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Back To 高知家の◯◯!高知の新名物!とさでん交通路面電車が生み出す奇跡の光景「トリプル・クロス」
この情報は2021年4月2日時点の情報となります。
高知県の東部に位置する室戸岬には、毎年多くの観光客が訪れる。
高知の観光といえば中心部にある「ひろめ市場」や「はりまや橋」などに目がいきがちだが、「室戸岬」にも魅力的な観光スポットやグルメスポットが多く存在しているのだ。
そこで今回は、室戸岬周辺のおすすめの観光スポットやグルメを紹介する。
室戸岬の観光を検討している方は、ぜひ一読してほしい。
写真提供:(公財)高知県観光コンベンション協会
まず最初に、「室戸岬」とはどんな場所なのかを簡単に紹介する。
室戸岬は高知県の東部に位置し、太平洋に面した高知県室戸市の岬のことである。
また、サーフィンの名所でもあり、夏には多くのサーファーたちが集う場所として知られている。
この室戸岬の特徴としては、
・亜熱帯植物が多く繁茂している
・海水の浸食などの影響でできたゴツゴツした地形
・多くの野生動物が生息している
など、自然環境が豊かなことが挙げられる。
後ほど紹介するが、自然に関係する観光スポットも数多くあるので、自然好きの方はぜひ一度訪れてみてほしい。
室戸岬がどのような場所か分かったところで、おすすめの観光スポットをまとめて紹介する。
どの観光スポットも、室戸岬に訪れたら外せない魅力的な観光スポットのため、旅行・観光の計画を立てている方はぜひ参考にしてほしい。
それでは一つずつ詳しくチェックしていこう。
室戸岬灯台では雄大な自然と美しい景色を楽しめる。
太平洋を一望できるまさに絶景スポットだ。
普段、灯台の中には立ち入ることはできないが、毎年11月頃に開催される室戸岬灯台まつりでは夕方の時間帯のみ一般開放している。
恋人の聖地でもあるので、ぜひカップルで訪れてみてほしい。
室戸岬灯台の詳細情報
【住所】〒781-7101 高知県室戸市室戸岬町1810-2
ここは施設名からも分かるように、イルカとのふれあいを楽しむことができる場所だ。
具体的には、
【餌やり体験】プールサイドから餌をあげたりイルカを触ったりできる
【トレーナー体験】実際にイルカにサインを出して、イルカと遊ぶことができる
【浅瀬ふれあい体験】腰あたりまで水に浸かり、より近い距離でイルカと触れ合うことができる
【ドルフィンスイム体験】ウェットスーツやマリンシューズを着用し、イルカと一緒に泳ぐことができる
といった貴重な体験をすることができる。
高い知能を持つイルカとともに遊び、日常のストレスや疲れを癒してみてはいかがだろうか。
室戸ドルフィンセンターの詳細情報
【住所】〒781-7101 高知県室戸市室戸岬町 字鯨浜6810-162
【電話番号】0887-22-1245
【公式ホームページ】https://muroto.j-dc.net/
こちらの水族館は室戸岬町の旧椎名小学校を改修した水族館で、2018年4月にオープンしたばかりの観光スポット。
廃校ならではの特徴として、黒板やロッカー、プールなどを利用したユニークな展示方法を楽しむことができる。25mプールにシュモクザメが泳いでいるんだとか。
約50種類1,000匹以上の魚が飼育・展示されているのだが、中には地元の漁師さんが提供してくれた室戸でとれた魚も展示されている地元の方の愛を感じられる水族館である。
室戸岬に訪れた際は、ぜひユニークな水族館「むろと廃校水族館」に立ち寄ってみてほしい。
関連記事を読む▶▶高知・室戸の新たな観光スポット!小学校をリノベした「むろと廃校水族館」に行ってみた
むろと廃校水族館の詳細情報
【住所】〒781-7101高知県室戸市室戸岬町533-2
【電話番号】0887-22-0815
【観光協会ホームページ】https://www.muroto-kankou.com/search_spot/nature/s_18/
写真提供:(公財)高知県観光コンベンション協会
次におすすめの観光スポットは、「中岡慎太郎像」だ。
中岡慎太郎とは、海援隊長の坂本龍馬とともに薩長同盟を成し遂げるなどの活躍をした明治維新の勤王(きんのう)の志士であり、この像は太平洋を見渡すように室戸岬の先端に建てられている。
高知県は坂本龍馬像のイメージかもしれないが、こちらもぜひチェックしてほしい。
中岡慎太郎像の詳細情報
【住所】〒781-7101 高知県室戸市室戸岬町6939ー4
写真提供:(公財)高知県観光コンベンション協会
室戸の観光スポットの1つに「室戸世界ユネスコジオパーク」というものがある。
ジオパークというのは、「地球科学的な価値を持つ遺産」という意味なのだが、室戸岬には、以下のような自然が作り出した遺産がある。
【アコウの木】四方八方へ自由に伸びた枝や、地面をガッシリ掴む根がまるで生き物のように感じられる。
【タービダイト層】砂や泥が海水と混ざってできた混濁流が海底に積もり、縞模様の岩となっている。
室戸岬以外にも室戸市には以下の場所にジオパークがある。
・【佐喜浜(さきはま)】伝統芸能や史跡文化財、樹齢200年の大杉などが見れる
・【羽根(はね)】過去に深海だった場所を歩くことができる
・【吉良川(きらがわ)】段丘で育ったおいしいサツマイモ、ビワ、柑橘類が栽培されている
・【室戸(むろと)】室戸の捕鯨文化や数々の寺院など、歴史に触れることができる
興味がある方は、ぜひ室戸岬だけでなく室戸市全体のジオパークを観光してみてほしい。
室戸岬に訪れたのであれば、自然が作り出した神秘的な景色・珍しい植物・堆積物のパワーを感じてみてはいかがだろうか。
室戸世界ユネスコジオパークの詳細情報
【住所】〒781-7101 高知県室戸市室戸岬町1810-2
【電話番号】0887-23-1610
【公式サイト】https://www.muroto-geo.jp/
御厨人窟(みくろど)と神明窟(しんめいくつ)は海水の浸食でできた洞窟で、日本有数のパワースポットとして多くの観光客が訪れる場所だ。
御厨人窟・神明窟がパワースポットと言われる理由としては、約1,200年前の平安時代に弘法大師・空海がここで修行し、開眼し、悟りを開いたとされているからだ。
さらに、弘法大師が洞窟の中から見えた景色が「空と海」のみだったために、その後弘法大師は空海という名を名乗ったとされている。
なお御厨人窟と神明窟は、落石の危険があるため内部への立ち入りが禁止されており、外からしか見ることができないようになっている。
御厨人窟と神明窟の詳細情報
【住所】〒781-7101 高知県室戸市室戸岬町4030
室戸岬の観光を一通り済ませたら、その後は周辺でランチ・ディナーを楽しもうと考えている方も多いのではないだろうか。
そこでこの章では、室戸岬周辺のグルメ情報を紹介していくので、どこで食事しようか迷っている場合はぜひ参考にしてほしい。
また今回紹介する飲食店は、どれも室戸岬ならではの絶品料理を提供していることがポイントだ。
それでは一つずつ順番に詳しく見ていこう。
まず最初に紹介するのは、大正14年に創業した老舗料亭である「料亭 花月」。
ここでは、室戸沖で獲れた魚介類を味わえるのが最大の魅力。
・春は浜アザミの天ぷら
・夏はながれこ(とこぶし)
・秋は伊勢エビ料理
・冬はクエ鍋
などのように季節ごとの絶品料理を堪能することができる。
また、室戸市ならではのクジラ料理が多数用意されているのがうれしいポイントといえるだろう。
料亭 花月の詳細情報
【住所】〒781-7802 高知県室戸市室津2586
【電話番号】0887-22-0115
【公式ホームページ】http://www.ryoutei-kagetsu.jp/
次に紹介するのは、その日に獲れた新鮮なしらすを食べることができる「安芸しらす食堂」。
安芸しらす食堂は、その名前のとおり、しらす料理が名物で、
・釜揚げちりめん丼
・どろめ丼(生しらす丼)
・じゃこチャーハン
など、さまざまなしらす料理を楽しめることが最大の特徴といえる。
さらに、これらのメニューには「お刺身盛り合わせ」「かつお刺身」「かつおたたき」のうち1種類の刺身をつけられるため、何を頼んでも大満足できるだろう。
安芸しらす食堂の詳細情報
【住所】〒784-0020 高知県安芸市西浜3411-46
【電話番号】0887-34-8810
【公式ホームページ】https://akisuisan.com/restaurant/
最後に紹介するのは、室戸市の道の駅の中にあるレストラン「道の駅 キラメッセ室戸・食遊鯨の郷」。
キラメッセ室戸・食遊鯨の郷は、太平洋を一望しながら地元の特産品を使った料理を楽しむことができるのが魅力だ。
また高知名産の海の幸以外に、牛ヒレ和風ステーキやビビンバなど幅広いメニューを用意しているため、ファミリーでの利用におすすめといえるだろう。
道の駅 キラメッセ室戸・食遊鯨の郷の詳細情報
【住所】〒781-6833 高知県室戸市吉良川町丙890-11
【電話番号】0877-25-3500
【公式ホームページ】https://www.kiramesse-muroto.jp/syokuyu/goaisatsu/
室戸岬へ観光・旅行をする場合、次の日に「高知城」や「桂浜」などがある高知市内の観光を予定しているケースも多いのではないだろうか。
そこで、室戸岬観光・高知観光におすすめの宿泊施設に関していくつか紹介する。
どの宿泊施設にも違った魅力があるため、ホテル選びの参考にしてほしい。
南国の太陽と太平洋の雄大なスケールを感じられる「ロイヤルホテル 土佐 -DAIWA ROYAL HOTEL」。
このホテルは、高知龍馬空港から東へ車で約20分という距離であり、高知県東部の観光名所に行くには利便性の高い立地であることから、観光の起点として利用できるのがおすすめポイントだ。
また、先ほど紹介した御厨人窟をイメージした小さな洞窟とオリジナルの中岡慎太郎像が設置されている露天風呂など、見て楽しめる要素がある温泉が魅力的。
ロイヤルホテル 土佐 -DAIWA ROYAL HOTELの詳細情報
【住所】〒781-5703 高知県安芸郡芸西村西分甲2995
【電話番号】0887-33-4510
【公式ホームページ】https://www.daiwaresort.jp/tosa/index.html
次に紹介するのは、2018年にリニューアルしたばかりの旅館「北川村温泉 ゆずの宿」。
この宿の魅力はなんといっても、季節によって移り変わる山肌を眺めながら浸かることができる温泉だ。
また「ゆずの香りがするアメニティ」や「冬至にはすべての温泉にゆずを浮かべる」など、ゆずの宿の名前にふさわしい。
自然を感じながらゆっくり疲れをとりたい方は、「北川村温泉 ゆずの宿」がおすすめだ。
北川村温泉 ゆずの宿の詳細情報
【住所】〒781-6451 高知県安芸郡北川村小島121
【電話番号】0887-30-1526
【公式ホームページ】https://www.yuzunoyado.net/
最後に紹介するのは「馬路温泉」。
馬路温泉には、家族みんなで入れる温泉や隠れ家のようなロフト付きの部屋など、ファミリー層にうれしい特徴が多くある。
また、「アメゴ」や「ゆず」を使った馬路村ならではの料理を楽しめるのが大きな魅力といえる。
家族連れで室戸岬に観光に訪れた場合は、ぜひ「馬路温泉」を利用してみてほしい。
馬路温泉の詳細情報
【住所】〒781-6201 高知県安芸郡馬路村馬路3564-1
【電話番号】0887-44-2026
【公式ホームページ】http://umaji.gr.jp/
室戸岬や高知県に初めて訪れる方にために、「JR高知駅からのアクセス」「自家用車・レンタカーを使ったアクセス」の2つの方法を紹介する。
高知に訪れる際は、ぜひ参考にしてみてほしい。
高知駅から室戸岬までのアクセス方法は電車とバスの利用がおすすめ。
①JR高知駅からJR土讃線-土佐くろしお鉄道ごめんなはり線で奈半利駅まで行く。
②奈半利駅から高知東部交通の室戸ジオパークセンターもしくは甲浦行きバスに乗り、室戸岬で下車
高知市外から自家用車やレンタカーを利用する場合は、
高知市から国道55号で東に約80km、約2時間で室戸岬に到着する。
高知市以外の場所から室戸岬に訪れる場合は経路が変わってくるので、以下の住所をナビに入れて検索してみてほしい。
【住所】〒781-7101 高知県室戸市室戸岬町鯨浜
今回は高知県の観光名所である「室戸岬」について紹介・解説してきたが、いかがだっただろうか。
最後にもう一度、室戸岬の観光スポットと周辺のおすすめ施設の情報をまとめたので、一緒に振り返っていこう。
室戸岬の特徴
・亜熱帯植物が多く繁茂している
・海水の浸食などの影響でできたゴツゴツした地形
・多くの野生動物が生息している
室戸岬の観光スポット
・室戸岬灯台
・室戸ドルフィンセンター
・むろと廃校水族館
・御厨人窟と神明窟
・中岡慎太郎像
・室戸世界ユネスコジオパーク
室戸岬周辺のおすすめグルメ
・料亭 花月
・海の駅とろむ
・安芸しらす食堂
・道の駅 キラメッセ室戸・食遊鯨の郷
室戸岬観光の際に泊まりたいホテル
・ロイヤルホテル 土佐 -DAIWA ROYAL HOTEL-
・北川村温泉 ゆずの宿
・馬路温泉
室戸岬は多くの魅力が詰まった場所であることは伝わっただろうか。
ぜひこの記事を参考にして、魅力あふれる室戸岬を存分に楽しんでみてほしい。