グルメ
【高知グルメPro】地元愛されイタリアンから人気の和食屋に夜の〆の屋台餃子までそろう「廿代町」のおススメグルメ6選 食いしんぼおじさんマッキー牧元の高知満腹日記セレクション
この情報は2018年2月27日時点の情報となります。
今年で6回目を迎え年々参加者が増えている高知龍馬マラソンは、エイドステーションで提供されるメニューがとても充実しているらしい。ランナーしか食べられない高知の味覚とは?
「わざわざ高知で走ろう!」をキャッチフレーズに、2018年で6回目を迎えた高知龍馬マラソン。2年連続で参加者は1万人を突破し、冬の高知の一大イベントに成長した高知龍馬マラソンに、今年も全国各地から多くのランナーが集結した。
じゃらん調査の「地元ならではの美味しいものが多かった」ランキング首位の常連で、自他共に認める美味しいものがたくさんある高知県で開催されるマラソンだけあって、ランナーに提供されるエイドメニューの充実度には目を見張るものがあるという。今回は、高知龍馬マラソンのランナーが実際にどんなものを食べているのか、エイドメニューの一部を紹介したい。
約10km地点にある最初のエイドステーションでランナーを癒すのは南国市で生産される「まほろばトマト」。
太陽の恵みをいっぱいに浴びて育ったトマトは高知龍馬マラソンが行われる2月がまさに旬!
ミニトマト、くし形切りのトマト、ちょっと欲張りなランナーは丸ごとのトマトも選ぶことができる。
どのトマトもしっかりと冷やされていて、最高に美味しい。
県外から参加したランナーは高知のトマトの美味しさに度肝を抜かれることだろう。
こちらは高知県が全国屈指の生産量を誇るきゅうりを使った「ちくきゅう」。竹輪にきゅうりが丸ごと入っている、高知らしい豪快は一品だ。
夏野菜のイメージが強いきゅうりだが、冬でも温暖な気候を生かして高知では冬に出荷量がピークを迎える。ジューシーで味の濃いきゅうりと竹輪の旨味がベストマッチ。こちらもしっかり冷やされており、疲れが出始めたランナーを元気付けてくれること間違い無し。
高知を代表するお菓子「ミレービスケット」もランナーの気持ちを盛り上げる。「美味しそうだけど、パサパサで口が乾くのでは、、」と思う方もいるかもしれない。実際にそのとおりだが、すぐ横には水が用意されており、「水も飲んでくださいね〜」とスタッフの声かけもあるので心配ない。ぜひ水と一緒にいただこう。
マラソンを走りながらミレーを食べる。高知龍馬マラソンでしかできない貴重な経験だ。
お隣の愛媛県はみかんの産地として有名だが、高知にも「山北みかん」などのブランドみかんがあり、濃厚な甘みと美味しさに驚かされる。こたつで食べるみかんも美味しいが、土佐路を走りながら食べるみかんは最高だ。
ほぼ中間地点、ランナーにとって頑張りどころ約22km地点に用意されているのは高知を代表する農産物コンビ。最近では海外への輸出も増えている高知特産「ゆず」のジュースと、生産量全国第1位を誇るナスを使った「なすゼリー」だ。
ゆずの爽やかな香りは疲れたランナーの体にぴったり。「ゆず、うまい!」という声があちこちから聞こえてくる。小さくカットされた米ナスが入った、なすゼリーもなかなか珍しい一品だ。
ゆずの産地として全国的にも知られた馬路村でスポーツマンのために開発された、ゆず味のスポーツドリンク「スーパーごっくん」は、高知龍馬マラソンのための飲み物といっても過言ではないかもしれない。ゴールまでのあと一踏ん張りを確実に後押ししてくれるドリンクだ。「もっと糖分が欲しい!」というランナーのために、すぐ後には高知で大人気のゆずドリンク「ごっくん馬路村」が用意されているのも嬉しい。
終盤に差し掛かり疲れが隠せなくなってきたランナーを元気づけるのは、高知県と包括協定を結び三原村などで高品質なトマトを生産しているカゴメ株式会社のトマト。
最初のエイドステーションで食べた「まほろばトマト」に負けず劣らず、真っ赤に熟れたおいしいトマトをこの地点でも食べられるはテンションが上がる!
そして、高知といえばカツオ!Bonito!
カゴメトマトと同じ地点に用意されているのは「かつおめし」!ランナーのテンションは最高潮だ。
味付けされたカツオの炊き込み御飯で、食べやすいように一口サイズでラップに包まれている。レース終盤、最後の最後に力を与えてくれる一品だ。
中にはかつおめしを食べることを目標に走っているランナーもいるとか!?この「かつおめし」、県外ランナーにとっては高知でのマラソンを強烈に印象付けてくれる特別な存在なのだろう。
これまで公式なエイドステーションで提供されるメニューの一部を紹介してきたが、マラソンを走っていると沿道で応援してくれるお客さんが私設のエイドステーションでいろんな食べ物や飲み物を提供してくれる。
小さな子供がチョコレートやアメをくれたり、高知特産の柑橘、文旦があったり、海沿いの海産物屋ではどろめ汁(生しらすの味噌汁)が提供されたりと、高知県民のおもてなしの心と一緒に美味しい食べ物も楽しめる。こうした高知ならではの体験も多くのランナーを惹きつける高知龍馬マラソンの魅力なのだろう。
多くのエイドステーションに助けられゴールしたランナーには最後のご褒美が。
ゴール地点である春野総合運動公園では、完走者に高知名物「ぼうしパン」やゆずドリンクなどが配られるほか、今年は高知農業高校生が作った「しゃも鍋」や、高知海洋高校生が作った「ツナ天」も無料で提供されていた。
レース中、そしてレース後までこれだけ美味しい食べ物が揃えば、多くのランナーは大満足間違いなし!
来年は2019年2月17日(日)に開催予定とのこと。高知の食の恵みはもちろん、雄大な自然やおもてなしの心を感じに、ぜひ参加してみてはいかがだろうか。
※紹介したエイドメニューは「高知龍馬マラソン2018」で提供されたものです。