高知家の◯◯高知家の◯◯ 高知県のあれこれまとめサイト
高知県のあれこれまとめサイト
  • facebook
  • x
  • instagram
  • youtube
 

【商店街時計店の変態的情熱】第2回「時計は人生を刻む“器”である」高知の正美堂時計店専務・合田さんが語る“時計”との付き合い方

この情報は2025年7月23日時点の情報となります。

    高知市帯屋町にある、昭和44年創業の「正美堂時計店」の専務、合田圭四郎さんの時計に対する変態的情熱を、先日公開した第1回「時計は人生の伴侶」に続きうかがっていく。

    (第1回記事リンク挿入)

    時計は人生を刻む“器”である

    合田さんは語る。

    「時計って、買うタイミングが人によって違うでしょ。誕生日、退職、結婚記念日……そういう節目に、それぞれの人の“時間”を刻み、刻み続けていくために買うんじゃないかと思うんです」

    だからこそ、正美堂では“その瞬間”にふさわしい時計を提案する。

    「売るというより、“買う側、贈る側の気持ち”に寄り添いたいんですよ」

    それはつまり、ただ商品としての時計ではなく、物語を運ぶ“時間の器”としての時計であるということなのだ。

    時計は“変態的”なアイテムである

    「変態的って、もちろんいい意味で言ってますよ。だって、そうじゃないと、裏面にだけ派手な彫刻とかしないでしょ(笑)」

    そんな正美堂には、個性を爆発させたカスタム時計が並ぶ。

    ※正美堂オリジナル懐中時計

    「誰に見せるでもなく、自分だけが知っている“こだわり”。それが“変態的”なんですよ。でもね、それが最高にカッコいいと思うんです」

    高価であればいいわけではない。派手であれば人を魅了できるわけでもない。むしろ、「自分の趣味性を貫く」その態度こそが、時計の価値を高める。

    ブランドよりも“自分に似合う”時計を

    「ブランドの時計を選ぶのでも、カスタム時計を選ぶのでもいい。その人に似合っているかが大事なんですよ」

    たとえばスーツを着る仕事ならクラシカルなアナログ時計。アウトドア好きなら頑丈で多機能なデジタル時計。どちらが“正解”という話ではない。

    「時計ってね、ほんとTPOとセンスが出るんですよ。時計を見れば、その人が分かる。そんなツールです」

    ※正美堂オリジナルウォッチ三山ひろしモデル(非売品)

    自分の時間を、他人に預けないでほしい

    スマートウォッチやスマホに押され、時計を“選ぶ自由”すら忘れてしまった現代人。合田さんはそこに一抹の危機感を抱いている。

    「どのタイミングで通知が来て、どのペースで動くか、全部向こう任せでしょ?それって、“自分の時間”を他人に預けてるようなもんですよ」

    そう語る合田さんの時計哲学は、“時間を取り戻す”ことに通じているのかもしれない。

    合田さんの時計に対する熱き思いは、まだまだ続く。

    店舗情報

    正美堂時計店

    営業時間:11:00~17:45

    住所:高知県高知市帯屋町1丁目14-5

    HP:正美堂

     

     

    関連記事