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柔らかな灯りが照らし出す、豊かな時間。「mowcandle」の手作りキャンドル

       

この情報は2020年12月29日時点の情報となります。

自然豊かな高知県では、観光キャンペーン「リョーマの休日~自然&体験キャンペーン~」を開催中!
キャンドルの光は、いつもの風景を少しだけスローにしてくれます。

ほんのりと暗闇を照らし出す、柔らかいキャンドルの光。

ゆらめく炎に浮かび上がる繊細なグラデーションは、時間とともに変化する海や空の風景を切り取ってきたかのよう。

そんな素敵なキャンドルを生み出すのは、「mowcandle(モウキャンドル)」のmowさんこと村山匡史さん。

2007年、独学でキャンドル作りを学び、試行錯誤しながら独自のノウハウを構築。

現在は制作のほか、音楽イベントに結婚式、野外フェスなどのデコレーションや、キャンドルナイトイベントの企画・主催など、空間プロデュースも行っています。

県内だけでなく県外のイベントにもひっぱりだこのmowさん。

キャンドル制作を始めたきっかけは何だったのでしょうか。

働いていた会社を辞めて、何かを始めたいと思っていた20代の頃、旅先の沖縄で購入したキャンドルをお手本に、見よう見まねで第1号となる作品を制作。

それを皮切りに、1か月で40個ほどのキャンドルを制作しました。

「友達を家に呼んだときにサプライズで自作のキャンドルに火を灯して迎えたら、みんながものすごく感動してくれて。普段はなかなか腹を割って話せない人ととも打ち解けられて、『キャンドルの灯りって、じつはすごいパワーを持っちゅうがやないかな』ってその時思ったがですよ。」

そんな自身の経験をもとに、キャンドルを灯すことによって生み出される特別な時間を体験してもらいたいと、今年の春、故郷であるいの町にアトリエ兼ショップ「murayama」をオープン。日々、生まれ育った吾北の自然からインスピレーションを受けてキャンドルを制作しています。

また、夕方から夜にかけてはキャンドルの展示も。夜の営業は日曜日から水曜日の18時~21時。

実際に火が付いたキャンドルを見ながら、シチュエーションにあわせてキャンドルを選ぶことができます。

「キャンドルは飾るだけでなく、ぜひ火を灯して欲しい。」

と語るmowさん。

「キャンドルの光は、いつもの風景を少しだけスローにしてくれる。ゆったりと流れる時間の中で、食や音楽や人との会話がより豊かなものになると思うんです。」

ひとつひとつ表情が異なる手作りのキャンドル。

蝋が溶けて形が変化していく様子や、光が映し出す影の美しさも見どころ。

ぜひ、アトリエでお気に入りを見つけてみてくださいね。

さらに、mowcandleではワークショップも実施しています。様々なイベントで出店の際にワークショップを行っているほか、高知市にあるワークショップ用のアトリエで受講が可能(要予約制)。

ワークショップで作ることができるキャンドルは、「型抜き」「手ごね」「削り出し」の3タイプ。

まずはそれぞれの基礎となる土台づくりからスタート!

金属製の型に、なるべく隙間ができないよう好きな色の蝋のかけらを詰めていきます。

カラーテーマを決めても良し、直感で好きな色を選んでも良し。

たとえば、同じ「青」でも色のバリエーションは様々。

正直、かなり迷います!

容器一杯に蝋のかけらを詰めたら、溶けた蝋を流し込み、かけらとかけらの隙間を埋めて…

溶けた蝋がある程度固まったら取り出して、土台が出来上がりました!

この土台を使って、3タイプのキャンドルを作っていきます。

「型抜き」キャンドルは子ども達に人気。

星やハートなど自分の好きな型を使って、手軽にできるのが魅力。

こちらは「手ごね」。

蝋が固まりきらないうちに、手でこねながら形を整えていきます。

どんどん固くなって、形が変えにくくなってくるので、まさに時間との勝負。

ぎゅっぎゅと形を変えていく度に色が混じり合い、表情がどんどん変化するのが面白い!

そして3つ目のタイプが「切り出し」。へらを使って土台を削ったり…

押し付けて形を整えたり。

カットしていくと、内側に入っていた蝋の色があらわれて、こちらもどんどん表情が変わっていきます。

最後にひとつずつ薄く蝋のコーティングを施して…

あっという間に3タイプが完成!

今回のように様々なタイプを織り交ぜて作っても良し、1つのタイプに絞って作っても良し。

「成形していくとどんな色合いになるのか予想がつかないし、火を灯して蝋が溶けていくとどんどん雰囲気が変わってきます。だから、綺麗に作ろうと思わなくて良い。何も考えずに直感的に作った方が、思わぬ表情が出て面白いんです。」

というmowさんの言葉に背中を押され、2時間があっという間に過ぎていきました。完成したキャンドルはラッピングをして持って帰ることができます。

夜、自分で作ったキャンドルに早速火を灯してみました。

自分で作れば、愛着もひとしお。キャンドルそのものはもちろん、器と組み合わせて影や光の変化を楽しむのもおすすめです。

「飾るだけでなく、ぜひ火を灯して」というmowさんの言葉に納得。

キャンドルの取り扱い方をわかりやすく解説したハンドブックもついてくるので、長く安全に楽しむことができます。

仲間と、家族と、そして一人の時間に。

mowcandleのキャンドルの灯りとともに、ゆっくりした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

問い合わせ

Mowcandleアトリエ「murayama」

住所/高知県吾川郡いの町下八川乙404-1
営業/日・月・火・水の18:00~21:00(臨時休業有り)
電話/088-855-9508
Mail/info@mowcandle.com
HP/http://www.mowcandle.com/index.html
Instagram/https://www.instagram.com/mowcandle/
Facebook/https://www.facebook.com/Mowcandle/

Mowcandleワークショップ

住所/「万々アトリエ」高知県高知市万々1082
料金/1人¥3,000
人数/2〜6人
時間/約2時間(制作開始から作品の完成、ラッピングまで)
受付/電話(088-855-9508)かメール(info@mowcandle.com)で
※汚れても大丈夫な服でお越しください。
※イベントでの出張ワークショップ等も実施