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【高知グルメPro】地元愛されイタリアンから人気の和食屋に夜の〆の屋台餃子までそろう「廿代町」のおススメグルメ6選 食いしんぼおじさんマッキー牧元の高知満腹日記セレクション
この情報は2024年7月23日時点の情報となります。
大阪梅田 ホワイティ梅田にある泉の広場から徒歩5分ほど、おなじく梅田に7月31日にオープンするKITTE大阪の高知県アンテナショップ「とさとさ」から徒歩10分ほどの場所にある「屋台餃子 あらき」。
こちらのお店では、高知の屋台餃子をはじめ、高知から直送の鮮魚などが食べられるということで、高知家の〇〇取材班はさっそく伺うことに。
実は、このお店は以前に紹介した「漁師酒場 あらき」の系列店なのだ。
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店長の冨岡さんは、高知県の西部・宿毛市の出身。
高知市内の専門学校を卒業後、就職で派遣会社に。広島、富山、兵庫を転々として、宿毛に戻り郵便局で働いたそうだ。
現在の職場へは郵便局で働いてる際に、ブリ釣りの手伝いをしていた現会社の専務(学生時代の同級生)から、一緒に働かないかと話をもらったことがきっかけだそう。
趣味の釣りが、転職のきっかけになったのだ。
入社して2年くらいは、高知でブリ釣りや加工、催事の手伝いなど、いろいろな業務を行い、また、有名屋台餃子のお店に修行にいったり、系列店のお手伝いをしたりして準備に励んだ。
-新たな道ですが、苦労したことはありますか?
「餃子を習いに行ってた際には焼く専門で、包む練習をあまりやってなかったんです。それというのも、元々は餃子は機械を使って包むという話だったのですが、諸事情により使えなくなったんです。オープン当初は慣れていない作業だったので提供が遅くなるなど、苦労しましたね。」
-注文いただいてから包むとなると、なかなか時間かかりそうですね。また飲食業界は、はじめてということでしたが、その点はどうですか?
「その点は、楽しくてすぐに慣れました。」
-お客さんは、どういう年代の方が多いですか?
「思ったよりも若い方が多いですね。」
-高知の人も来られてますか?
「屋台餃子を大阪でも食べれるのを知って、わざわざ来てくれる方が多いです。」
ここで、富岡さんに餃子を焼いていただくことに。
一つ一つ餃子を包んでいく。
包んだ餃子を鍋に入れて、焼き上げる。
焼き上がった餃子がこちら。
外は揚げ餃子に近いカリッとした皮で、餡は野菜多めというスタイル。
一つ食べると、次々と口に運びたくなる美味しさだ。
また、高知ではブリなどの脂の強い魚には葉ニンニクをすりつぶし、味噌とまぜた「ぬた」をつけて食べるのだが、こちらでは鮮度のいいブリとともに「ぬた」もいただける。
高知の居酒屋で珍味として人気の「亀の手」。
※亀の手は、磯で岩に貼り付くように生息している甲殻類に近い生き物。
亀の手みたいな形からその名前がついているそうだが、こちらで出しているものはかなり大きめでインパクトがある。
つまみはこれ以外にも、宿毛市沖の島で取れた天然のブリなど、漁師の会社がやっているからこそのメニューも充実。
樽ハイもあるので、なんだか「ひろめ市場」にいるような感覚に陥る。
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「大阪では高知の屋台餃子や『締めは餃子』という文化もまだまだ認知度が低いので、このお店を通して少しでも大阪の人に広められたらと思います。」
と言う冨岡さん。
趣味の釣りから始まった飲食店の道は、冨岡さんにとって天職のように感じた。
屋台餃子 あらき
住所:大阪府大阪市北区角田町梅田地下街2-9
TEL:06-6131-2323
instagram:https://www.instagram.com/yataigyouzaaraki/