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【高知グルメPro】地元愛されイタリアンから人気の和食屋に夜の〆の屋台餃子までそろう「廿代町」のおススメグルメ6選 食いしんぼおじさんマッキー牧元の高知満腹日記セレクション
この情報は2020年10月25日時点の情報となります。
立ち食いそばから割烹、フレンチからエスニック、スイーツから居酒屋まで、年間600回外食をし、料理評論、紀行、雑誌寄稿、ラジオ、テレビ出演を超多忙にこなす美食おじさんマッキー牧元さんが高知の食材・生産者さんをめぐって紹介する「高知満腹日記」。今回は、マッキー牧元さんが食べ歩いた料理店の中から、せっかく高知に来たなら食べてほしい麺料理3杯をご紹介。
Go To ブームに乗って大人気の美食おじさんマッキー牧元の高知満腹日記セレクション。
今回はせっかく高知に来たなら是非食べてほしい、予想を超えるボリューム、想像を裏切るビジュアル、灼熱の熱々の麺3杯を紹介します。
美食おじさんマッキー牧元の高知満腹日記セレクション
読んでみる①▶▶「カツオならここで食え!Go To カツオ! Go To 高知!」
読んでみる②▶▶「ハンバーガーにチキンナンバン!Go To 高知でいただくオススメご当地メシ アレコレちょっと通な3店舗」
読んでみる③▶▶「Go To 高知でカツオ“じゃない”魚を食う!高知で旨い海鮮食うならココに行け」読んでみる
箸が重い。麺を持ち上げようとする、箸が重い。
四万十町窪川「満洲軒」のスペシャリテ、「満洲ジャン麺」である。
店頭には、「ホルモン・鉄板・焼肉」とあるように、焼肉屋であるが、皆が「満洲ジャン麺」をすすっている。
運ばれて来た。そのお姿からして、凛々しい。
茶色いどろりとしたアンには卵の黄色とニラの緑が交じり合い、唐辛子の赤が点在している。
他の具材も麺も見えないが、「さあ、俺が満洲ジャン麺だ。お前は食べることができるか?完食できるか?」と挑んでくる迫力がある。
アンに箸を差し入れ、ぐっと持ち上げると、麺が持ち上がって来た。
しかし粘りの強いアンが麺一本一本に絡んで、前腕に挑んでくる。
おや、ホルモン(腸類)が入っているではないか。
この料理は、当初賄いだったのだという。
焼肉屋らしい、賄いである…
もっと読む!▶▶「食べるほどに、魔力にはまって抜け出せなくなる。高知の人しか知らない底なし沼ラーメンの秘密。」
蓋を取ると、醤油の匂いとともに湯気に包まれる。
焦げ茶色の、いかにも熱そうなスープには、うっすらと油が浮かび、青ネギとちくわが散らされている。
鍋の真ん中には生卵が落とされ、スープの熱で白身はかたまりつつある。
そんな具の隙間から、薄黄色の細い麺が顔を覗かせている。
須崎名物の鍋焼きラーメン、「まゆみの店」である。
元々は、戦後すぐに須崎市で開業した「谷口食堂」(今は閉店)が考えたラーメンであるという。
なんでも須崎商工会議所が発足させた「須崎名物『鍋焼きラーメン』プロジェクトX」なるものがあり、そこでは鍋焼きラーメンの定義として、7つを定めているという…
もっと読む▶▶「お鍋が熱いき、気をつけて食べてよ」
「味で勝負!」凛々しい意気込みが、看板に踊っている。
「豚太郎(とんたろう)」は、高知県民のソウルフードというべき麺料理を出す。
その名は「みそカツラーメン」である。
最初その名を聞いた時、名古屋名物味噌カツがラーメンの上に乗っているのかと思った。
醤油ラーメンは、果たして味噌カツを受け入れるのだろうかと思った。
しかしその実態は、味噌ラーメンのトンカツ乗せなのである…