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【高知グルメPro】高知の食と文化を満喫できるホテルの絶品ビュッフェ「OMO7 by 星野リゾート」フードジャーナリスト・マッキー牧元の高知満腹日記

この情報は2025年7月27日時点の情報となります。

立ち食いそばから割烹、フレンチ、エスニック。スイーツにうどん、居酒屋まで、年間600回外食をし、料理評論、紀行、雑誌寄稿、ラジオ、テレビ出演を超多忙にこなすフードジャーナリストのマッキー牧元さんが、高知の旨いお店や生産者さんをめぐって紹介する「高知満腹日記」。今回は、2024年に高知市にできたホテル「OMO7 by 星野リゾート」でビュッフェを堪能してきました。

今回は、2024年6月にリニューアルオープンした、星野リゾートによる「OMO7高知」を、食事を中心にご紹介しよう。

高知市のはりまや橋から徒歩十数分の九反田に建つこのホテルは、高知の宴会文化「おきゃく」をテーマに、高知の魅力を様々な面から体験できるホテルである。

コンセプトは、「こじゃんと楽宴(らくえん)さぁ、夜さ来い!」で、そう言われると何がなんでも飲んでやるぞという雰囲気になってくる。

さて、夜のダイニングはビッフェスタイルで、多くの高知郷土料理がこじゃんと(たくさん)並んでいる。

今まで10数年間高知で取材してきた経験者としては、ホテルの郷土料理は本物と似ているが、少し味付けが変わっていたり、形だけを真似ているものが多かった。

ゆえに、あまり期待はしていなかったのだが、ここは違う。

まず種類が豊富である。

カツオの刺身や、ツガニ、ふきと筍の塩きんぴら、茗荷のタルタルソース 柚酢の握り寿司、ブリの葉ニンニクヌタ、ニンニクを利かせた茗荷のピクルスや、クミンを効かせた茄子のピクルス、田舎寿司、屋台料理など、30数種の料理が並んでいて、圧巻である。

しかも、どの料理もきちんとしている。

ブリの葉ニンニクヌタもレベルが高く、各種煮物の味もしみじみとうまい。

田舎寿司は、おばちゃんの作った味と寸分違わぬし、屋台餃子は、屋台で食べるそれと、かなり近い。

そして珍しい「ツガニ素麺」は、汁に出切った蟹の旨味にやられた。

一ヶ所にいながらにして高知全県を旅しているようである。

なかんずく一番驚いたのは「芋ケンピ」であった。

ケンピは店内の一角で揚げられている。

それを、チョコチップ、きな粉、抹茶、あんこ、柑橘ソース、イチゴソースを組み合わせてパフェ仕立てにしてくれるのだが、ケンピ自体が素晴らしい。

揚げたてのカリカリで、砂糖を焦がしたようなキャラメル香がある。

そして芋自体がうまい。

考えてみれば、揚げたてのケンピを食べるのは初めてかもしれない。

食後は、ホテル従業員の方々による、よさこい踊りショー「よさこい楽宴LIVE」を見て盛り上がり、大浴場に入り、安らか眠りについた…と書きたいのだが、夕ご飯と踊りでコーフン気味だったため、「可杯(べくはい)」セットをもらい、一人酒宴をした。

3種類の可杯と数種のつまみと酒がセットされたもので、これがいい。

以前、一人で買ってやった宴会を思い出しながら、高知の夜を楽しんだ。

さあ朝食である。

こちらも、高知らしい和食料理などバラエティが豊富であった

和食のおすすめは、カツオの漬け丼である。

鰹マイスターが選んだカツオが艶やかに皿の上で輝く。

そいつを好きなだけ白いご飯に乗せ、かき込もうって算段である。

ご飯に乗った鰹の輝きに、思わず喉が鳴る。

一気にかき込み一息ついた後、フレンチトースも食べてしまったが、ここで意外なものに驚いた。

「いも天」である。

高知市の日曜朝市で売られる芋のフライだが、丁寧に作られた「いも天」は別格であった。

サクッと衣に歯が入ると、ねっとりと甘い芋が現れる。

しかも油切れが良く、重たくない。

あまりの美味しさに、二個も食べてしまった。

OMO7 by 星野リゾート、夕食も朝食も高知らしさを満喫できる構成で、是非お勧めしたい。

施設情報

OMO7 by 星野リゾート

住所:高知県高知市九反田9-15

電話:050-3134-8095