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高知あるある!?なぜか実家に必ずある「よさこい祭りでもらったうちわ」

この情報は2023年8月7日時点の情報となります。

よさこい祭りを彩る「うちわ」

暑い夏に欠かせない「うちわ」。

お祭りやお店などで配られているところを目にするが、高知県民にとって、うちわが最も配られる場所といえば「よさこい祭り」だ。

オリジナルうちわを作り沿道の観客に配布しているチームがあり、暑い中でよさこいを観ている観客にとっては、涼を感じられるうちわはありがたく、争奪戦になるほど人気なのだ。

中には、毎年うちわをもらうことを楽しみにしているという人もいて、「実家に何年前にもらったのか分からないうちわが何本もある」という家庭も多いのではないだろうか。

そして、『「よさこい祭り」でうちわを配っている有名人』として高知県民の頭にまず浮かぶのは、高知県出身のタレント・島崎和歌子さん。

島崎和歌子さんが載った歴代のうちわ

四国銀行チームの先頭で、うちわを配りながら観客に手を振る姿がすぐに脳内再生できるだろう。

 

今年のうちわは2種類!書き下ろしイラストとARで飛び出す花火

島崎さんのイメージもあって、うちわを配布しているチームの代表格である四国銀行だが、すでに今年のうちわは完成し準備万端だという。

それが、こちらの2種類。

すでに各支店で配布されているが、よさこい祭り当日にも配布する予定だ。

一つ目が、高知県出身のアニメーター刈谷仁美さんが書き下ろしたイラストをあしらった黄色ベースのものと、島崎和歌子さんとトムとジェリーが載った青ベースのもの。

【記事】連続テレビ小説で人気の高知出身アニメーターがイラスト描き下ろし!見る人をポジティブにする四国銀行のポスター制作秘話

青ベースのうちわは、拡張現実「AR」の仕掛けがあり、目に見えている現実世界にデジタル情報が追加される。具体的には、掲載されているQRコードをスマートフォンで読み込みうちわにかざすと、スマートフォンに映ったうちわの上に花火が次々と上がる仕掛けとなっているのだそう。

うちわの企画を担当した四国銀行営業統括部の竹内さんは「毎年、島崎和歌子さんのうちわを楽しみにしてくれているお客さまがいらっしゃいます。「四国銀行といえば」という存在である島崎和歌子さんと、同じく長らく起用しているトムとジェリーが一つの媒体で共演するのは、実は今回が初めてのことです。ARの仕掛けとともに、デザインも楽しんでいただけると嬉しいです。また、四国銀行にはよさこい祭り本番で地方車の両側に「うちわ隊」がいて、 沿道のお客さまにうちわを配布しています。たくさんのうちわを用意してよさこい祭りを盛り上げていきます!」という。

まもなく、よさこい祭り本番!

涼しい室内でテレビ中継を見ることもできるが、せっかくならばよさこい祭りが開催される競演場や演舞場を訪れて、うちわを片手に踊り子の熱気を感じてみてはいかがだろう。

 

文/長野春子