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#高知家写真部「美味しさが伝わる写真が撮りたい!写真のプロに聞く、食べ物の撮影で注意すべきポイントとは?」

       

この情報は2020年3月26日時点の情報となります。

安兵衛 餃子
誰でも手軽に取り入れられる、スマートフォン撮影の小ワザをご紹介する「#高知家写真部」。部を代表して撮影のテクニックをレクチャーするのは、高知家のポスターも撮影したプロのフォトグラファー・中村理生さん。

美味しい食べ物に恵まれる機会も多い高知旅行では、おのずとグルメ写真を撮る機会も多数。そこで、美味しい料理をもっと美味しそうに撮るための小ワザを、プロのフォトグラファーに伝授してもらいました!

日本三大餃子シティ・高知で餃子を美味しそうに撮る

栃木県や静岡県に並び、日本三大“餃子県”にも数えられる高知県。今回、高知家写真部がやってきたのは、知るひとぞ知る高知グルメの新定番・屋台餃子の「安兵衛」。高知市内の「屋台安兵衛」と、東京・恵比寿にある「えびすの安兵衛」それぞれで撮影を実施。食べ物の撮影において欠かせないポイントについて、実際に撮った写真をもとにご紹介します。

 

ポイント:熱々餃子は手早く撮って美味しくいただく

料理を撮るときの最大のポイントは、美味しさを損なわないように時間をかけずに手早く撮影をすること! そのためにも、プロが教えるポイントを知るとともに、どういった写真が撮りたいかを事前にイメージしておくことも欠かせません。

安兵衛餃子

ポイント:お店ならではの背景を意識しよう

おしぼりの袋や灰皿など、写真に余計な要素が入ってしまうと、せっかくの料理が引き立たなくなってしまいます。撮影前に少しだけ気を配って、片付けておきましょう。グラスを重ねて撮るだけでも楽しげな写真は撮れますが、重要なのが背景への配慮。お店ならではの、エモい雰囲気が伝わる場所を背景に置いて撮るのがポイント。

安兵衛 餃子

「屋台安兵衛」にて、お店のカウンター席と賑わう店内を意識した乾杯カット。仮に背景の工夫が難しい場合は、スマートフォンのポートレートモードなどでビールや餃子に焦点を当てるのがコツ。

 

ポイント:思い切り近づいて、餃子の熱気を伝えよう

餃子のパリッと焼けた皮に、できたてアツアツの湯気。料理に近づき、質感がしっかりと伝わるように撮ることで、より美味しそうな雰囲気を演出することができます。お待ちかねの餃子が到着したら、手早く撮影してアツアツのところをいただきましょう!

安兵衛 餃子

できたての餃子の湯気や表面の質感がしっかりと伝わる美味しそうな写真を撮るには、被写体に近づいての撮影が効果的。このときも、餃子越しにビールの入ったグラスを映り込ませるなど、背景を工夫するのをお忘れなく。

 

ポイント:屋台ならではの、でできたての瞬間を狙おう

特に屋台やカウンターで調理をしているお店の場合、背景にお店の雰囲気を写し込むのも重要なポイント。ビールのグラスを置いてみたり、店員さんが餃子を焼く様子などを背景に写し込むことで、もう一歩ステキな写真へと仕上がります。

安兵衛 餃子

箸でフードを持ち上げて撮る、通称「箸上げ」にも挑戦。餃子がブレないように、箸を持つ手の肘をしっかりとおさえて撮影するのがコツ。その場の雰囲気が伝わる写真を心がけると、よりステキな一枚を撮影することができるはずです。
ということで、冷めないうちにいただきます!

 

あの感動をもう一度……。餃子を求めて東京でも「安兵衛」へ

高知で食べた安兵衛の熱あつ餃子。もう一度味わいたくなり東京の恵比寿にある「えびすの安兵衛」へ。
サクサクとしたあの焼き餃子はもちろん、水餃子やさまざまな高知のご当地グルメも多数。せっかくなので、高知の屋台餃子とはひと味ちがうメニューやお店の雰囲気も撮影してみました。

安兵衛餃子

餃子を待っている合間に、美味しそうなビールの撮影にも挑戦。ポイントは、注ぎたてを撮影すること。
また、注いでいる手もとにフォーカスすることで、臨場感のある美味しそうなビール写真が仕上がります。

安兵衛餃子

高知では見かけなかった水餃子を撮影する場合は、スープにくぐらせた瞬間を狙います。このとき、レンゲをカメラの方に向けて少しだけ傾けることで、スープのからんだ餃子のキラキラとした質感が際立ちます。

安兵衛餃子

餃子とジョッキビールとあわせて撮る場合、ポイントは席に到着したてを撮影すること。時間が経つと徐々に泡が消えてしまうので、あらかじめジョッキを置く場所を決めておくと撮影がスムーズ。泡がこんもりとした状態のジョッキビールの前に、餃子の焼き目を見せるかたちで餃子を置きましょう。

安兵衛餃子

高知でも挑戦した箸上げですが、撮影の際に、もうひと手間。オリジナルのタレを餃子にまとわせることで、餃子の表面にツヤが生まれて、より美味しそうに見せることができます。小皿のタレに付けている手もとの位置で、背景にビールなどを置いて撮ると雰囲気もアップします。

安兵衛餃子

おさらいポイント

・熱々餃子は手早く撮って美味しくいただく

・屋台ならではの活気が伝わる背景を意識しよう

・餃子を美味しそうに撮るには、近づいて質感を伝えよう

・屋台ならではの、できたての瞬間を狙う

ちょっとしたテクニックさえ知っておけば、スマートフォンで撮影する写真はもっとステキになる。高知旅行の想い出をキレイな写真に収められれば、旅はもっと楽しくなるはずです! みなさんもぜひ、高知県内で撮影した写真にハッシュタグ「 #高知家写真部 」を添えて、SNSでシェアしてくださいね!

【ロケ地情報】

・屋台安兵衛

住所:高知県高知市廿代町4-19

#高知家写真部 シリーズ