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兵庫・明石と高知・柏島のダイビングショップ代表2人が語る「他では観られない光景が楽しめる柏島でのダイビング」

       

この情報は2022年3月24日時点の情報となります。

画像提供:AQUAS

柏島の海は、貴重な魚や景色が観られることで、ダイバーに好評のダイビングスポットです。そんな柏島の海や高知県の魅力について、今回は関西と高知それぞれのダイビングショップの代表にお話をお聞きしました。

お話をお聞きしたのは、柏島へ毎年ダイバーのお客さまとダイビングに行くという兵庫県明石市のダイビングショップ「BLUEBLUE明石」代表の平川猛さんと、柏島でダイバーのお客さまを迎えるダイビングショップ「AQUAS」オーナーの松野和志さんです。

それぞれの立場から見る柏島の海にはどんな魅力があるのでしょうか。

関西では観られない!多様な生物種に出会える柏島の海

―柏島でのダイビングの魅力は何だと思いますか。

BLUEBLUE明石・平川さん(以下、平川さん):観られる生物種の多さですね。柏島は黒潮と豊後水道がぶつかる場所にあるので、柏島の海には、多くの生物がやってくるんです。関西近郊では観られない生き物が、柏島の海にはいるんです。海は、ちょっとした海流の動きや気候の変化で毎日表情を変えます。海流に乗って、その年しかいない魚が流されてくるのも、大きな魅力です。

AQUAS・松野さん(以下、松野さん):柏島の海は、黒潮と豊後水道が交差する特殊な場所で、温帯と熱帯、両方の生物を観ることができます。季節が変わると、景色が全然違います。冬には海苔が採れる時期もありますが、水温が上がってくると海苔は姿を消し、熱帯のような景色が海中に広がります。また、日によっても、透明度や観られる生物が違っていて、おもしろいです。

画僧提供:AQUAS

―柏島の海でたくさんの生物種が観られると知らなかったので、驚きました。

平川さん:ダイビングと聞いて、四国の海を思い浮かべる方は近年増えつつありますが、まだ多くはありません。海流がぶつかる海であること、柏島の海があまり知られていないこともあり、次々に新種の生物が見つかっています。ここ1、2年ほどは柏島の港にイルカが住み着いていることも、全国的に見て珍しいことだと思います。

松野さん:新種の生物は、たくさん見つかっていますね。柏島の名前がついている生物や、僕の名前がついている生物もいます。

ダイバー育成を行う都市型ダイビングショップ「BLUEBLUE明石」

画像提供:BLUEBLUE明石

―平川さんがBLUEBLUE明石を創業されたきっかけは何ですか?

平川さん:もともと兵庫県にあるダイビングショップで22年働いていたんです。働きながらもいずれは開業したいと考えていました。遅めの独立ではあるんですが、5年前に独立して、BLUEBLUE明石を始めました。

明石に店を構えたのは、通勤のしやすさもありましたが、経験やつながりが活かせるなと思ったからです。もともと働いていたときに明石の店舗を任されていたんです。

―そうだったんですね。簡単にBLUEBLUE明石の事業内容を教えてください。

平川さん:お客さまをダイバーとして育成して各地で一緒にダイビングするという、ダイビングショップのなかでも都市型といわれるサービスを行っています。高知県の柏島にも、お客さまと一緒に毎年訪れています。

―柏島へ毎年ダイビングに行かれているとのことですが、近場の海と沖縄などのように遠い海へ行くのとではどんな違いがありますか?

平川さん:一番は、飛行機に乗らなくていいことですね。飛行機に乗らなければ行けないような場所では、最後の1日は、潜水病を避けるためにダイビングができないんです。ところが柏島であれば、往復、車で移動できます。それも片道3時間ほどで行けます。

普段忙しくされている方でも、日帰りや土日の休日を利用して、たっぷりとダイビングを楽しめるのが近場の海の魅力ですね。その中でも柏島は、特に海がきれいですから。行かない理由がありません(笑)

柏島の海に感動し、高知移住でAQUAS開業!

画像提供:AQUAS

―松野さんがAQUASを創業されたきっかけは何ですか?

松野さん:高校生のときに趣味でダイビングを始めて、京都で料理人として働いた後、京都のダイビングショップに勤めるようになりました。京都は海が遠いので、国内も海外もいろいろな海にお客さんとダイビングに行っていて、そのなかで柏島の海に出会ったんです。潜った瞬間に「この海はすごい」と強く感じて、その翌年にはAQUASを開業していました。

―AQUASでは宿泊や食事の提供もされていますよね。開業当時から提供されていたんですか?

松野さん:開業から少し経ってからです。柏島には宿泊施設や食事を取れる場所が多くなく、それでAQUASでも宿泊や食事も始めるようになりました。食事は、宿泊されている方を対象にご提供しています。

―そうだったんですね。現在、松野さんは高知で暮らしておられますが、移住されてからの暮らしはどうですか?

松野さん:もちつもたれつの生活が成り立っているところに、都会とは違う良さを感じています。散歩していたら、野菜や魚をもらうことが日常的にあるんです。反対に、誰かが海に何か落としてしまったときには、僕が潜って探しに行きます。そうやって、お互いの生活が成り立っているところが魅力ですね。

ダイバー2人が語る高知県への想い

―高知県や柏島の魅力は何だと思いますか?

平川さん:いい意味で隔離された場所というか、何かのほほんとした空気が流れているんですよね。お魚やごはんもおいしくて、ダイビングに行くときには食べることも楽しみの一つです。

それに、何より海の中がきれい。柏島の海だからこその景色が広がっており、繁殖行動や捕食の瞬間も観ることができて、自然の営みや尊さが感じられます。環境保護や安全に注意しつつ、柏島で楽しくダイビングしています。

画像提供:AQUAS

松野さん:ダイビングスポットとして高知県の印象はまだまだなくて、その辺のPRも足りていないのかもしれないと感じています。ダイビングのイベントでブースを出していて、海中の写真で沖縄と勘違いされることも多いです。

でも、最近はInstagramの普及や口コミで、高知県の海のよさが知られ始めています。他では観られない海なので、ぜひ一度潜ってみてほしいです。魚やごはんもおいしいので、そちらも食べてみてほしいですね。特に、きみ食堂の「ところてん」はおすすめです!

 

行く人を魅了してやまない柏島の海。次々に新種の生き物が見つかるのも、ダイバーにとって忘れられない体験になりそうですね。今日は、お二人ともありがとうございました。

店舗情報

BLUEBLUE明石

事業内容:ダイビングショップ

代表者:平川猛

開業:2017年4月

住所:〒673-0881 兵庫県明石市天文町2丁目5-13 子午線ビル

URL:https://blueblueakashi.blue/

電話番号:078-914-0708

営業時間:12:00~20:00(20:00以降は予約のみ)

定休日:火曜日(11月~3月まで火・木曜日)

 

AQUAS

事業内容:ダイビングショップ、宿泊事業

代表者:松野和志

開業:2000年4月

住所:〒788-0343 高知県幡多郡大月町柏島130

URL:https://kashiwajima.jp/

電話番号:0880-76-0100

営業時間:7:00~20:00[宿泊]チェックイン 15:00~23:00/チェックアウト 10:00     

定休日 不定期(冬季休業あり)