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この情報は2022年2月14日時点の情報となります。
高知県幡多郡黒潮町で、鰹の一本釣りや藁焼きにこだわり、極上の鰹を届けてくれる「明神水産株式会社」と大人気商品「藁焼きたたき1節とトロ鰹さしみ1節セット」をご紹介します。
目次
高知県幡多郡黒潮町は、高知県幡多郡大方町と佐賀町が合併し、「人が元気、自然が元気、地域が元気」 を合い言葉に、平成18年3月20日に誕生した。
高知県幡多郡黒潮町は、高知県の西南地域にあり、幡多郡の中では東部に位置する。
気候は、温暖で年間平均気温17度、降雨量は2800mm前後と、やや雨が多い気候を活かして、大方地域では早くから施設園芸や花卉、水稲を中心とした農業が盛んだ。
一方、佐賀地域では「鰹一本釣り漁」が盛んであり、全国でも有数の水揚げ量を誇る。
そんな高知県黒潮町で一本釣りにこだわり、鰹の水揚げ・販売を行っているのが「明神水産株式会社」だ。
漁師が舳先や船側に立ち、長い竿で一尾、また一尾と鰹を釣り上げ、高々と跳ね上げる姿をテレビで見たことがある方も多いだろう。
上手な者になると2秒に1匹くらいのペースで次々釣り上げ、その軌跡の頂点で疑似餌から外れ宙に踊る。
何匹もの鰹が次々に宙を舞う光景は、勇壮にして豪快だ。
一本釣りで釣り上げられた鰹は、魚体がきれいで、身の痛みが少ない。
大量の鰹を引き上げる巻網漁法では、網の中で鰹が暴れてしまい、身が傷んだりすることがあるのだ。
また、昔からの一本釣り漁を維持することは、群れを根こそぎ「一網打尽」にすることなく一定の節度を持って漁をすることにつながり、海洋資源の持続可能な漁法のひとつになりうると考え、「明神水産」ではとにかく一本釣り漁にこだわるのだ。
「明神水産」では現在、147tの第88佐賀明神丸、149tの第83佐賀明神丸など4隻が操業している。
昔の漁船と大きく違うのは、GPS航法装置やスキャニングソナー、アクアビジョン、海鳥探知機などの機器が多数搭載されていることだ。
鰹船は、まず港で撒き餌となる活きたイワシを積み込んで出航する。
漁場の決定は漁労長(船頭)の経験や勘もあるが、近年は気象や環境の変化も激しく、機器による科学的なデータ分析や予測が、重要な要素になってきている。
その一方で、海鳥(カツオ鳥)の群れを双眼鏡で探して、「なぶら(鰹の群)」を見つけるという作業も、昔ながらに行われており、ベテラン漁師の経験や勘も生きている。
鰹の一本釣りのコツを覚えるには3年はかかると言われており、漁船の中で一番上手い者は「へのり」と呼ばれ、舳先に立って竿を振るう。
鰹は大きいものでは10kg以上の重さになり、かなりの重労働であり、鰹の群れの規模にもよるが、20分から長い時は2時間近く続くこともある。
過酷な仕事だが、面白みや充実感も大きく、体が動く限り船から降りたくないという者が多い。
様々なものがシステム化されていくなかで未だ生き残っている、数少ない「男の仕事」のひとつと言えるであろう。
釣り上げられた鰹は、食塩ブライン凍結槽というマイナス20度の溶液の中に投入され、活きたまま急速凍結される。
これにより旨味成分が流出しない(ドリップが出ない)、最高の品質が維持できるのだ。
その後8時間ほどかけて、芯まで凍結させてから、ブライン溶液を抜き、マイナス50℃の超低温保冷庫で釣り上げた時の鮮度を維持しながら保管する。
解凍してさしみやたたきにした際の肉色や食味を漁獲直後と同等の品質を目指し、しっかり温度管理された「明神水産」の鰹は鮮度という点では生鰹に劣らない。
鰹は加工時には、凍結した状態で切り分けられ、そのまま専用の藁焼き機で焼かれる。
この時も中の身は一貫して凍ったままなので、身の鮮度は十分に守られる。
高知県では昔から藁焼きにした「鰹のたたき」が好まれる。
藁焼きが調理方法として好まれるのは、香ばしい藁の香りも理由のひとつだが、800度を超える高温の炎で、一気に焼き上げることこそが、もっとも「鰹のたたき」を美味しく食べる方法とされているからだ。
藁の炎は一瞬で燃え上がり、すぐに消えるために、鰹の身を焼きすぎることがない。
香ばしく炙られた皮と、染み出る脂が、より刺身に近い鰹の赤身と合わされば、その美味さに箸が止まらなくなること間違いなしだ。
藁焼き加工機に通りやすいということから、根元で刈られた長く状態の良い藁が必要になる。
そういった、「貴重で上質」な藁を手に入れるために、秋になると高知の山間を走り回るのが、明神水産の「藁部隊」だ。
「藁部隊」は、藁焼きたたき加工工場の若手スタッフが中心で、毎年稲刈りの時期になると、あらかじめ契約している約180件の、水も空気もきれいな山間部の農家さんを訪ね、藁を引き取りに行く。
一緒に藁を干したり、束ねる作業を手伝ったりしながら、トラックに藁を山積みにして戻るのだ。
しかし農家さんの高齢化は深刻で後継者もなく、今年は藁を確保できても、五年先、十年先はわからないという状況の中、「明神水産自身で米を作ることは出来ないだろうか」という想いをもち、「明神ファーム」を立ち上げ、「藁焼きたたき」のための高知県産の藁を確保するために、 休耕田を借り受け、近隣の農家の方から農作の仕事を教えてもらいながら、荒れた棚田を再び拓いた。
藁を乾かすための「稲木」など、 古くから行ってきた作業も教えてもらいながら、田植えや稲刈りなどは社員総出で参加して大切に行っているのだ。
そんな「明神水産」が自信をもってすすめる商品が「藁焼きたたき1節とトロ鰹さしみ1節セット」だ。
2節で600gというボリュームに、明神水産自慢のたたきのタレとおろしにんにく・おろししょうががセットになった大人気のセットだ。
真空パックに入った冷凍の「藁焼きたたき」をボウルやバットなどに入れて約15〜20分流水で解凍し、中心に硬さが残るくらい(指で押して沈み込む程度)まで解凍してから、1cmぐらいの厚みに切る。
普通のさしみより少し厚みがあるほうが歯応えがあり、美味しくいただける。
鰹のたたきには、薬味が欠かせない。
幸い高知県はニンニクや生姜、茗荷など薬味にはことかかない。
流水解凍をしている間に、薬味を準備する。
切った「藁焼きたたき」を皿に盛り、たっぷりの薬味をのせ、たたきのタレをかけてやると完成だ。
「明神水産」が漁法から焼き方、藁にまでこだわった「藁焼きたたき」はまさに絶品だ。
たっぷりとのせた薬味と柚子のきいたタレの味わいが、鰹の旨味と一体となり口いっぱいに広がる。
藁の香りがよりいっそう風味を引き立たせ、皮目の香ばしさがまた味わい深い。
「藁焼きたたき」にかぶりつき、高知県の淡麗辛口な日本酒をいただけば箸が止まらなくなるだろう。
つづいては「トロ鰹さしみ」だ。
こちらも流水解凍し、厚めに切りニンニクと一緒にいただく。
「トロ鰹さしみ」の美味さはまた格別だ。
もちもちとした食感と、濃厚な鰹の脂の味わいがたまらない。
これには白飯がよく合う。
「トロ鰹さしみ」をニンニクとともにガブリとやり、ホカホカの白飯をいただけば、その相性の良さは抜群で実に美味い。
鰹といえばたたきと思うかもしれないが、さしみもおすすめだ。
その両方を味わえる「明神水産」の「藁焼きたたき1節とトロ鰹さしみ1節セット」をぜひ味わっていただきたい。
「明神水産」の「藁焼きたたき1節とトロ鰹さしみ1節セット」は「明神水産オンラインショップ」のほか、黒潮町佐賀の「明神水産なぶら土佐佐賀店」や高知市の「明神水産高知大丸店」などで購入できる。
「明神水産」では「藁焼きたたき1節とトロ鰹さしみ1節セット」のほかにも鰹のたたきを中心に様々な商品を扱っている。
「明神水産」こだわりの味を、ぜひお試しいただきたい。
明神水産株式会社
住所:〒789-1720 高知県幡多郡黒潮町黒潮1番地
TEL:0880-55-2800
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