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この情報は2019年11月7日時点の情報となります。
全国の道の駅グルメNo.1を決める「道-1グランプリ」。今年グランプリに輝いたのは、幻の和牛と言われる「土佐あかうし」を使ったこだわりの逸品だった。「道の駅 土佐さめうら」が販売する、自慢のご当地グルメをご紹介するぞ。
高知市から、県道15号を車で北へ約1時間。のどかな田園風景が広がる高知県土佐町。「道の駅土佐さめうら」で提供している逸品が、京都府で開催された「道-1グランプリ 2019」でグランプリに輝いたと聞きつけた○○取材班は、さっそく車を走らせた。高知市からは、高知自動車道と国道439号線を使っても約1時間で行くことができるが、土佐町の風景が見渡せる県道を使って土佐町に向かった。
道の駅土佐さめうらには、土佐町ならではのお土産や工芸品、特産物が並ぶ「道の駅土佐さめうら物産館」と、土佐あかうしの牛丼や手作りコロッケ、田舎寿しが人気の食堂「与作」がある。
店内には、土佐町ならではの産品がずらりと並んでいる。地元でつくられた工芸品と、土佐町の酒蔵「土佐酒造」の「桂月」が種類豊富に陳列されている。
「土佐あかうし」コーナーを発見!こちらには、ステーキ用やすき焼き用、焼き肉用のお肉から、道の駅土佐さめうらオリジナルのローストビーフとハンバーグまで販売されている。土佐あかうしは年間出荷量約500頭、国内の流通量はわずか0.1%と超希少。「幻の和牛」と言われている。その土佐あかうしがこれだけ種類豊富に並んでいるとは、さすが土佐町の道の駅だ。
ここに向かった目的である、「幻の和牛 土佐あかうしの炭火焼き」を探しに物産館を出ると、
なんと、4月から10月までの土日のみの販売と書かれており、道の駅での通常販売は10月で終了。○○取材班は、残念ながら食べることができなかった(涙)。
-道-1グランプリに出場したのは、どんな思いからですか。
和田さん:最初は出場を考えていませんでしたが、県外へのイベント出店を重ねていく中で、「待ってたよ。」と言って下さるリピーターのお客様がいてくださるなど、手ごたえを感じていたので、これならいけるかも!と思い、急遽出店することにしました。
-「幻の和牛 土佐あかうしの炭火焼き」はいつから販売されている商品ですか。
和田さん:販売開始は10年ほど前ですが、道の駅ではまだ販売していませんでした。そのころ私は駅長をしていませんでしたが、土佐あかうしの振興に携わっていて、この炭火焼きをイベントなどで販売していました。土佐あかうしを多くの方に知ってもらい、食べてもらいたいという思いで何度も改良を重ね、3年ほど前から今のカルビとモモの串の商品になりました。
-「幻の和牛 土佐あかうしの炭火焼き」へのこだわりを教えて下さい。
和田さん:うちでは、生後8か月から9か月の出産を経験してない未経産の土佐あかうしを扱っています。土佐あかうしは、黒毛和牛に比べて脂身が少なく赤身にうま味や甘味があるのが特徴の牛ですが、出産を経験した経産牛は未経産牛と比べると肉質が固くなります。土佐あかうしに固いという印象を持っていただきたくないので、うちでは未経産牛を扱って美味しさを知っていただきたいと思っています。
-10月で販売期間が終了するのはどうしてですか。
和田さん:以前から高知県内外のイベントに出店していますが、11月は特にイベントが多く、そちらへの出店が多くなりますので店舗での販売を10月までにしています。それから、この地域は冬にとても寒くなりますので、春の4月から10月までの期間販売にしています。
「幻の和牛 土佐あかうしの炭火焼き」を楽しみにしていた○○取材班は、物産館の隣にある食堂「与作」で昼食をとることに。日替わり定食をはじめ、たくさんのメニューがあるなか、土佐あかうしを使ったメニューは牛肉うどんや牛肉そば、手作りメンチカツ定食、牛丼など。その中で一番人気だという「牛丼」を注文!あっさりとした薄味で、肉のうま味が味わえる牛丼だ。
土佐町と言えば、四国の水がめ早明浦ダムがある。高知県内でもダム見学の人気がじわりと高まっていて、2018年度には県内のダムで最も多い1252人がダム見学に訪れたという早明浦ダムをご紹介しよう。
ダム見学は10名~30名程度の団体での申し込みに限られるとのことで、この日見学はできなかったが放水口上部からの眺めを体験。106メートルの高さからの眺めは、まさに絶景。すぐ下を覗くと足がすくむが、遠く向こうを見渡すと眺めのいい景色が広がっている。
こちらは早明浦ダムのダムカード。カードサイズのパンフレットで、このカードにはダムの外景写真やダムの概要が記載されていて、カードを見るとダムの情報が一目瞭然。ダムに行かないともえらえないこのダムカードは、全国に600種以上もあり、ダムマニアにはたまらないカードだという。
高知家の○○取材班は、11月3日に大月町で行われていた「マグロ祭りin大月町産業祭」で「土佐あかうしの炭火焼き」を発見!道の駅さめうらで食べることができなかったので、早速購入。多少の脂身があり柔らかく肉の甘みを感じられるカルビと、土佐あかうしのうま味である赤身をしっかりと味わえるモモが交互に串に刺されていて、最初の一口から最後の一口まで土佐あかうしが満喫でき、大満足の○○取材班。
「幻の和牛 土佐あかうしの炭火焼き」は、高知市内では11月15日から17日までの3日間高知市鏡川河畔みどりの広場で開催される「フェスティバル土佐第48回ふるさとまつり」に出店予定だという。その他にも県内外のイベントに出店しているそうなので、10月までに道の駅に行けなかった方も、県内の地場産品が出店するイベントに出かけてみれば出会えるかも!?駅長和田さんこだわりの、この「幻の和牛 土佐あかうしの炭火焼き」を是非味わってみよう!
道の駅 土佐さめうら
住所:土佐郡土佐町田井448-2
物産館
営業時間:午前9時~午後6時 第1・3火曜日は定休日(祝祭日除く)
電話: 0887-82-1680
食堂「与作」
営業時間:午前9時~午後5時 毎週火曜日は定休日(祝日の場合は翌日)
電話: 0887-82-1278
独立行政法人水資源機構
池田総合管理所 早明浦ダム・高知分水管理所
住所:土佐郡土佐町田井6591-5
電話:0887-82-0485
※画像提供:道の駅 土佐さめうら