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この情報は2021年1月11日時点の情報となります。
「700円以上のメニューが500円で食べられる本!」で全国的な有名な「ランチパスポート」。その発祥、出版社「ほっとこうち」がオススメしたい、高知のランチ情報を紹介していくシリーズ!
今回ご紹介するのは、土佐市の「麺屋 覡(かんなぎ)」。なんと言っても、店主の一杯に対するこだわりがスゴイのです。
「麺屋 覡(かんなぎ)」があるのは、高知市から西へ車で30分ほどの場所にある、土佐市蓮池。
店内に入ると、ラーメンのいい香り。木を基調とした内装は、ラーメン店らしからぬ雰囲気だ。
それもそのはず。以前は地元で人気のイタリアンだったこともあり、飾られている絵画や照明からもその名残を感じる。なんとそのイタリアンで腕を振るっていたシェフが、ラーメン屋さんにお店をリニューアルしてオープンしたという、かなり独特な歴史を持つお店なのだ。
そんな「覡」、実は店主の探究心が半端ないのだ。
イタリアンをしていた時からラーメンの研究を重ねていた店主。試行錯誤を繰り返し、「覡」でしか食べられないオリジナルのスープ、麺を完成させた。
特に、店主が「ラーメンの主役!」と話す麺は素材からこだわり、北海道産の小麦を100%使用していて、香りが自慢。
素材だけでなく、製麺店と何度も試作を重ねて、ラーメンの種類によって、太さ、細かさ、水分量などを調整できるように開発した賜物なのだ。
こちらは、定番メニューの「醤油らぁ麺」。
醤油ベースで、丸鶏からとった深みのあるスープが特徴。丸鶏を毎日炊いてとっているというスープは、透き通った見た目とは裏腹に、一口で濃厚な旨味が口中に広がる。
こだわりの麺も、もちろん主役級。スープによくからむ太さで、しっかりと作り込まれている。
「覡」に初めて行ったら、まずは一杯目に食べたい一品だ。
そして、こちらの「牛まぜそば」はランチパスポートの提示で、通常842円のところ500円でオーダー可能なメニュー。
新商品だというまぜそばは、麺が見えないほど具たくさん!
もやし、きくらげ、玉子など、いろんな食感が楽しめるバラエティ豊かな具材。麺は、小麦粉が香るもちもち中太麺で 食べ応えあり。
イタリアンシェフだった過去を活かした、イタリアンアレンジのラーメンも。
季節によっては、ペペロンチーノを彷彿とさせる「生ハムと季節野菜のラーメン」がメニューに並ぶこともあるんだとか。
ラーメンに対する探究心がすばらしい店主に話を聞いてみた。
-特にこだわりがある部分を教えてください!
「やはり麺ですね。新メニューであっても、それぞれのラーメンの特徴にあわせて麺を変えているので、主役である麺を味わってほしいですね。」
-お客さんに一言お願いします!
「『牛まぜそば』は、通常のラーメンとは麺の太さが違います。ぜひそこを味わって欲しいですね。イタリアンの技術を活かした斬新なメニューもあるので、そちらも食べてみてほしいですね。」
ラーメンとイタリアン。それぞれの技術が融合した「覡」さんの一杯を、ぜひともご賞味あれ。
■店舗情報
麺屋 覡
住所:土佐市蓮池462-4
電話:088-854-1511
営業時間:午前11時~午後3時 ※スープがなくなり次第、終了
休店日:月曜、年末年始
提供:ほっとこうち
https://hotkochi.co.jp/