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この情報は2020年10月22日時点の情報となります。
「700円以上のメニューが500円で食べられる本」として全国的に有名な「ランチパスポート」。その発祥である出版社「ほっとこうち」がオススメする、高知のランチ情報を紹介していくシリーズ。
一にも二にもうどんが食べたい!そんなうどん好きを唸らせる、こだわりの詰まった一杯を提供する名店をご紹介!
今回は、高知市中心部から南へ車で約20分、高知市卸売市場「弘化台(こうかだい)」を過ぎた先、十津にある「三里うどん本舗」へ。
元々は讃岐うどんの本場、香川県丸亀市でうどんを提供していたご主人の河津さんが営むお店だ。
香川でも人気の有名店だったそうだが、すでに高知で暮らしていたお子さん夫婦のところに孫が生まれたことがきっかけで数年前に高知へ移住。
この地で「三里うどん本舗」を開店したのだ。
中に入ってみると、カウンターとテーブル席のシンプルな店内。
店内の内装はほぼ、お店のご主人お手製なんだそう。
うどんのトッピングに欠かせない揚げ物が数種類。おでんも常備している。価格は100円〜と、とってもリーズナブル!
まずは、レジでうどんを注文。
ランチパスポートを提示すると掲載メニューが500円でいただけて、とってもお得!
今回のメニューは「味噌煮込みうどん」。
席で待つこと数分。
やって来ました、熱々グツグツの「味噌煮込みうどん」。
味噌煮込みの本場といえば愛知県。
その本場の八丁味噌の他、2種類の味噌をブレンドしたこだわりの一杯だそう。
一見、濃そうなイメージだが、一口食べてみるとクドさがなく、味噌のコクと旨味がじんわりと染み渡る。
「この味を出すのに結構、試行錯誤したんよ」とご主人。
たっぷり入った野菜の風味も染み出て、まろやかなスープが自家製手打ち麺によく絡む。
店内で手打ちしている麺はもちもちツルツル。
今回食べたのは「味噌煮込みうどん」だが、メニューの一つ「まかないうどん」も食べてもらいたい一品。
茹でたうどんを一度冷水で締めて、そこに熱い出汁をかけて食べる「ひやあつ」という食べ方で、讃岐うどんの通な楽しみ方だそうだ。
冷たい麺と熱い出汁で程よい温度になるので、麺が伸びにくく、麺のコシを感じる。
店内では日によって、その日の朝打ったうどんのゆで麺が、自由に持ち帰れることができる!なんと太っ腹。
打ち立てを家で食べるなら、パック詰めされた生麺もオススメ。
自家製のおでん味噌は、「野菜や魚、色々な食材と相性抜群なので、ぜひ試してみて」とのこと。
お店の味が家でも食べれるなんて贅沢~。
ニコニコと優しくお話ししてくれる、店主の河津さんご夫妻。
高知で創業して以来、評判が評判を呼び、昼時になると常連のお客さんで席が埋まる人気店になった「三里うどん本舗」。
ご主人の並々ならぬ探究心と職人技が光る一杯を、ぜひ味わってみてほしい。
三里うどん本舗
住所:高知十津2-4-11
電話:088-855-7003
営業時間:午前11時〜午後2時
※土・日・祝4〜10月は午前7時から、11〜3月は午前8時から
定休日:無休
情報提供:ほっとこうち
https://hotkochi.co.jp/