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【高知グルメ】メニューごとに異なる特製ダレに絡めて仕上げた焼肉屋さんランチ「焼肉はりまや」ほっとこうちおすすめ情報
この情報は2019年10月20日時点の情報となります。
立ち食いそばから割烹、フレンチからエスニック、スィーツから居酒屋まで、年間600回外食をし、料理評論、紀行、雑誌寄稿、ラジオ、テレビ出演を超多忙にこなす食べ歩きストのマッキー牧元さんが高知の食材・生産者さんをめぐって紹介する「高知満腹日記」。
銀座の高知県のアンテナショップ「まるごと高知」には、様々な個性的調味料が並ぶ。
ほう、こう来たか。むむ。これはどんな味だろうとか。商品を手に取るたびに、楽しくなる。
そして味を想像しながら、こいう料理に使ったら面白いだろうなあと、夢想する。
そんなことができる「まるごと高知」は、僕にとってワンダーランドである。
さて今回もいくつかの調味料を使った料理を紹介しよう。
高知といったら「カツオ」でしょう。まずは「濃厚な鰹の旨味と香ばしいガーリックが白いご飯を最高の一杯に」と書かれ、もうその文を読んだだけでご飯が欲しくなるのは、「うまかつお ガーリック風味」である。
前菜としては、きゅうりをピーラーで縞々に皮をむき、叩き潰して、適当に千切ったら、ごま油をまぶし、そこに「うまかつお」を和える。
食べればあら不思議、これは中国家庭料理か、ビールや焼酎、日本酒に紹興酒なんでも持って来いという味になった。
さらに中国風といってみよう。
今度は青菜炒めである。
青梗菜や小松菜がいいが、ほうれん草でもいい。
油ひいたフライパンに赤唐辛子一本切って入れ(タネとる。無くても可能)弱火であたため、香りが出たら、切った青菜の茎から入れ入れ、塩少々し、酒大さじ一杯、うまかつお入れて、混ぜ完成である。
これはご飯が進むのね。
もう一品。麺料理にも展開してみた。
うまかつおソーメンチャンプルーである。
素麺をふた束を、1分15秒ゆでて、冷水に落として締め、水切りする。
フライパンに油をひいて、細切りキクラゲ20グラム入れ、素麺を入れて炒め、酒大さじ1. うまかつお大さじ2 塩少々入れ炒め合わせ、皿に盛って、大葉の細切り乗せて完成だあ。
ずるる。うん、うまかつおの旨味とニンニクの香りであとを引く。
たまらんよ。食べてみんさい。
「うまかつお」はもちろんご飯との相性がいいので、おにぎりの具にするのもよし、炊き込みご飯も楽しいぞ。
炊き込みご飯なら、ネギやニンジンなどの野菜と一緒に炊き、仕上げにバターを乗せてみてもいい。
さあお次はもう一つ鰹系を試してみよう
宗田節フレークである。
宗田節を少しだけ甘く味付けし、生姜の風味をつけてフレーク状にした、ご飯のお供である。
そのまま食べてみると、旨味が濃く、噛むほどに旨味が滲み出てくる。
もちろん旨味調味料は入っていない。
素のままご飯にふりかけてもいいし、お茶漬けにしてもいいだろう。
だが一捻り。刻んだネギとゴマを混ぜてみた。
うん、ネギの香気がアクセントなって、酒のつまみにもよし、ご飯にかけてもよし。いいぞ。
おにぎりの具ととしても活躍できるけど、食べすぎちゃう危険もあるのでご用心。
さらにツナサラダ的な展開で、サラダに混ぜてみようと思い試してみた。
おお、これはいい。
ドレッシングの油のコクと出会って、野菜類を鼓舞している。
どこかで食べたことあるようで、ない。
個性的なサラダが出来上がった!
まるごと高知の個性的調味料の世界は、また次回へと広がってゆくのだ。