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鴨はロースだけじゃない!鴨を食べ尽くせるお店「高知県芸西村 土佐鴨 日本橋」の料理が絶品

       

この情報は2019年6月1日時点の情報となります。

高知出身の記者が行く、関東で高知の食材を楽しむシリーズ。第15弾は日本橋にある鴨を扱う隠れ家居酒屋。

地下鉄銀座線・東西線の日本橋駅B5出口から徒歩1分ほどのところにある『高知県芸西村 土佐鴨 日本橋』。

鴨料理といえば、鴨鍋に鴨そば…くらいしかすぐには思いつかないが、一体どんな料理を食べられるのだろうか。


お店はこのビルの2階。看板がないので見逃し注意だ。
まずは、数あるメニューの中から、記者が特に気になった料理3品を紹介しよう。

 

①鴨焼きセット(7種)

ササミ、砂肝、レバー、ハツ、せせり、もも、ロースの食べ比べができる『鴨焼きセット(7種)』(1,800円/税抜)。普段は焼いた状態で出してくれるのだが、今回は特別に焼く前の生の状態を見せてもらえた。

高知県仁淀川町産の山椒など5種類の薬味と一緒にいただく。どの部位にどの薬味が合うのかは、スタッフが説明してくれる。

ロース(写真右)は最近スーパーでもたまに見かけるようになったので食べる機会もあるけど、レバーやハツ、砂肝などはなかなか出会うことがない。

記者が中でも気に入ったのは砂肝(写真右)だ。コリコリした食感が楽しい。
食感はどの部位も鶏肉に似ているが、鴨ならではの滋味あふれる味わいで、クセもなく食べやすい!

 

②鴨皮ポン酢

ゆずポン酢で味付けされた『鴨皮ポン酢』(600円/税抜)は、高知の代表的な薬味「みょうが」がたっぷり入って爽やか!鴨皮は弾力があり、噛めば噛むほどうま味が出てくる。

 

③鴨ラーメン

鴨だしを使った醤油ベースの『鴨ラーメン』(700円/税抜)。こちらはランチでも人気のメニュー。夜営業の時には、〆にちょうどいいミニサイズで提供しているという。夜もガッツリ食べたい!という人は「大盛りで!」と言えばサイズを変えてくれるぞ。

ホロホロになるまで煮込まれた鴨肉がたくさん入っている。高知県産のニラは生の状態でトッピングされていて余熱で火を通すので、シャキシャキ食感と香りが残り、素材のよさを感じることができる。

 

高知の認知度が上がれば…

高知愛あふれるお店の店長、大場さん(写真右から2人目)にお店のアレコレを聞いてみることに。

-お店は何年目ですか?
大場さん:今年で3年目を迎えました。オープン前、内臓まで食べられる高品質の鴨を探していた時に、土佐鴨を扱う高知県内の事業者に出会い、「なんでもやります!」と心強い言葉をいただいたことで、現在の料理が提供できています

-スタッフは高知の人?
大場さん:高知出身のスタッフは1人もいないんです。ですが、みんな高知へ行ったことがあり、現地の食材にも詳しいです。1ヶ所でいろんなモノが食べられる『ひろめ市場』は友人にもすすめたいですね。
あと、高知は道の駅がたくさんあるので長距離の移動も飽きない。その土地土地の食に触れながら移動できたのは面白かったです。

-キッチンとカウンター席の距離が近いですね。
大場さん:キッチンとカウンター席は1枚板でできてるんです。家に来た友人をもてなすイメージでデザインしています。

-今後の目標は?
大場さん:高知の魅力をたくさんの人に伝えられたらいいなと思っています。鴨だけでなくピーマンやナスなど、ほかの芸西村の食材もお店で食べてもらいたいです。高知で有名なカツオやウツボなんかも外せませんね。食を通して高知全体のことを知ってもらいたいです。お店に来たお客さんが、実際に高知へ遊びに行ってくれたら嬉しいな。
土佐鴨を取り扱っている店舗が少ないので知名度を上げる為にも店舗を増やしたいですね。

ここまで鴨を堪能できるお店は、なかなかない。今回紹介した3品のほかにも、鴨を使ったメニューがたくさんあるので1度足を運んでほしい。鴨だけでなく、野菜や調味料からも高知食材の魅力を感じることができるだろう。

 

■店舗紹介

高知県芸西村 土佐鴨 日本橋

住所:東京都中央区日本橋2-2-4 せっつビル4階
電話:03-6262-5020
営業時間:
【月〜金】ディナー 午後5時00分〜午後11時00分(L.O.午後10時30分)
【土】午後5時00分〜午後11時00分(L.O.午後10時30分)
定休日:日曜、祝日