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東京国際フォーラムで味わう“高知の軍鶏すき鍋”の破壊力に驚いた!「酒蔵レストラン宝」|美食おじさんマッキー牧元の高知満腹日記【高知家グルメPro】
この情報は2026年3月22日時点の情報となります。

立ち食いそばから割烹にとんかつ、フレンチにエスニック、そしてスイーツから居酒屋まで、年間700食を食べ歩き、料理評論、紀行、雑誌寄稿、ラジオ、テレビ出演を超多忙にこなす「美食おじさん」ことフードジャーナリストのマッキー牧元さんが高知の食材・料理を紹介する高知家の〇〇の人気連載記事「高知満腹日記」。今回は、東京銀座にある高知県アンテナショップ2階のレストラン「おきゃく」で高知ロスを埋めてきました。
この6年の間、年に2回は高知に出かけていたが、もう1年以上行ってない。
完全な、高知ロスである。
晴れが続く気持ちのいい青空の天気や、山や川に海、そして人懐っこい高知の人に会いたい。
カツオやウツボ、四方竹やイタドリ、仁井田米が食べたい。
体の底から、そんな衝動が湧き上がってくる。
そんな時は、「おきゃく」に行くのだ。
ここは高知県のアンテナショップ「まるごと高知」の2階にある、まっこと(本当)の高知である。

高知ロスを晴らすべく、昼から高知三昧をした。
入れば店内は満席で、それぞれが高知の食を楽しんでいる。
テーブルにつけば、塩や醤油と共に、柚子酢が置いてあるのが嬉しい。
まずは「藁焼きカツオのたたき御膳」1900円だろう。

ここの藁焼きは、厨房内で随時炙って、提供をしているのだという。
さすが高知県直営のショップである。
カツオは滑らかで、鉄分のうまみがあり、嫌なにおいが一切なく、澄んでいる。

ネギや生姜、ニンニク薄切りや玉ねぎと刺身を合わせ、柚子ポン酢をたっぷり漬けて頬張る。
薬味に負けない鰹の凛々しい存在感が嬉しい。
ああ。高知にやってきたぜよ!というコーフンが、湧き上がる。
ご飯の独特な香りは、間違いなく仁井田米だな。
ご飯が進むカツオそぼろを、熱々ご飯にかけ、食べすすむ。

続いて、これも高知ではお馴染み、「ウツボのたたき」をお願いした。
運ばれてくると、黒い皮が前面に出て、食べたことがない人は驚くかもしれない。

だが、この皮がうまいのである。
正確には、この皮下がうまいのである。

白身は、鳥の胸肉のようなあっさりとした食感と味わいだが、皮下は見てわかるように、黒皮の下にみっちりとコラーゲンがついている。
そのコラーゲンにコクがあり、ほのかに甘い。
だから、あっさりとした肉との対比が生まれる。
そう、これこそがウツボを食べる楽しみなのさ。
続いて、これまた高知の郷土料理、虎杖や四方竹の煮物を頼んで、地酒を飲み、すっかりいい調子となった。
だが、ここの楽しみは大人だけではない。
子供にも、「お子様ランチ」が用意されているのだ。
まず柚子ジュースが運ばれるが、アンパンマンのキャラクターが描かれたカップに入れられている。

NHKの朝ドラでも話題になった、アンパンマンの作者、やなせたかし氏は高知出身、高知といえばアンパンマンなのだ。
この時点で幼児の気分は、爆上がりだろう。
「お子様ランチ」が運ばれた。

チキンカツにハッシュドポテト、サラダという布陣である。
子供用とはいえ、どれもきちんと仕事がされた、安心のおいしさがあった。
だが、これだけでは高知ロスは埋められない。
最後に「鍋焼きラーメン」も頼もう。
現地と同じように、ご飯と沢庵がついて、運ばれる。
だが、沢庵がお盆の上に置かれていたので、現地風に鍋蓋に乗せて、気分を盛り上げた。

久しぶりにお会いしました、鍋焼きラーメン様。
親鳥、すまき、タマゴの入った鍋焼きラーメンに、心が温められる。

全国の様々なものが食べられる、グルメ都市の東京だが、鍋焼きラーメンは、ここでしか食べられんね。
ラーメンを食べ終わったら、当然の如く、スープにご飯を入れで雑炊状態にする。

一杯のラーメンで二度美味しい。
これを楽しみながら、心に空いていた高知ロスは、埋められていったのだった。
TOSA DINING おきゃく
住所:東京都中央区銀座1-3-13 高知県アンテナショップ「まるごと高知」2階
電話:03-3538-4351
営業時間:平日・土日祝日 ランチ 11:00~15:00 (LO 14:30)/ディナー 17:00~21:00(LO 20:00)
HP:https://www.marugotokochi.com/okyaku/