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この情報は2019年11月14日時点の情報となります。
四国銀行に、とにかく踊ることが大好きな行員がいると聞きつけた高知家の◯◯取材班。踊る銀行員の素顔に迫った。
高知家の◯◯取材班がやってきたのは、四国銀行南国支店。
こちらの銀行にいるのが、牧幸歩さん。主に窓口業務を担当する、入行3年目の若手行員だ。
毎年8月に開催されているよさこい祭は、第66回目を迎えた。四国銀行は、「四国銀行よさこい踊り子隊」として第一回目から参加している数少ない老舗チームだ。牧さんは「四国銀行よさこい踊り子隊」で、入行3年目ながらインストラクターを務めている。
そんな牧さんのよさこい歴は、なんと13年。春頃から夏に向けてソワソワし始める、生粋の「よさこい人」だ。小学生の頃から地元チームや商店街チームなどで踊り、四国銀行に入行してからは「四国銀行よさこい踊り子隊」として毎年参加している。
牧さん:私達のチームは、若手行員がメインです。よさこい未経験の人が多いチームなので、初めてだからこそ「よさこいって楽しいんだ」っていうことが伝わるよう心がけています。
四国銀行よさこい踊り子隊の踊りは、カツオ人間があげているこちら(↓)の動画からチェック。
毎年11月15日に開催されている「龍馬生誕祭」に向けて、この日も終業後に練習が行われていた。
牧さんの地道なよさこい普及活動(?)もあってか、現在ではよさこいを楽しむ同僚も増えてきたようで、香美市や佐川町など県内各地の企業などから声をかけられ、有志で踊りに行くこともあるという。
牧さん:以前は有志を集めるのにも一苦労でした。地域の方から「四国銀行よさこい踊り子隊」に来て欲しいと声をかけていただくことが嬉しいですね。もっと踊りたいので、ぜひお声かけください(笑)。
実は牧さん、よさこい以外にも小学2年生からモダンバレエを習っていて、現在も週に2回教室に通っているんだとか。
夏だけでなく年中踊っている「踊る行員」だ。
牧さん:踊りはもう体に染み込んでいて、踊り無しの生活は考えられません。同僚には、『副業:踊り子』って言われています(笑)。
南国市の里山でのびのびと育った牧さん。3世代が暮らす家で育ち、自宅周辺にある祖母が手入れする畑で幼い頃から遊んでいたという。
その反動か、高校卒業後は本人の強い希望で県外の大学に進学。
牧さん:県外に出てみて「あれ?」ってなりましたね。あれほど嫌だった風景が、すごく恵まれた環境だったことに気づかせてもらえました。
一回県外に出たからこそ、就職の時には高知に帰って来たいという想いが強くなったそう。そして選んだのが四国銀行だ。
牧さん:就職活動中は「地域貢献」を軸に企業を探しました。そんな中で「目の前のお客さんに一生懸命に取り組むことも、地域貢献だと思うよ」という先輩行員の言葉に後押しされて、四国銀行への入行を決めました。
入行以来、現在の南国支店に勤めて3年目。お客さんと顔見知りになることもよくあるという。
牧さん:ずっと来てくれているお客様で、来店いただかない日が何日か続くと少し心配になることもあります。そんな時「しばらく来んかったけど大丈夫?」と聞くと「風邪ひいちょったがよ。」というお返事が返ってくることがあって、そういう地元密着の銀行の良さを大切に感じています。よさこい前には「もうすぐやね。」と声をかけてくれるお客様がいて、応援していただいているなと嬉しくなりますね。
今後は、窓口業務以外にもお客様と接する機会を増やしたいという牧さん。
牧さん:銀行員だからこそ、お客様や事業者様、商店街などに対してお手伝いできることがあるのではないかと思います。私にできる形で、地域貢献をしていきたいですね。
よさこいにモダンバレエと、踊りまくる銀行員。その実像は、踊るだけではなく、地域のために力になりたいという熱い想いを内に秘めた熱い女性だった。
■四銀ルーム
https://www.shikokubank.co.jp/room/
文/長野春子