三山ひろし
【三山ひろしのさんさん歩】陸上防衛力の柱!「陸上自衛隊 高知駐屯地」に体験入隊!
この情報は2025年4月5日時点の情報となります。
心に響く温もりの声!ビタミンボイス♪ 紅白歌手の三山ひろしさんがふるさと高知県をゆる~くお散歩。今回は高知県香南市を散策する。
前回の記事に引き続き、陸上自衛隊 高知駐屯地の第50普通科連隊に体験入隊した三山さんと川辺アナの様子をお届け!
今回はどんな訓練が二人を待ち受けているのだろうか?乞うご期待。
※前回の記事は本記事の最後からお楽しみください
まずはじめに体験するのは「行進訓練」。
行進訓練とは、隊列を組んで一定のリズムや動作に従いながら歩く訓練のこと。
集団行動の統制や団結力・体力の向上を目的とした訓練となる。
三山さんは30キロ、川辺アナは20キロの重さがある背嚢(はいのう)を背負い、行進スタート!
まずは地面に置かれた背嚢を仰向けになった状態で背負い、そこから自力でくるっと回って、うつ伏せになってから立ち上がる。
三山さんはなんとか立ち上がれたが、川辺アナは大苦戦。手を借りながら下半身に力をギュっと込めて立つ!
二人はなんとか立つことができたが、歩くことすらままならない様子・・・
そのため、これ以上は無謀だと判断されてしまい断念。次の訓練へ進むことに。
日頃鍛錬を行なっていない二人には、ハード過ぎる内容だったようだ。
恐るべき、行進訓練…自衛官のみなさんは日頃、背嚢を背負いながら山道を駆け上っていくそうだ。
続いてはレンジャー訓練を見学!
レンジャー訓練とは、高度な格闘技術、サバイバル技術、特殊作戦能力を備えた隊員を育成するための訓練のことを指す。
ロープ一本で壁をダッシュして降りる隊員!重力を感じさせない身のこなしにびっくりだ。
段階的に訓練を行う必要があるため、今回は見学のみということでホッとしている三山さんと川辺アナ。
代わりに「障害通過訓練」に挑戦!
あらゆる地形を克服し、任務を達成する能力と自信を身につける訓練だ。
まずは先輩隊員が見本を見せてくれた。助走をつけて軽々とジャンプし、高い壁を乗り越える。
その様子に二人は唖然とした様子。
なぜなら壁は手を伸ばしてギリギリ届くか届かないかくらいの高さがあり、足をかけるところなどがないため、非常に上りにくい形状をしているからだ。
不安を抱えながらも、まずはやってみようということで挑戦!
ジャンプして壁に手をかけるが、どうもがいても登れない。
諦めの早い三山さんはギブアップ。一方、川辺アナは…
助走を十分につけるが直前で失速してしまい、ジャンプしても壁のてっぺんに手をかけることすらできない。
どうしても壁を乗り越えられそうにないので、低めの壁の方に切り替えて再度挑戦!
三山さんはなんとか1人で乗り越えられた!
川辺アナは自力では難しそうなので、三山さんと女性隊員の手を借りて無事突破!
壁を登るだけと思うかもしれないが、やってみると体力の消耗が激しく、2人はすでに疲労困憊の様子。
最後は腹ばいになり、手と足を使って前へ進む匍匐前進(ほふくぜんしん)。
限られた残りの体力をすべて使って、やっとの思いで訓練終了!
一部断念した訓練もあったが、無事すべての訓練を体験することができた。
一日を振り返り、改めて陸上自衛隊のありがたさを感じた時間であった。
訓練を頑張った三山さんと川辺アナのために、特別なご褒美が!隊員食堂自慢のランチを振る舞っていただいた。
今回の練習メニューに合わせてカロリー計算された、白身魚のマリネをメインとした定食をいただく!
今回は三山さんと川辺アナに合わせて作られたお食事だが、普段は超過酷な訓練を行う隊員さんに合わせて、自衛隊独自の栄養摂取基準をもとに高カロリーな食事を提供する「隊員食堂」。
「食事で鍛える!」をコンセプトに、日々隊員に喜ばれる食事メニューを考えている。
朝起きて全員で訓練を行い、美味しい食事をいただき、そして眠りにつく。
毎日の生活を集団で行うことで結束をより一層強めている陸上自衛隊 高知駐屯地 第50普通科連隊。
体験入隊を通して、自衛隊をより深く知ることのできた貴重な一日となった。
今回のさんさん歩はここまで!次回の記事をお楽しみに。
陸上自衛隊 高知駐屯地
住所:高知県香南市香我美町上分3390
電話:0887-56-3471
情報提供/高知さんさんテレビ
文/さたけゆうや