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【高知グルメ】土佐ジローを使った旨みたっぷり中華そば「中々。」ほっとこうちおすすめ情報
この情報は2020年8月23日時点の情報となります。
読者の皆様、いつも「高知家の〇〇」をご愛読いただき感謝申し上げます。高知家の〇〇編集部です。
このたび、立ち食いそばから割烹、フレンチからエスニック、スィーツから居酒屋まで、年間600回外食をし、料理評論、紀行、雑誌寄稿、ラジオ、テレビ出演を超多忙にこなす食べ歩きスト・マッキー牧元さんが寄稿してくださっている「高知満腹日記」が、連載100回を迎えました。
100回記念として、高知の旨い店旨いもの、生産者さんを西から東まで訪ね歩いたマッキー牧元さんが、高知家の皆さんに感謝の気持ちとともに贈る、まったく新しいカツオ料理レシピを4週にわたってご紹介します。
先週のイタリア風レシピに続く3品目は「ナポリ風カツオのカリカリパスタ高知家」。マッキーさんがどんなレシピを繰り出してくるのか、是非ご覧ください!
カツオ秘蔵レシピ第三弾は、パスタ料理である。
カツオをパスタに応用する。
さて、タタキ風にしたものをあえるか、それとも生か、完全に火を通すか?
散々悩んだ挙句に完成したのが、次の料理である。
題して「ナポリ風カツオのカリカリパスタ高知家」。
作り方は至極簡単であるが、作ってみなはれ。
家族も友人も歓喜の声を上げること間違いなしなのである。
まあイメージとしては、日本からナポリに渡ったカツオが、日本の味や情緒を引きずりながら、イタリア料理になった。
そんな感じかな。
食べた瞬間に、カツオやるじゃないと思う次第である。
それでは作り方を説明しよう。
斬新カツオレシピ第一弾▶▶【イタリア風カツオのカルパッチョ、アボカドとマンゴーとの出会い高知家】
斬新カツオレシピ第二弾▶▶【上海風カツオの刺身 海と森の高知家】
まず、カリカリパン粉を作ります。
1. 多めのオリーブオイルで皮付きニンニクを潰した物をゆっくり炒め、香りを移していきます。
2. そこにたっぷりのパン粉を入れて炒っていく。パン粉がオリーブ油を吸うので、オリーブ油はちょっと多いんじゃないかと思うくらい入れるのがポイントです。もしフェンネルシードがあれば、一緒に炒めましょう。爽やかな草香が藁焼きカツオの雰囲気を作ります。
次にカツオ。
3. カツオをサイコロ状にカットする。
4. 鍋にオリーブ油とスライスしたニンニク、鷹の爪を入れ、弱火で加熱し、ニンニクが色づくまで炒める(本格イタリア料理ではニンニクに色付けはしませんが、カツオの強烈な個性を生かすには、色付けするくらいまで炒めた方がいいのです)。
5. 4の鍋に3でカットしたカツオを入れ、炒める。
そして、パスタ&盛り付けです。
6. パスタを茹で、茹であがったら5の鍋に入れて混ぜて、皿に盛る。
7. カリカリパン粉に鰹節(または鰹節粉)を混ぜて、
8. パスタの上からたっぷりかけて出来上がり。
どうです、簡単でしょ。
食べればニンニクの風味とカツオの鉄分が交わり勇壮な味わいがして、それがパスタを力強くさせる。
そして何より、カリカリパン粉が楽しい。
パスタのもっちり、カツオのむっちりした食感と対をなし、カリカリサクサクと痛快に歯に当たって、フォークを持つ手が止まらなくなります。
さらにパン粉と混ざった鰹節の旨味と香りが追いかけて、もう一口もう一口とクセになる。
間違いなく、家庭のカツオ料理の定番になると思います。
ぜひ作ってみてください。
カツオ秘蔵レシピ最終回になる来週の第4弾は「カツオの冷製プッタネスカ風高知家」です。
お楽しみに!
レシピ動画はコチラ↓
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