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Back To 高知家の◯◯!「道の駅 布施ヶ坂」のちょっと変わった地場産品と天狗が待ち受ける100メートル級!ローラー滑り台
この情報は2018年4月2日時点の情報となります。
大阪は心斎橋に店を構える「フレンチレストラン リュミエール」。
あの「ミシュランガイド京都 大阪」で9年連続星を獲得しているフレンチの名店だ。
高知食材を使った絶品料理の数々。そのお味はもちろん、見た目の美しさはもはや芸術の域。あぁ…ため息が出るほど美しい…。
多くの人々が行き交う大阪・心斎橋筋商店街。
地下鉄御堂筋線心斎橋駅から歩いて2分ほど、アーケード街から少し離れたビルの3階にあるのが「フレンチレストラン リュミエール」だ。
洗練されたデザインの店内は、席数も少なく落ち着いて食事を楽しめる雰囲気。
最大8名まで利用できる個室も用意されている。
お話を伺ったのはオーナーシェフの唐渡泰(からとやすし)さん。
お店の料理のテーマは「野菜の美食」ということで、一般的なフレンチには必ずと言っていいほど使用されるバターやクリームは使わず、調味料は塩・胡椒のみという体にも優しい「食べ過ぎてもいいご馳走」なのである。
そのため、野菜そのものの味がとても重要になってくるため、素材選びには特にこだわっているそうだ。
そんな唐渡シェフと高知の出会いは2017年5月。
最初は塩を求めて高知県内の生産者を訪れたのだが、途中立ち寄るところで食べるものがどれも美味しいことに気付き、次は野菜を探して2度目、3度目…と、今ではすっかり高知の食材に惚れ込んでしまったそうだ。
「高知は寒暖の差が激しく、それが野菜にもいい影響を与えているのではないかと思います。」そう話す唐渡シェフ。
これまでにも高知の旬の食材を使ったメニューを出されているそうだが、なかでもトマトは高知県産のものしか使っていないそうだ。
「高知のトマトは皮がしっかりしていても味がちゃんとあって、甘味だけでなく香りもいいですね。南国の日差しを受けた土壌にパワーがあるのだと思います。」
そう言ってもらえると、なんだかこちらも嬉しくなる。
「料理をヘルシーに作るのは簡単ですが、ここはレストランなのでやはり美味しいことが何よりも大切です。」と話す唐渡シェフに高知食材を使った料理を作っていただいた。
様々な方法で調理された野菜たちが、美しく盛り付けられていく。
《高知野菜の遊園地》
高知県産の無農薬野菜をそれぞれに適した調理法で
様々な味わい、食感に
こちらは最後に熱々のソースをかけて仕上げる。
《文旦器》
土佐文旦の器に閉じ込めた宿毛湾直送“オオモンハタ”と“伊勢海老”
甲殻類のエッセンスと一緒に熱々のスタイルで
《太陽の恵み》
おかざき農園のフルーツトマトのタルト仕立て
“土佐れいほくヤーコン”のジュとともに
どれもが彩り鮮やかで一皿一皿がまるで芸術作品のように美しい。
そして野菜など素材の味が十分に引き出されていて、調味料が本当に塩・胡椒だけとは思えないほど美味しいのだ。
ああ、目にも舌にも優しい…。幸せだ…。
2006年のオープン当初から同じコンセプトで料理を作ってきたそうが、この12年で進化もしてきたとのこと。
「最初のころはバターやクリームをどうしても入れたくなりましたが我慢しました。」と笑う。
今年1月にも産地視察のため高知に行かれたそうで、「今回もいい食材に出会えました。」とのこと。(写真は実際の産地視察の様子)
4月7日(土)、8日(日)の2日間は「高知県食材を使った“野菜の美食”美食会」と題して、高知県産の食材をふんだんに使った特別メニューのコース料理がいただける。
「いい食材を使って、お客様にも喜んでいいただき、その喜びを生産者の皆さんにも伝えていきたいですね。」
そう語る唐渡シェフの優しい目。
「野菜の美食」で心も体も美しくありたいものだ。
フレンチレストラン リュミエール
住所:大阪市中央区東心斎橋1丁目19番地15号UNAGIDANI-BLOCK 3F
TEL&FAX : 06-6251-4006
営業時間:ランチタイム11:30~15:00(14:00 LO)※水・木・土・日曜日のみ
ディナータイム17:30~22:30(21:00 LO)※月曜定休日を除く全曜日
定休日:月曜日(祝日の場合は営業、翌火曜日休み)