければならない。ここでは、惑星をイメージしたという青と赤の光の演出が施されている。
こちらはプロジェクションマッピングにより映し出される映像だ。龍河洞内の涼しさと神秘的な世界観があわさって、宇宙にいるかのような錯覚を覚える。約4分30秒の動画が、10分に1回映し出されるという。全国の鍾乳洞の中でもプロジェクションマッピングが常設され、光の演出が楽しめるのは龍河洞だけ。
龍河洞で感動体験を終えて外に出ると、新しくできた休憩所「コモレビ」にあるドリンクスペースでくつろぎながら、余韻にひたるのもいいだろう。こちらには無料Wi-Fiが設置されている。龍河洞内での体験をすぐにSNSにアップできるように、洞内にもWi-Fi環境が整備されたそう。
梅雨が明け、これから夏本番を迎える高知。龍河洞内は気温が低いので、暑い夏でも涼しく過ごせる避暑地としてお出かけにぴったり。
1億7500万年という年月が作りだし、光と音の演出と融合した「新・龍河洞」。これまでに訪れたことがない方はもちろん、訪れたことがある方も新しい感動体験ができるはずだ。
さっそく、ニューオープンしたばかりの「新・龍河洞」におでかけしてみてはいかがだろう。
龍河洞
住所: 香美市土佐山田町逆川1424
営業時間:午前8時30分~午後5時
【お問い合わせ先】
公益財団法人 龍河洞保存会(史蹟天然記念物の保存・管理)
住所: 香美市土佐山田町逆川1424
電話:0887-53-2144
株式会社 龍河洞みらい(マーケティング・運営企画)
住所: 高知県香美市土佐山田町逆川1394番地1
電話:0887-52-8448
情報提供:株式会社龍河洞みらい