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この情報は2023年3月3日時点の情報となります。
高知を元気にする応援団を屋号に掲げる「ほっとこうち」が高知のグルメ情報を紹介していくシリーズ。今回は大豊町で日曜にのみオープンしている「立川御殿茶屋」をご紹介!
高知市中心部から車で約45分。今回やってきたのは、大豊町にある国の重要文化財として認定されている「立川番所(たぢかわばんしょ)」のほど近くにある「立川御殿茶屋」。
こちらは日曜のみ営業している食事処で、第1・3日曜は大豊町の郷土料理を、第2・4日曜はピザやスパゲティといった洋食を提供している。
趣ある建物に足を踏み入れると、木を基調とした温もりのある空間が広がっている。
中央には薪ストーブが設置されており、高知県の中では寒い場所に位置する大豊町でも、建物の中はポカポカだ♪
そんな暖かみある空間で楽しめるのは、大豊町ならではの郷土料理。
椎茸やわらびが入った「山菜そば」や、不老長寿の豆として地元で栽培されている「銀ブロウ」という黒豆を酢飯と一緒に混ぜ合わせた「銀ブロウ寿司」など、地元の食材を使った料理が揃っている。
今回は、珍しい「猪肉」を使った「いのししそば」(650円)を注文。
麺は短く、太さは約5mmと極太な麺が特徴の「立川そば」に、鰹節やいりこ出汁がきいた甘めなおつゆ。
猪肉は醤油や生姜などで炊かれていて、そばとの相性は抜群。素朴ながらも、満足感のある一杯だ。
最後に店主の小笠原さんにお話を伺った。
-立川御殿茶屋を始めたきっかけを教えてください。
小笠原さん:この「立川御殿茶屋」のすぐ上には、「立川番所」という立派な建造物があり、週末になると観光客などが訪れるんです。番所を見た帰りに大豊町ならではのお食事も一緒に楽しんで欲しいという思いから、集落の人たちの賛同や協力を得て、いのししそばや銀ブロウ寿司といったお食事の提供を始めました。
-これらのお料理はテイクアウトはできますか?
小笠原さん:お蕎麦はテイクアウトが難しいですが、銀ブロウ寿司をはじめ、ささがきごぼうが入ったおやきに似た郷土料理「こんちん」や「そばだんご」などはテイクアウト可能です。
-最後に読者へ一言お願いします。
小笠原さん:高知市から距離が離れておりますが、秘境だからこその絶景や大豊町の美味しい郷土料理が味わえるのは魅力的だと思います。また第2・4日曜に提供しているマルゲリータやミートソースパスタといった洋食メニューも美味しいので、両方楽しんでもらいたいです。
地元ならではの料理はもちろん、地元集落の人たちの温かさにも触れることができる素敵な場所が「立川御殿茶屋」。
「立川番所」の観光と合わせて足を運んでみてはいかがだろう。
立川御殿茶屋
住所:長岡郡大豊町立川下名43
TEL:0887-78-0322
営業時間:午前10時~午後4時 ※日曜のみ
定休日:月曜~土曜
駐車場:10台
提供:ほっとこうち
https://hotkochi.co.jp/