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【高知グルメPro】地元愛されイタリアンから人気の和食屋に夜の〆の屋台餃子までそろう「廿代町」のおススメグルメ6選 食いしんぼおじさんマッキー牧元の高知満腹日記セレクション
この情報は2021年9月19日時点の情報となります。
立ち食いそばから割烹、フレンチからエスニック、スィーツから居酒屋まで、年間600回外食をし、料理評論、紀行、雑誌寄稿、ラジオ、テレビ出演を超多忙にこなす食べ歩きストのマッキー牧元さんが高知の食材・生産者さんをめぐって紹介する「高知満腹日記」。今回は静かに落ち着いた空間で和食をいただける銘店3店をご紹介します。
目次
高知といえば、藁で炙った「かつおのタタキ」や、寿司、フライ、刺身など、いろんな料理を大皿に盛り込んだ宴会料理「皿鉢(さわち)」をはじめとした、豪快な料理のイメージが強いかと思います…が、いえいえ、そればかりじゃなく、静かにじっくり料理を味わうことができるお店も数多くあるんです。
今回はマッキー牧元さんが訪ねた、落ち着いた大人の空間でいただく美味なる高知の和食銘店3店をご紹介します。
おいしいもんを出す店は、必ず佇まいに滲むなにかを感じる。
高知市内に店を構える「お料理処 みどり川」も、そんな「おいしいよ」と囁かれる雰囲気があった。
白や黄色、青やオレンジの半のれんは、日本料理屋としては珍しいが、温かみがあり、人を迎え、楽しんでもらおうとする気持ちが滲んでいるような気がした。
そして何より清潔感がある。
佇まいも室内も、特に個性が際立ったり高級感があるわけではないが、こざっぱりとして気持ちがいい…
続きを読む▶▶季節ごとに足を運びたい、たたずまい静やかな和食の銘店「みどり川」
高知で静かな夜を過ごしたい。そう思うと「草や」に行く。
高知市内の繁華街から少し外れた閑静な住宅街に、「草や」はある。
庭付き一軒家を改築した店で、塀に囲まれた玄関に下げられた千草色の長暖簾が清々しい。
ガラス戸を引き、玄関で靴を脱ぎ、居間に入る。20畳はある居間には、木のテーブルと椅子が置かれている。
その一つに座り、まず酒を選んだ…
続きを読む▶▶一軒家の隠れ家でしっぽりと過ごしながら、上質な酒と食材で酔う、静かな高知の夜
以前紹介した「魚兼」という魚屋さんを、ご存知だろうか?
国道に面して営まれていたのだが、週末だけ店先で、和食のコースを出されていた。
その料理が、とても魚屋さんが作ったものとは思えないもので、高知のどの和食屋と比べても抜きん出ていた。
それもそのはず、店主岡崎さんは、今は無き京都の名割烹「あと村」で長年修行されている方だったのである。
本格割烹料理が、店先で立ち飲みしながら、食べることができるという、日本での唯一の店はたちまち評判となった…
続きを読む▶▶魚屋の立ち飲み割烹から高知の本格割烹料理店に進化した「うを兼」
今回の和の銘店3店、いかがでしたか?
地元の人たちと触れ合う居酒屋もいいですが、こうやって静かに、じっくりと料理を味わうお店も、またいいものです。
高知には、素材の良さを存分に引き出す、和の職人の味を楽しめるお店はまだまだたくさんありますから、お気に入りのお店を「高知家の〇〇」で探してみてくださいね。