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【高知グルメ】「珈琲の魅力を伝えたい」薬剤師でもある店主の想いが詰まった「気ままに珈琲」ほっとこうちオススメ情報
この情報は2020年2月5日時点の情報となります。
「お宝発見!まちどうが」は、RKC高知放送のアナウンサーが高知県内の市町村を巡り、地域のお宝を探す企画コーナー。今回は、趣のある街並みの安芸郡奈半利町で、歴史やスイーツなどたくさんのお宝を見つけるぞ!
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今回の舞台は、高知県東部に位置する安芸郡奈半利(なはり)町。四国東南端である室戸市のお隣の町だ。ナハリ…ナハリー…ということで、「ナハリーポッター」気取りで登場した高橋アナウンサー。今日もたくさんのお宝を見つけるぞ!
奈半利町は太平洋に面した町。「ふるさと海岸」を訪れてみると、さっそく気になるものを発見!そこにはいくつもの流木の山が。一定の距離をおいて複数の山が並んでいる。
ふるさと海岸は、地形上、台風や大雨の後には流木などの漂流物が多く打ち上げられるのだという。
この海を綺麗に保ち続けたい!という一心で20年ほど前から朝と夕方ほぼ毎日、海岸に出て手作業で流木を拾い、海岸の清掃活動を行ってきた。それでできた山だったのだ。
奈半利町の海岸を守り続けるという熱い想い。貴重なお宝を発見した高橋アナウンサーであった。
奈半利町を散策していると、目に入ってきたのが屋根瓦を積んだミルフィーユのような壁。
瓦をリサイクルしたものだそうだが、そのほかにも奈半利町には歴史的にとても貴重な建築物がありそうだ…
町並みガイドブックを見てみると奈半利町内の登録有形文化財が掲載されていた。
登録有形文化財の一つ「高田屋の蔵」が、ギャラリーになっているということで早速行ってみることに。
ギャラリーには調度品や工芸品が並ぶ。
色鮮やかで繊細な細工が施された品物が多く並ぶ中、江戸時代に広く流通した銭貨「寛永通宝」を発見!
時代劇「銭形平次」で主人公 銭形平次が悪人たちを懲らしめる際に使用するあのお金だ。
平成生まれの高橋アナウンサーは知ってか知らずか昔の銭貨「寛永通宝」を見て大興奮。ここでもお宝大発見!
続いて向かったのは美味しいスイーツがあると評判のお店「気ままsweets 甘音」へ。
3年前にオープンしたこのお店。奈半利町の「ふるさと納税」返礼品であるパウンドケーキが人気となり、全国にファンがいるお店だ。
可愛らしい雰囲気の店内には美味しそうなスイーツがたくさん。
こちらがおすすめの「クレープばくだん」。
薄いクレープ生地の中にぎっしり詰まった果物とクリーム。
奈半利を訪れた際には、食べておきたいお宝の1品発見!
ふるさと納税の返礼品で高い評価を受けたパウンドケーキは、東京銀座にある高知県アンテナショップ「まるごと高知」でも販売されている。
ひとつひとつ丁寧に作り上げられた焼菓子は、手間を惜しまず作られている。どこか素朴で安心できるおいしさ、愛にあふれた素敵なお店であった。
「土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線」の終点である奈半利駅を訪れた。
高知県の東部に鉄道が延伸して、今年で18年。数少ない本数だが、地域の足となっている列車。しかし、ここまでくるのには長い年月がかかっている。
昭和40年に旧国鉄「阿佐線」として工事が始まった。地元住民にとっては待ちに待った鉄道!しかし、その思いとは裏腹に用地買収の遅れや国鉄の大規模な赤字により工事は中断。建設途中の鉄道高架だけが30年以上残されていた。
着工から37年経った2002年、第3セクターでの運行が認められ念願の「土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線」が走り出した。
現在は少子高齢化などで利用者の減少など課題はあるものの、長い苦難を乗り越え誕生した「土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線」。
地域のかけがえのないレールだ!奈半利町の人たちにとって、大切なお宝を最後に発見することができた。
今日はここまで!奈半利町のお宝がいっぱい詰まった宝箱を持ち帰る高橋アナウンサーであった。
次回はどの市町村でお宝発見!しようかな?つづく…
なはり浦の会(登録有形文化財関係)
住所:安芸郡奈半利町乙2595
電話:090-1570-2225
気ままsweets 甘音
住所:高知県安芸郡奈半利町乙3059-1
電話:0887-30-1847
※情報提供※ RKC高知放送
文/さたけゆうや