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黒潮を泳ぐ豊かな生命を感じてほしい 大阪海遊館海洋生物研究所『以布利センター』
この情報は2022年12月22日時点の情報となります。
12月2日から、高知市の高知城で始まった夜間イベント「高知城 ひかりの花図鑑」。
“牧野富太郎と植物を愛した画家たち”をテーマに、夜の高知城が映像と音楽によって彩られています。
高知県出身である世界的植物学者・牧野富太郎博士と、同時代を生きたゴッホ、モネ、ルノワールによる植物を題材としたアート作品を、ひかりの演出で体感できます。
そして、アプリを使った体験型コンテンツもあるとか…。
今回は、イベントをより楽しむためのポイントをご紹介します!
(※若干のネタバレを含むかもしれませんので、新鮮な気持ちでイベントを楽しみたい方は今すぐ画面を閉じて高知城に向かってください!)
受付がある杉の段・三ノ丸へと向かう階段を上っていくと、最初に出迎えてくれるのは「花手水」の階段。
まだ入場する前にもかかわらず、この時点で圧倒されるほどの映像美…!
美しい高知の清流の上を、色とりどりの花々がゆっくりと流れていきます。
もしスマホで思い出を残すのなら、断然動画撮影がおすすめ。
石垣に映し出されたタイトルを横目に受付を済ませて二ノ丸へと向かうと、更なるひかりの演出が!
二ノ丸では、牧野博士と同じ時代を生きたゴッホとモネの作品をモチーフにした映像作品が体験できます。
石垣に映し出されたゴッホの「ひまわり」。
そびえ立つ天守閣の下に突如現れた、モネの「水の庭」。
松林を背景に、二ノ丸の風景に溶け込むように再現されたモネの「花の庭」。
どれも本当に素晴らしいのですが、個人的に感動したのは「水の庭」。
映像内に足を踏み入れると、おどろきの仕掛けが…!
ぜひ、現地で体感してみてくださいね。
次に、二ノ丸北側の階段を降りて三ノ丸へと向かう銀杏並木へ。
現れたのは「ルノワールの花小道」。
頭上から降り注ぐ光とミスト、暗い地面に映し出される光の花。
色づいた銀杏並木とのコントラストも相まって、不思議な世界へと連れて行ってくれそう…!
銀杏並木を抜けて三ノ丸へと進むと、「牧野富太郎のふるさと」と題されたエリアに。
牧野博士が愛した花々の植物図が映像となって地面を流れ、三ノ丸に生える木々の根っこへと吸い込まれていく幻想的な演出。
身近な日本の植物の美しさを、映像で再発見できます。
三ノ丸にはもうひとつ、「高知城植物図鑑」なるものが。
今回のイベントでは、公式サイトのWEBアプリと連携した、来場者参加型のコンテンツがあるのです。
これまで通ってきた杉の段~二ノ丸に設置された「採集スポット」に、アプリを開いて近づくと、自動で植物を採集してくれます。
採集できるのは、すべて牧野博士ゆかりの植物。
植物や牧野博士にまつわるエピソードも書かれていて、楽しみながら牧野博士への知識を深められます。
採集スポットはわかりにくい場所に設置されているものあるので、地面に映し出された植物の映像を目印に、コンプリート目指して探してみてくださいね!
そして最後に、三ノ丸の木々の間に設置されたスクリーンのQRコードをアプリで読み込むと…
こんな風に、自分だけの植物図鑑が映し出されます!
スクリーンをバックに、記念写真を撮って思い出を作ってみてはいかがでしょうか♪
最後に辿り着くのは、三ノ丸内にあるイマーシブビューポイント。
間近に見上げる天守閣に投影される、「ひかりの花夜城」と題されたダイナミックなショーが楽しめます。
何より驚くのが音響。
臨場感あふれるダイナミックな音楽とともに展開される圧巻の映像美は、このポイントでしか体感できません。
高知の魅力と、美しい花々が咲き誇る高知城。
「日本三大夜城」の名にふさわしく、幻想的で美しい姿に胸を打たれました!
そうそう、イベント期間中は天守閣が夜間特別開館しているそう。
天守閣から高知の夜景を楽しむのもいいですね♪
イベントを通して思ったのは、
「写真で見るよりも、絶対生!!!」
目の前に降り注ぐ光や迫力満点のサウンドを、澄んだ空気の中でぜひ体感してみてくださいね。
ちなみに、夜の高知城はこれからぐんぐん寒くなってきます。
防寒対策はしっかりと。
そして、撮影やアプリのためにスマホの充電も満タンにしていくことをおすすめします。
今しか見られない、ここでしか見られない、冬の高知城へと足を運んでみてくださいね!