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遊ぶ!作る!食べる!仁淀川を満喫「仁淀ブルー体験博」レポート

       

この情報は2022年1月7日時点の情報となります。

高知県を流れる奇跡の清流・仁淀川は、その圧倒的な透明度と青さから「仁淀ブルー」と称されるようになり、近年さまざまな「仁淀ブルースポット」が注目を浴びています。

2021年夏には、細田守監督の映画「竜とそばかすの姫」の物語の舞台のモデルにもなりました。

その仁淀川流域である土佐市・いの町・佐川町・仁淀川町・越知町・日高村で、2021年10月22日~11月30日まで開催された「仁淀ブルー体験博2021」。

流域6市町村が一体となり初めて開催したこの体験型イベントでは、31のプログラムが実施され、参加者はのべ400名を超えました。

ここでは「仁淀ブルー体験博2021」で実施されたプログラムをご紹介しながら、川はもちろんのこと、山・海・文化と人々の魅力も含めながら仁淀川エリアの魅力をたくさんお伝えしたいと思います。

 

仁淀ブルー体験➀ ナイトクリスタルカヤックツアー

まず、体験博のイベントの皮切りに実施されたのが、『闇夜のブルーに会いに行く ナイトクリスタルカヤックツアー』(仁淀川アウトドアセンター)です!

予約開始後まもなく満席となった人気プログラム、普段は昼間に体験できるクリスタルカヤックですが…夜の様子を見てください!

昼間とは全く魅力が異なる美しさ!

夜の静寂、透明度抜群の川の中でゆらめく光。そして見上げれば満天の星空があるんです!

体験の様子を見ている私まで癒されて感動しました。

 

仁淀ブルー体験② 手漕ぎボートで下る、小学生の野鳥観察体験

続いてのご紹介は、『手漕ぎボートで下る、小学生の野鳥観察体験』(LoBo LAFTER ロボラフター)です。

このプログラムも体験博のために作られ、小学生限定。これがまたワイワイにぎやかで、のどかな山あいと仁淀川の風景に、子どもたちの歓声が元気に響き渡りました。

さあ、どんどん漕いで進もう!。

一生懸命に漕いで楽しんで、予定時間を大幅に超えて野鳥がやってくる秋の季節を大満喫できたようです。

 

仁淀ブルー体験③ いの町産の藍で仁淀ブルーの和紙作り

川のアクティビティが続きましたが、仁淀川流域は土佐和紙の産地としても知られていることをご存知でしょうか。

その土佐和紙を、仁淀川のほとりで特別に手漉き体験ができるプログラムが、『いの町産の藍で 仁淀ブルーの和紙作り』(土佐和紙井上手漉き工房、染。)です。

仁淀川の水を直接汲み取り、藍で仁淀ブルー色を表現する和紙づくりは、この日だけの特別な工程でした。

そして出来上がった和紙はこちらです。

和紙ってこんな風に作ることができるんだと知ることができて、とっても興味深かったです。

 

仁淀ブルー体験➃ 日下川新規放水路(工事中)見学

ちょっと異なる視点から仁淀川に迫ったのが、『今しか見れない!日下川新規放水路(工事中)見学‼』(鹿島建設・国土交通省・日高村観光協会)でした。人気で追加開催をしたこのプログラムは、水害と戦ってきた日高村に新たに造成されている、洪水を防ぐための放水トンネルを見学するというものです。

普段は入ることができない工事現場で、実際に現場で工事を請け負う建設会社の職員の方や国土交通省の方から直接説明を聞く機会はなかなかありません。

大きな重機を横目に歩きながら、大人も子どもも探検気分を味わうことができました。

 

仁淀ブルー体験⑤ 仁淀川流域特産「夢甘栗」で、ホロホロ栗きんとんを作ろう!

そしてやっぱり外せない「食」のプログラムも。

『仁淀川流域特産「夢甘栗」で、ホロホロ栗きんとんを作ろう!』(明郷園)では、知る人ぞ知る隠れたブランド栗である「夢甘栗」を使い、ほっこり美味しい時間を過ごすことができました。

明郷園の澤村さんご夫妻のおもてなしがまた素敵で、ファンが多いのも納得です。

最後には、とっておきの感動も。戸を全部外した瞬間!のどかな佐川町から、遠くには石鎚山頂まで見渡せる景色!

目の前に広がる絶景がまるで絵画のようで、うっとり見入ってしまいました。

 

仁淀ブルー体験⑥ きじの玉手箱イタリアンランチコース

そんな体験博レポの最後は、『自分で獲って、絞めて、捌いて、食べる きじの玉手箱イタリアンランチコース』(本川手箱きじ生産企業組合・cafe&bistro 木の根に萌す。)です。

まず、きじを獲って手で持った時の「あったか~い」という感想が印象的でした。

絞めて捌く手順も自らが獲ったものだからこそ、思い入れがあったに違いありません。皆さんのまなざしは、真剣そのものでした。

そのきじが、素敵なレストランでジビエ料理が得意なシェフによって、美味しいお料理に変身!

普段、何気なくいただいている食材が、テーブルに出されるまでにどんな過程があるのか。いのちを育て、いただくことってこういうことなのかと、参加者の皆さんと一緒に私もただただ感動して心に残りました。

 

いろんな体験プログラムのレポを通して、仁淀川エリアの魅力が伝わりましたでしょうか。

ここならではの特別な体験ができるこの「仁淀ブルー体験博」は、2022年も実施予定です。

仁淀川の人と景色に、あなたも是非会いに来ませんか。きっとまた訪れたくなるはず。そんな魅力にあふれています。

 

一般社団法人仁淀ブルー観光協議会公式サイトhttps://niyodoblue.jp/

仁淀ブルー体験博公式サイトhttps://niyodoblue.club/