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美味しいヘルシーな「高知家の朝ごはん」銀座のアンテナショップで買って作っていただきます!

この情報は2024年12月4日時点の情報となります。

皆さん、こんにちは!

ルーツは高知、生まれ育ちは関西の高知愛半端ない、土佐酒アドバイザーの裕子です。

今回は溢れるこの想いを世界中の皆さんにお届けすべく「高知家の〇〇」で食材や文化を紹介するコラムを書かせていただくことになりました。

想いが強すぎて暑苦しく思われることがあるかもしれませんが、そこは何卒、高知愛に免じてお許し下さいね。

記念すべき第一回目の今回は一日のスタートを飾る「高知の朝ごはん」です。

こちらの朝ごはん、なんと東京の銀座にある高知県のアンテナショップ「まるごと高知」で買った材料で作ったんです!

地下1階は高知の酒蔵19蔵の土佐酒やクラフトビールなど充実の品揃と工芸品、1階が加工食品や県外では珍しい野菜などの生鮮品の数々に、不動の人気!鰹のタタキやお菓子、そして2階はレストラン「TOSA DININGおきゃく」と、まさに店名のとおり“まるごと”高知の良さをギュッと凝縮した夢のワンダーランドで、連日お客さんで賑わっています。

おしゃれな街、銀座のビルの一角に掲げられた「高知」の二文字、ん〜しびれる!

まずは朝ごはんといえば、やっぱり「お米」ですよね。

凛とした空気に清らかな水、寒暖差の激しい山間部などで昔から良質なお米が作られてきた高知県にはいくつものブランド米があり、その中でも四万十川エリアで収穫され、古くから高知県民に愛されている仁井田米、同じく流域の十和町で発見された十和錦、このふたつは玄米に香り成分が含まれる品種で独特の香りが特徴の「香り米」と呼ばれています。

このお米は炊いている間から、まるで収穫期の田んぼの中に寝転がっている様な藁の香ばしい匂いが漂ってきて、幼い頃の高知の記憶にひとっ飛びできるんです。

とはいえ、県外ではなかなか手に入らない…そこで、おススメなのがコチラ!

ご家庭で普段使いのお米にブレンドするだけで「香り米」の芳しい香りが楽しめるスグレモノ。

香り米初心者にも 試しやすいサイズですよね。

そして、ご飯がススムおかずとしてこの季節ご紹介したいのが「四方竹(しほうちく)」の土佐煮!

切り口が四角い秋のタケノコ「四方竹」は高知市や南国市中央部の一部の山間部が産地で収穫量が限られており、トゲが鋭く加工が難しい上に鮮度が短いという、何とも貴重な旬の食材なんです。

そんな「四方竹」を土佐煮にしたこちらの商品、

常温保存90日でお皿にを開けたらすぐに食べられるという幸せ!

また、このカツオ出汁が“こじゃんと”(土佐弁で“とっても”の意)旨い!

ついつい土佐弁になるほどのおススメで、この出汁で土佐酒が飲めちゃいます(笑)

こちらは高知県の地鶏「土佐ジロー」の卵焼き!

土佐ジローがいれば土佐サブローもいる??なんて思った方もいらっしゃるのでは。

「土佐ジロー」というネーミングは 親鶏である「土佐地鶏」の「とさぢ」と 掛け合わせたニワトリの品種「ロードアイランドレッド」の「ロー」の頭文字からとられているんですよ。

※左が土佐ジロー 真ん中は「ゆずたま」

一般的な鶏卵と比べるとかなり小ぶりですが、有精卵で卵黄が大きく、卵白とのバランスがよく味は濃厚。

健康でストレスフリーで育った玉子は質のよい筋肉になって私の身体を支えてくれる事間違いなし!

お次は「チャーテの浅漬け」。

この聞きなれない「チャーテ」というのは、高知県外では「ハヤトウリ」「インドウリ」と呼ばれていりるウリ科の珍しい植物。

高知では秋になると高知市の街路市である日曜市やスーパーでもよく見かけるようになり、火の通りやすさからもサッと豚肉と炒めたりして、食卓に並ぶ一皿として重宝する食材の一つです。

聞いたところによると 高知県以外では鹿児島県くらいでしか食べられていないとか。

そんなチャーテを今回は火を通さずに浅漬けにしてみました。

薄皮をピーラーで軽く削いでからビニール袋に入れ、昆布茶とお好みで七味を加えてモミモミ。

数分で漬かるので 忙しい朝にもおススメです。箸休めにも仕上げのお茶漬けのお供にもどうぞ!

そして朝ごはんの定番、お味噌汁は、屋号である入吉屋の「入」のパッケージが粋な井上麹店のお味噌で作ります。

180年以上、薪や釜戸を使用する昔ながらの製法で、無添加の糀やお味噌を手作りしている高知県四万十町にある糀屋さん。

お味噌の原料は大きく分けて、米麹、麦麹、豆麹と三種類がありますが、高知県は米味噌を食べている地域が多いんです。

この米糀が多めの味噌も四国の米味噌の特徴だそう。

そして、お米の甘さ旨みを引き立てるお味噌汁の味をキリッと仕上げる高知のネギが、これまたいい仕事をしてくれるんですよね。

一歩踏み出した足をまた布団に戻してしまう、そんな季節がやってきましたが、裕子的には炊飯器から漂ってくる「香り米」の芳しい香りに包まれ目覚める朝があれば、飛び起きてワクワクが止まらない豊かな一日のスタートです。

愛する高知に毎日ひとっ飛びできる、そんなパワーを秘めた朝ごはん。

是非あなたにも食べてほしい「高知家の朝ごはん」、食べてみんかえ?